初恋 (角川ホラー文庫 12-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041789070

感想・レビュー・書評

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  • 大石さんとか山田悠介さんとは、また違うようなホラー。この女性の執念に圧倒される。

  • かなり昔に書かれたストーカーもの。
    ホラーというよりはスリラー。

  • 恐怖と臨場感は尋常じゃないんですけど、主人公三宅の自らの首をしめるような行動判断が、読んでいてイライラします。異常な事態に直面したことで冷静な判断ができなくなるのはよくわかりますが、それにしてももっとまともな対応あるでしょ!と思わずにいられません。主人公はできるかぎりの対策を講じるが、なお敵が一枚上手で恐怖から逃れられない、という構図の方がホラーとして好きです。。

  • どうしようもない
    それでもやっぱり
    私たちの生きる世界には変な女がいるもんだ。

  • キチ○イストーカー女の狂気を描いた作品。確かにホラーといえばホラーだな。

  • 一気に読まされた。地味な女性を振ったことのある男性は百倍恐怖して読めるだろう。

  • 怖い…。歪んだ愛を感じました。

  • 恋愛ホラー&吉村達也ホラーの最高傑作! だと思っている一作です。
    ストーカーものなんだけれど、そんな言葉で片付けられない。とにかくヒロイン?の凄まじいまでの執念に唖然。ところどころに悲しみを感じさせるような部分があったりもするのだけれど、そんなものも吹っ飛んじゃうほど。主人公の男性は実に気の毒。ていうかこれ、男性が読めばもうめちゃめちゃに怖いと思う。特に家庭円満な既婚者は。
    そしてやっぱり、特筆すべきはラスト。彼女が選んだ「初恋の成就」はあまりにも……うーん、言い表せない。

  • 怖いです。
    女の執念というか何と言うか…
    オカルト系のホラーではないけど、夜に呼んだのは失敗でした(笑)

  • 吉村氏の書く小説は人間が生み出す怖さみたいなものがある。魑魅魍魎とは違う、誰でも何処でもありそうな…

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著者プロフィール

東京生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送ディレクター、編成プロデューサー、 扶桑社書籍編集長を経て1990年より専業作家。
1986年扶桑社在籍中に執筆した『Kの悲劇』でデビュー。2009年10月発売の『蛍坂』が200冊目の著作。
2011年9月ライフワークの『魔界百物語』がスタート。100本の書き下ろしミステリーに挑む。

「2012年 『幻影城の奇術師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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