トリック狂殺人事件 (角川文庫)

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本棚登録 : 66
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041789094

感想・レビュー・書評

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  •  雪の山荘に閉じ込められるという、ミステリの王道シチュエーション。
     でも、その閉じ込められ方が。
     雪の密室なんだけど、その閉じ込められ方がトリッキーすぎる。
     そして、そこに集められた7人が、トリック卿によって順に殺されていくという。
     しかも、36時間以内に3人殺すから、その殺し方とか、犯人の脱出方法とかを解け、て。

     こういうトリックとか、わざわざ殺したい人を集めて殺人を犯す設定とか、マンガ的な感じはするけどね。
     でも、文章の書き方の問題かもしれないけど、小説のほうがシリアスで重苦しい感じがする。

     てかこれ、実際にこんな目に遭って、たとえ生き残ったとしても、トラウマ大きすぎて、これから先、普通に生活していけないよな…。
     刑事とはいえ、烏丸さん、すごいよ、ホント。

  • 推理小説としてはオーソドックスなクローズドサークルものです。犯人に意外性はないですし、トリックも驚くようなものはなく平凡でした。何かサプライズが欲しかったです。
    しかし、トリック卿による「推理ゲーム」が物語のアクセントになっており、最後まで飽きることなく楽しめました。装飾の仕方が上手い作家だなと思いました。

  • トリックも平凡、取り立てて文章が上手いわけでもない。

    大体の人は序盤で大体誰が犯人か分かってしまいそう。
    登場人物にも魅力がなく、退屈だった。

  • 吉村さんの作品は、会話がユニークですね。登場人物の会話文を読んでいるだけで、それぞれのキャラクターの顔や姿が眼に浮かんでくるようです

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著者プロフィール

1952年生まれ。一橋大学商学部卒業。ニッポン放送ディレクター、扶桑社編集長を経て、1986年『Kの悲劇』でデビュー。1990年専業作家に。本書に登場する朝比奈耕作をはじめ、志垣警部&和久井刑事コンビ、氷室想介、烏丸ひろみの各推理シリーズ、ホラー作品、さらには英語学習の著書から舞台脚本など、多彩で個性的な執筆活動を展開。225冊の著作を遺し、2012年5月14日、逝去。闘病生活を自ら綴ったノンフィクションエッセイ『ヒマラヤの風にのって』が逝去後の7月に刊行。13年には書籍未収録作品を収めた『13の幻視鏡』が刊行された。

「2021年 『文庫 血洗島の惨劇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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