先生 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.28
  • (9)
  • (12)
  • (51)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 173
感想 : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041789124

作品紹介・あらすじ

雪のように白い肌と鋭い目、びっしり生やした髭面-それが総美学園中等部三年A組の担任として赴任してきた北薗雪夫先生だった。だがその先生には、五人の中学生を次々と殺した驚愕の過去があった。幼い頃、色の白さから女の子のようだとからかわれて対人恐怖症に陥った雪夫は、子供しか相手にできない。だから先生になったのに、生徒たちからもバカにされ、歪んだ愛と沸謄する怒りは異常な形で爆発した。その最新の標的は羽鳥真美子、十五歳…。書下し。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ぼくをいじめないでと懇願する幼児の頃のままのような中身の一方で簡単に次々と人殺しをする、雪のように白い女の子のような肌を髭で覆った、相手が子供ならばと考え中学教師になった雪夫の、マザコンで不意に幼児のような振る舞いを繰り出し一人芝居まではじめる異様さがナチュラルで引き込まれる。サクサクと読み進めた。

  • 近隣で中学生が殺害される事件が頻発するなか、とある中学校に新しく赴任してきた男性教諭。
    白い肌、鋭い目線、頬までをびっしりと覆う髭。髭がなければ美しいとも言える顔立ちだが…?

    再読。気持ち悪く恐ろしい先生が印象的。
    生徒のカリスマになりたいと願っていたはず。行き当たりばったりの展開に滑稽さすら感じる。

  • 吉村達也、ホラーで有名な人?先生がテーマ?面白そうだしミステリーだし、と気軽に読んでみた本。人間の狂気がテーマ。最後はあっけなく終わり、消化不良という感じ。世にも奇妙な物語に出てきそうなストーリー。

  • 暇つぶしにはちょうどいい。でも、内容はどこか稚拙。

  • 続きはもっと怖いことになりそう。

  • 先生と生徒の目線で書かれているホラー作品。
    信頼し合っている先生がわけのわからない行動をとっていくので、それがとてもリアル感あふれていたので少し先生が怖くなる作品である。夏に読みたくなる作品の一つである。

  • 13歳の頃に読んで衝撃を受けたホラー小説。透き通るように肌の白い教師、雪夫がある日学校に転任してきた。そしてだんだんと、彼の異常性が明らかになっていく――。「そこにオレンジがあるのが、綺麗なんです」

  • 学生時代に出合った本。タイトルに惹かれて購入ました。
    結構なページ数はありますが
    読みやすさに、すぐ読破してしまいました。
     内容はホラーですが、やっぱり一番怖いのは人間の心理です。

  • きもちわるくて好きでした
    ホラーだけど人間の怖さです

  • 中学生の頃読んでた。怖かった。あの頃は面白いと思っていたけど振り返るとありがちな話。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1952年生まれ。一橋大学商学部卒業。ニッポン放送ディレクター、扶桑社編集長を経て、1986年『Kの悲劇』でデビュー。1990年専業作家に。本書に登場する朝比奈耕作をはじめ、志垣警部&和久井刑事コンビ、氷室想介、烏丸ひろみの各推理シリーズ、ホラー作品、さらには英語学習の著書から舞台脚本など、多彩で個性的な執筆活動を展開。225冊の著作を遺し、2012年5月14日、逝去。闘病生活を自ら綴ったノンフィクションエッセイ『ヒマラヤの風にのって』が逝去後の7月に刊行。13年には書籍未収録作品を収めた『13の幻視鏡』が刊行された。

「2021年 『文庫 血洗島の惨劇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉村達也の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ツイートする
×