哀しき檸檬色の密室 (角川文庫)

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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041789155

作品紹介・あらすじ

そこは赤と黄色の密室だった。上司のセクハラを訴えるために実名で記者会見をしたOL幸田美代子が、1DKのマンションで殺された。後頭部をブロンズ像で殴られたうえ、包丁で喉をかき切られたのだ。鮮血で赤く染まった室内にはなぜか百個のレモン。おまけに現場は、内側から完全にロックされていた。洋室の窓ガラスは割られていたが、そこから犯人が侵入するのは可能でも、出た形跡がない。奇妙な密室の謎に挑む捜査一課烏丸ひろみを待ち受ける意外な真相は、巻末の檸檬色ページに。『三色の悲劇』シリーズ第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • そこは赤と黄色の部屋だった!

    衝撃的な呼び込み文。

    前作『薔薇色』の後を引き継ぐ今作。

    しかし、読み進んでいってももやもや感が残る・・・・
    何がどう、とか詳しくは言えないが【汗】。

    主人公のたいした活躍がある訳でもなく、かといって強烈な惨劇が起こる訳でもない。

    そこまで言うと語弊があるかもしれないが・・・

    そして、事件は最終章へと続いていく・・・のか?

  • 読みやすい文章なのは変わらない。あまり後味のよい話ではなく、消化不良に終わった感じでした。3部作ということなので続編も読んでみようと思うのですが…登場人物たちに関しての感想を言うと、警部のひろみへの接し方が気持ち悪く感じた…。この本はセクハラという社会的な問題を取り入れた話になっていますがどうも彼も微妙な線をいっている。「部下」ではなく「一人の女」としての目線と物言いに。
    それから、作者は「可愛い」とか「かっこいい」という言葉なしで人物の魅力を書くのが苦手なんだと思う。24歳の刑事が真相を暴いている最中に「そうじゃなくってー」とか「うん、いいよ」とかの受け答えもちょっと子供じみてる気がする。毎回ひろみが一人でパーっと全部解決していくため(今回除く)フレッドと警部はいらないんじゃ、と思ってしまう。キャラの魅力が感じられないのが残念。ただ「レモンの意味」は勉強になりました。

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著者プロフィール

小説家

「2015年 『白骨温泉殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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