かげろう日記 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 146
感想 : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041789704

感想・レビュー・書評

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  • 無性に最近ホラー小説が読みたくて、ホラーと名のつくモノを手当り次第に読んでいます。

    この小説は何だか名前からして不思議な空気をかもし出してそうだなぁーと思い、手に取りました。

    とにかく猛スピードで読み終えれます。

    やはり幽霊よりも何よりも、人間の奥底にある
    剥き出しの感情の方か怖い。。

    ただ、恋愛が絡んでしまうと
    何だかなぁー…と思ってしまう私です。


    恋愛の裏に失恋あり。
    確かにそうなんでしょうけど、それを言葉にしてしまうのは、何だか無粋な気がしてしまいました…。

    ともあれ、色々な意味でゾクっとする事は出来る小説だと思います。

  • ラストまでの描写や登場人物の異常さが怖くて好きです。
    ラスト(真実)はそこまでびっくりするような大どんでん返しはないし、ちょっと無理矢理な気がすることもあるのですが、続きがきになって一気に読んでしまいます。
    そしてやっぱり…人間の怨念というか、意志みたいなものが一番怖いなぁと、改めて考えさせられる作品です。

  • 結末はちょっとありきたりだったかな。だけどそこに至る部分の怖さは、やっぱりはずれなし。「死に向かって進む日記」ってのはたしかに怖いでしょ。そして「恋愛=異常心理=ホラー」という主張もあいかわらず。……どう考えても、読者を恋愛恐怖症に追い込もうとしてるようにしか思えないんですが、吉村さん。
    ところで、○○○○○○で書かれた日記って、あれは恐怖のツボなのかしら。血文字は分かるんだけどね、○○○○○○って……私は笑いのツボだと思っちゃったわ。

  • 少し強引な展開があったけど、リングっぽい結末で面白かった。

  • 2020/6/14

  • 読めた

    申し訳ないけど、途中で筋が読めるし、オチもひねりがない感じ。残念。

  • 恋人を振った男(輝樹)が、恋人(茜)が殺された後に自宅に届けられた恋人の日記(=かげろう日記)を読む。差出人は不明。そこに書いてあったのは、茜の輝樹への恐ろしい執着だった。怖くなった輝樹は茜の墓参りに訪れるが、そこで茜の声を聞く。日記を読み進めるとそれは茜の死後も書き続けられており、恐怖に駆られる輝樹。
    ミステリーのように、友人が犯人か、本人が二重人格か、新しい恋人が実は茜なのか、なんて思いながら読んでいたが、やはりホラーだった。
    輝樹が死んで終わりかと思っていたら、最後に・・・という、ホラーらしい終わり方だった。

  • 何かの本でオススメされていたので読んでみました。
    中盤まで凄く引き込まれ、というか日記の謎を引っ張りまくり、その謎が解明された時、自分の中であまり「そうきたかー!」感がなかったです。

  • ホラーというか、怪談。死んだはずの元彼女のつけていた日記が届き、死ぬ日を目指して読んでいくと…という話。

    コンセプトはシンプルでよくある話。ただ、いつまでたっても、日記の謎が解き明かされないため、恐いんだか怖くないんだかがよくわからなくなる。

    途中は携帯小説のような軽いノリが続き、当事者以外出てこないのも有り、さらさらと読めるし、引っかかるような表現もないが、少々物足りない。

    さらに、仕組みが明らかとなったところから、なんとも陳腐な流れになってしまったのは残念。もうちょっと人間関係や、背景をややこしくしておいたほうが良かったのではないか。

    また、肝心の日記の引用部分、プロローグなど、思わせぶりで特に大した意味もない引っ張りが、ことごとく失敗しており、そのせいですごく面白くないわけでもない話が、普通に面白くない話に陥っているあたりは、いかがなものかと思う。

  • 息子が学生時代に読んでた本を整理中、ホラー文庫と言うのに興味をひかれ手にとった。久しぶりのホラーだったのでミステリーみたいに謎解きがある、きっと解決されて終わるんだなどと思って読んでたが最後にそうかこれがホラーなんだと納得。読み始めたら一気読みで2時間もかからず読み終えた。あぁ怖かった。でもたまにはホラーも良いかな。

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著者プロフィール

1952年生まれ。一橋大学商学部卒業。ニッポン放送ディレクター、扶桑社編集長を経て、1986年『Kの悲劇』でデビュー。1990年専業作家に。本書に登場する朝比奈耕作をはじめ、志垣警部&和久井刑事コンビ、氷室想介、烏丸ひろみの各推理シリーズ、ホラー作品、さらには英語学習の著書から舞台脚本など、多彩で個性的な執筆活動を展開。225冊の著作を遺し、2012年5月14日、逝去。闘病生活を自ら綴ったノンフィクションエッセイ『ヒマラヤの風にのって』が逝去後の7月に刊行。13年には書籍未収録作品を収めた『13の幻視鏡』が刊行された。

「2021年 『文庫 血洗島の惨劇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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