ボイス (角川ホラー文庫 12-12)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 201
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041789742

感想・レビュー・書評

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  • ナイトメアみたいにただ怖いだけの小説ではなかった。
    予想外のラストにもビックリ‼️

  • 下四桁が「6644」の携帯電話番号。それは呪われた番号だった。正義感の強い記者ジヴォン。彼女は、援助交際の記事を書く過程で、夜毎にかかる脅迫の電話に悩まされていた。やがて耐え兼ね、電話番号を変更する。それが全ての始まりだとも知らずに。 高校の頃に読んだ本を再読。あのときは携帯を介してやってくる怪異震え上がって読んだものたが、今読むとホラー展開より出てくる登場人物に恐怖を覚える。恐怖というよりドン引きした。多少同情したり共感できる部分もあったがどいつもこいつも身勝手すぎるだろ!と思う事の方が多いかも。

  • うーん。小説としては微妙!

  • 再読。携帯の怖い話ってのは覚えてたけど内容をほぼ忘れてた。そこまで怖くはなかったかな―。壁から死体が突き出してるっていうシーンも、どうしてもそういうアトラクションとして想像してしまうし。それでもラストは「めでたしめでたし」って終わると上がったところで落とされたのでゾクッとしました。

  • 怖い感じはする。
    やはり映画ありきの小説という感じ。
    舞台が韓国というのも、馴染み薄い。
    でも、終盤の展開は面白い。

  • 原作でもノベライズでもない、映画「ボイス」の「小説版」といったところ。結末は意図的に変えてあるらしいしね。似て非なるものということか。小説ならではの細かく描きこまれたバックグラウンドが、さらなる恐怖を感じさせるのはさすが。
    「……リ○グ?」と思ったのは絶対私だけではないはず(笑)。呪われた番号、付きまとう死、呪いの元凶、といったモチーフは完全王道ホラー。だけど深いところに「不妊」だの「夫婦の絆」といったテーマが見え隠れしていて、単なる「怖い話」だけで終わっていない。結末のミステリ的ひねりもまあまあ。ラストのオチもけっこう好きだな。

  • 韓国の、同名映画の小説版。(と言ってもノベライズ版ではないとのこと)
    雑誌記者のジウォンは、親友のホジョンに卵子を提供する。ホジョンと夫のチャンフンの子供として生まれてきたのが、ヨンジュ。援助交際を追いかけるジウォンが、新しい携帯電話番号を手にして、怪奇現象が起こる。
    「完璧を求める女」の心理と、行動がキーとなる。最後、幸せが訪れたかなーと思うところに、逆転が待っている。。。韓国の名前だから最初はピンとこなかったけれど、おもしろく読めた。

  • こんなもんよく買ったなぁ笑

  • 韓国のホラー映画の小説版らしいです。
    内容は、先が読めた。。。
    これ映像だったら怖かったんだろなぁ〜
    でもラストは、ちょっとゾーっとしました

  • ・韓国が舞台
    ・浮気
    ・文の書き方が苦手
    ・あ、そう

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著者プロフィール

東京生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送ディレクター、編成プロデューサー、 扶桑社書籍編集長を経て1990年より専業作家。
1986年扶桑社在籍中に執筆した『Kの悲劇』でデビュー。2009年10月発売の『蛍坂』が200冊目の著作。
2011年9月ライフワークの『魔界百物語』がスタート。100本の書き下ろしミステリーに挑む。

「2012年 『幻影城の奇術師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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