- 角川書店 (2003年9月10日発売)
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感想 : 18件
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Amazon.co.jp ・本 (434ページ) / ISBN・EAN: 9784041789759
作品紹介・あらすじ
女子高生が、マッチ棒でまぶたをこじ開けたまま自殺した。彼女はなぜ、目を閉じられなかったのか。日本中で奇妙な事件が続出し、渋谷の映画館では347人が失踪。特命調査班「チームクワトロ」が謎を追うが。
みんなの感想まとめ
人間の本質に迫る複雑なストーリーが展開される作品は、女子高生の自殺をきっかけに、奇妙な事件が続出する中で特命調査班「チームクワトロ」が謎を追うという内容です。思わせぶりな表現が巧みに用いられ、ページを...
感想・レビュー・書評
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謎解きチームと犯人側が接触しないのが新しいなと思いました。つぅか事件解決にもほとんど関与してないよね…読者に解説するためだけに存在しているようだ。
思わせぶりな表現が多用されていて、どんどんページを繰ってしまうので、それなりに厚みがあるのに2時間弱で読めました。その思わせぶりったら、「女子から見たらバレバレなのに、男子には可愛く見えて評判のいい『人工天然』の女の子」レベルです(笑)どうでしょう伝わりましたか?
このひとの本は、ホラーよりもサイエンスよりで、肝心なところが怖くないなあという印象です。これも後半の色の三原色云々は読み飛ばしてしまった。要はアレだろ、目をつぶったらダメなんだろ?(笑)
お姉さんの出てくる部分は大抵怖かったので、まぁそれでいいです。あと結末が切ない。
逆ネズミ算の理論とやらがいまいち怖くないのは、私が文系だからでしょうか…?真の残虐さをイメージしきる想像力がないからかなぁ?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表題の超常現象は生煮えだし、かといってサイコホラーとしては弱い。当初全身がむず痒くなった”チームクワトロ”のザ・B級ホラー感は嫌いじゃないけど、コードネーム以外のイロモノ要素なしに400ページもやられるとさすがに胸焼け。
他作品でも感じたけど、吉村先生って自分のプロットに惚れ込みすぎるところがあるというか、せっかく着想が面白くても自作品解説みたいな文章を延々と続けて台無しにしてしまう悪癖がある気がする。面白くなりそうな瞬間はあるんだけどな。 -
テンポはよい。
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<きっかけ>前回「iレディ」を読んでなんだかなぁーと思ったものの時がたち、「着信アリ」とか「呪怨」や「ボイス」なんかの和製ホラーがブームになった時に気づいたんですが「ボイス」の著者って「iレディ」書いた人じゃんと思って改めて興味がわいたので買ったのがコレ。
<コメント>「iレディ」の時よりはよくなっている感があるもののそれでもまだなんだかなぁーって感じでしたねぇ。。
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はずれっ!逆ねずみ算式の薀蓄がこじつけっぽくて、それがないほうが、上手くまとまってたと思う。人間の本質として「残虐性」を取り上げ、それに翻弄される兄弟という構成はおもしろかったが、タイトルの「トンネル」の必要性がわからなかった。つまり、行方不明になったわりに、恐怖の表現がいまいちだし、超常現象的な恐怖はわかりづらい。
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長編でストーリーも単純なオカルトではなく人間の本質に向き合う複雑な話。
しかしながら次の展開が気になってズルズルと読み続けてしまうので割とあっさり読み終わった。
十分満足できる作品ですが、もう少しクワトロのメンバーが活躍するシーンとかトンネルの先にオカルト要素が欲しかったか。 -
400ページを超えるホラー小説だが、あっという間に読んでしまった。何というこの家族の悲劇!
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吉村達也さんの本は人間性の怖さが多いのですが。
このトンネルは、最初の方はすごくホラーチックで引き込まれ
一気に読んでしまいました。
けど、後半からはなんかイマイチに・・・。 -
吉村さんといえば、「人間の怖さ」を描くのが巧い作家さん、というイメージ。なので超常現象モノよりも、人間を描いたサイコホラーの方が良い、と思うのだけれど。今回の作品は遺伝子ホラー? 事件を捜査するのは超能力者だし、ちょっと意外な内容。だけどある意味これは、「人間の怖さ」を極限まで描ききった作品とも言えるかもしれないなあ。「逆ねずみ算」をぜひともイメージしてみるべし。
テーマの本質部分は面白かったのだけれど、「恐怖」の点では私の嗜好にあわなかったかな。それほど怖く感じなかった。だけど「ヤマネ処刑法」は……これはちょっときたかも(笑)。 -
ハラハラドキドキ感。深い。
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優しく物静かだった姉、猟奇的な殺人を犯してしまう姉。あまりのギャップに、恐ろしくて身震いしてしまう。次々と起きる、奇怪な事件の背後にはいったい何が?スピード感溢れる展開に、思わず引き込まれてしまう事、まちがいありません。
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内容(「BOOK」データベースより)
―瞳を閉じてはいけない。女子高生がマッチ棒を目にはめ、瞳をこじ開けたまま自殺。新幹線では会社員が吠え、ジェットコースターから男が飛び出し、高速のトンネルでは大惨事発生!日本中で奇妙な事件が巻き起こる中、渋谷の映画館で374人が突然姿を消した。政府から依頼を受けた特命調査チームが見いだしたのは、科学の常識を根底からくつがえす特異な現象!吉村達也が描く恐怖の無限トンネルから、あなたは無事に抜け出せるだろうか。 -
超怖い!!!
想像しながら読んでしまいます。
人に貸すたびに、
「怖すぎて一気に読んでしまった」
といわれ超スピードで返ってくる(笑) -
これもオチがどうかと思うな。でも途中はマジで怖い。
著者プロフィール
吉村達也の作品
