憑依‐HYOU・I (角川ホラー文庫)

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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041789865

感想・レビュー・書評

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  • 超妄想癖のある男が巻き起こすホラー。
    事実を知っても息子を止めることができなかった両親が残念。

  • かなり怖い話。これって「初恋」逆バージョンって感じだなあ。やっぱり恋愛感情は恐ろしいというお話ですよ。そのなかでも一二を争うほど「嫌な人物」ですねこいつは。「初恋」にはまだほろりと来る部分もあったけれど、それもないし。ただ、ここまで極端でなくっても、これに近い考え方をするような人っているんじゃないですかね……。
    「不幸な人間は、幸せの最後をいつまでも覚えている」は名言。だからといって自分勝手にそれを押し付けるな、って気もしますけど(笑)。

  • 肝になる謎の部分が微妙。最初の設定間違ったか?入口は面白いので残念。

  • ありえないコトはない。
    人の想いは時に怖い。
    暴走すれば、誰も止められない。

  • ……ハ?
    起承がなくて、いきなり転、そして結、的な小説。
    ストーリーとしての伏線らしき潤いもなく、いきなりガツガツ解決説明。
    なんだか「長編のためのたたき台」みたいな文章だった。

    ずい分都合のいい記憶力ですな。
    すっかり忘れたりいきなり思い出したり。

    もっと上手い見せ方があるんじゃないですかね?
    もっとサイコチックになりそうな。

    素朴な疑問。
    あの「視える」友人、冒頭のハワイの時、主人公を見ても一切何も視えなかったんですかね……?

  • まず、タイトルからして怖い。。
    ま、出版元が ホラー文庫 だから当然か。。
    で、寝る前に読んでたんだけど、、電気消して寝れない。。
    何が取り憑いたのか。。
    結局、、生霊なんだけど、、それを生み出してしまった感情。。
    実際にありそうだから、余計怖い。。
    で、読み終えて、、本当に怖いのは生きている人間。。
    その怖さだと思った。。
    人間が持つ裏と表、本音と建前、わがまま、自己中。。。
    そんなものが生み出した恐怖。 自分と関わる人達も、自分の人生も思い通りにならない。
    そんな当たり前の事がわからないとこうなるんだなと。。

  • 途中、巨大な蛾の大群とか出てくる場面があって鳥肌たった…。「そういうオチかぃ!」って感じだったかなぁ。女としてはこうやって愛されたら怖いな、っていう。ちょっとした恐怖も感じた。やっぱり怖いのは幽霊よりも人間だと思ったw

  • 女性と一部の男性には非常に怖い話だと思う。この話の中にまともに話した事のナイ女性に、自身の理想の女性像を勝手に重ね押し付ける男性が出てきますが、そういう奴は意外と多いんじゃないかと思った。<BR>
    お気を付けください。

  • 「私には、手足胴体をバラバラにされた女の子の霊が憑いているの」
    岡本龍一は、夜の六本木で知り合ったばかりの月舘未知子から、
    信じ難い話を聞かされた。
    そして目の前で実際に起きる憑依現象!
    死者が取り憑いた彼女から「私を殺したのは、あなたのお父さん」と
    告げられ、驚愕した龍一は父の正晴を問いつめた。
    すると、意外にも父は二人の女性の惨殺を泣きながら白状!
    理由は語らぬまま、次の標的は未知子で、
    その運命はもう変えることができない、と語った!  <書き下ろし>


    うーん、ある意味、新鮮で面白かった。
    過去、読んできたホラー作品は、
    殺人者や殺人鬼、猟奇殺人のようなものばかりだったので
    「霊」が操るホラーは新鮮だった。

    この作品のネックは「生霊」。
    「生霊」は死者の霊が取り憑くことより、更に恐ろしいのだそうだ。

    ホントに怖かった。
    狂人的で精神異常者のような犯罪は、理解できない世界。
    よって、避けることも、逃げることもできない、怖さ。
    異常なまでの執着に、ゾーっとしっ放し。
    「生霊」の圧倒的な力には、生身の人間は敵わないのね。

    吉村氏の描く世界には、何気にリアルさがある。
    「霊」の存在は否定しないが、霊感もなにもない私には、
    もしかしたら、どこかで起こりうることなのかもしれない…
    と、そんな気にさせられた。
    実際、霊感がないことに、そっと胸を撫で下ろしたほど。

    作品には、かなり好き嫌いがあるかも知れないが、
    本書だけに言えることではないので。
    「生霊」による、異常な思考の恐怖を体験したい方には、オススメです。

  • いろいろと、考えめぐらされた挙句、殺人の真相はこうだったのか!あまりにも、急展開で、真実が明かされてゆくのだが、力が抜けてしまったというか、あきれてしまったという方がいいのだろうか。少し、がっかりもした。勘違いしている人ほど恐ろしい者はいないと思った。

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著者プロフィール

小説家

「2015年 『白骨温泉殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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