ボクサー (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 71
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041789896

感想・レビュー・書評

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  • 最近発見した作家さん探訪

     うん。なかなかおもしろかった。このスピード感いいな。いきなりボクサーが女性化する。さらに、どんどん老化が進む。どうオチるのか?

     ラストの復讐劇は少し安易な感じもあるが、なかなかに劇的なものだ。ほかも読もうっと!

  • 身体の変化は恐怖と不安だ。
    鼓動する、
    血液が流れる、
    消化している身体を感じるコトは出来てもどうするコトも出来ない。
    筋肉が、
    細胞が、
    そう細胞の奴隷でしかない。

    ホラーシリーズの吉村作品としては珍しく
    誰かを殺したり恨んだりしません。
    最終的にめちゃくちゃイイ話で。

    ボクシングって、そうかもしれない。
    いや、ボクシングだけじゃなくて、ナニカに夢中にナルって、
    欠けてるんだろうなぁ。

    昨今過去は関係ない、今と未来を見なきゃダメと、
    自分を愛さなきゃダメと、
    生きてく為にはそこを強調するけどやはり、
    過去は拭いきれないし、
    だからこそ今があるんだと認めるのも大事だと思う。それは
    他人に対しても過去があり今があるのをわかるコト。
    そしてこれからがあるというコト。

  • ホラーと知らずに読んでもうた。
    とっぴ過ぎて、感情移入できなんだ。

  • 実際にあるのだろうか。。
    ラストの復讐方法は、かなりすき。
    自分が殺すより殺人者として生きさせる。
    苦しめ!と言う気持ちがよく描かれていると思った。
    理想的な結末だと思った。

    吉村氏はやっぱりホラーがいちばんいいかも~

  • 東京、青森などを舞台とした作品です。

  • 一気に読み終わりました。
    主人公の最後の復讐は予想が付いてしまったのが残念・・・。

  • 主人公の哲は、体が女性化してしまう病気にかかる。男性も、男性ホルモンから女性ホルモンが作られて、余分なホルモンは肝臓で分解されるんだって。哲は辛い人生を送っていて、親って重要だなぁと感じた。「復讐」をして、最後はすっきりする結末。

  • 向かうところ敵なしのボクシングチャンピオンが、ホルモンの異常により、徐々に女性化していく話。
    最初はボクシングの話が面白かっただけなんだけど、後半のあまりにも悲惨で壮絶な人生に引き込まれ、一気に読んでしまいました。

  • 大阪出身の性豪チャンピオンが奇病に罹り、リングの上で母乳を垂れ流すというシュールギャグ。
    男らしさを追求してきた主人公が女体化することで苛む苦悩とか、そんなんはとにかくおいといて、角川ホラーのギャグセンはマジあなどれんです。

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著者プロフィール

1952年生まれ。一橋大学商学部卒業。ニッポン放送ディレクター、扶桑社編集長を経て、1986年『Kの悲劇』でデビュー。1990年専業作家に。本書に登場する朝比奈耕作をはじめ、志垣警部&和久井刑事コンビ、氷室想介、烏丸ひろみの各推理シリーズ、ホラー作品、さらには英語学習の著書から舞台脚本など、多彩で個性的な執筆活動を展開。225冊の著作を遺し、2012年5月14日、逝去。闘病生活を自ら綴ったノンフィクションエッセイ『ヒマラヤの風にのって』が逝去後の7月に刊行。13年には書籍未収録作品を収めた『13の幻視鏡』が刊行された。

「2021年 『文庫 血洗島の惨劇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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