赤ずきん (角川ホラー文庫)

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  • 角川書店 (2010年5月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784041789902

作品紹介・あらすじ

大学生の夕紀は、駅ビルの掲示板で家庭教師募集の黄色い紙を見つける。それが恐怖の始まりだった。次々と奇妙な出来事に遭遇するようになった夕紀が見た、血まみれの「赤ずきん」。そしてその横に立つのは……。

みんなの感想まとめ

恐怖と謎が交錯する物語が展開され、女子大生の夕紀が家庭教師のバイトを引き受けたことで、思わぬ恐怖の世界に巻き込まれます。駅ビルでの奇妙な出来事や、赤ずきんを被った少女の存在が彼女の精神を揺さぶり、物語...

感想・レビュー・書評

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  • 怖いはずの場面で笑いが出てしまうのはこの人のホラーの特徴のひとつなのだろうか。作中でも引き合いに出されていたB級ホラー映画に良い意味でも悪い意味でも似ている。幸せの絶頂に呪い殺されるって、荒木飛呂彦先生の短編にもあったなぁとか。バッドエンドは好きだが、脈絡がなさすぎて呆然としてしまった。何で主人公のことをそんなにも恨んでるの??恨むべき相手が違うような…

  • 救いがない....。

    みどりちゃんの人生はとても辛く悲しいものだった。自分を傷付けた人間に復讐をするのは分かる、分かるけど...原因を作ったのは両親。
    それ以外にその憎しみをぶつけてしまうのは八つ当たり感が凄い。

    声の主は誰だったのか?母親?お祖母ちゃん?みどりちゃん?心や行動を操ったり、赤ん坊に転生させたりと凄いことやってのけてるけど。

    呪いの被害者かと思われた人達はみどりちゃんにとって加害者で、真実を知った人はもうこの世にいない。誰も真実を知らないまま、復讐だけが続く。

    最後の星は夕紀でもあり姉でもあり姪でもあるのかな。

    結局姉は浮気をしていたのか、浮気していないけど声の主が赤ん坊の遺伝子すらいじったのか。
    夕紀が姉に伝えることができれば、悲劇は回避できそうだけど記憶を簡単に操作できる相手だからギリギリまで記憶消しそうな気がする。

    シャーッて威嚇するだけの子が、自分に何が起こったのか、相手をどう死なせたのかで流暢に喋りだして説明のようになったのちょっと笑ってしまった。
    めっちゃ喋るじゃん。

    お祖母ちゃんも恨む相手を間違えてるんだよなぁ...恨むなら自分の子供を恨めと思ってしまった

  • なんか、なんでそんなに主人公恨まれてるのか分からなかった。
    ドキドキで読み進めたし、面白かったけど、はてなは残る作品。

  •  作者にとって後期の作品だが、終盤で往年のキレが帰って来た感があり、ここは意外な誤算だった。だが、前半から中盤にかけては、幻覚・妄想のラッシュでいつまでも話が前に進んでくれないため、読むのが大変だった。
     それにしても、怪異が超常現象的なのはともかく、「子宮にいた時に体外の景色を見て記憶している」だの「自分の意志で心臓を止めた」だの、特に怪奇現象ではないところで当前のように変なことが起きるせいでだんだん頭が麻痺してくる。

  • ホラーで良くある復讐劇の話だった。終わり方は素晴らしいけど、所々、突っ込みたくなるような場面があったので残念。特に黄金の回路の場面はギャグとして秀逸…

  • ■ 1510.
    〈読破期間〉
    2015/1/24~2015/1/25

  • タイトルが気になり購入。
    …しかしなんじゃこりやと言いたくなる。
    主人公に対しての理不尽な恐怖はともかく姉からの情報開示までがじれったくて長い。その後の視点の先輩とかいるのだろうか。主人公の妄想ではなく現実であることを証明するためだけにしてもあの不快な二人の存在は必要だろうか。
    一番よく分からないのは主人公が姉から記憶を語ると思いきやまさかのテレパシー…
    は?と思うレベルで浸食されるべき日常が吹っ飛んだ。同じことを赤ずきんが出来るのはともかくありがちな双子でもない姉妹が出来る謎。
    殺された人に法則性があるのは分かったが何故先輩が対象に入ってないんだろう(主人公家族が加害者だからいいのか?)と考えてみたりと考察できる余地があって面白くはあった。

  • 吉村達也先生と言えば、
    「ホラー小説界の赤川次郎!!」
    ってくらいホラー小説を書いております
    (一般小説も沢山書いてます。ちなみに、赤川次郎先生もホラー書いてますよ)

    吉村先生のホラーと言えば、
    面白い物は面白い(当然ですね)し、
    たとえあんまり面白く無い小説だとしても、知識、教養といったお土産を読者にくれます。
    大体、最後に参考文献が載ってます。

    だが、ですが、今回は!!
    あんま面白く無い
    しかも!!!
    特に、お土産も無い
    Oh~That's too BAD!!

    簡単にあらすじでも書きましょう、
    以下あらすじ

    女子大生の夕紀は、ある日突然頭の中に響く声を聞く。それはひとりの女の子の家庭教師をしろという命令。訪れた一軒家には赤ずきんが待っていた!そして夕紀に襲いかかる幻影。だが、幻影は忌まわしい過去の惨劇の実像だった。10人が赤ずきんの呪いにかかることを予告され、次々に犠牲者が…。そして復讐の背景にある悲劇が見えたとき、最後のひとりに、驚愕の結末が待ち受けていた。

    あらすじ終了

    あらすじだけ見ると、期待出来そうですけど、
    全体的に納得出来ない部分が多いです。
    ホラーなので今回の恐怖の象徴である赤ずきんが異能の力を持っているのはよしとしても、
    何で他の人も持ってんの?と
    そして、オチが衝撃的というか、不条理です
    むしろ、可哀想
    個人的にはあんま好きじゃないな

    星5分の★★☆☆☆

    以下ネタバレは下のリンク先にあります
    http://ameblo.jp/zetubositai/entry-11789847801.html

  • 最後の終わり方がすごく嫌でした。

  • 中盤までひたすら退屈。説明がくどい部分が好きになれず。

  • 女子大生の夕紀は姪のベビーシッターを受けたことから、駅ビルに寄りバイトをすでにしているにも関わらず不思議にも家庭教師のバイトを請けることにしてしまう。姪と遊んでいるとき不可思議な光景――昼間に少年が野犬に襲われるのを見たことで、夕紀は自身の精神を疑い始める。家庭教師をする相手は高校一年レベルの学習をしたがっている女の子、だがその姿は家の中でも真っ赤なずきんを被り常軌を逸していた。
    赤ずきんの少女の死に関わった人たちが次々と呪い殺されていきます。どうして夕紀が、という謎は徐々に解決され最後の終わり方もなかなか良かったです。ホラー小説はあまり読まない方ですが、最後まで飽きさせない話でした。

  • 2010-9-11購入
    2010-9-11開始
    2010-9-12読了

  • 久しぶりに本読んだ。10人が赤ずきんの呪いで死んでゆくのだけど、主人公の水沢夕紀がキー。赤ちゃんの時にお姉ちゃんが一日だけ外が見れたっていう、その見れた景色が怖い。もちろん赤ずきんのみどりは可哀想だけど、結末はちょっと理不尽な気がした。

  • 八ヵ月後の謎、最後の1人、なぜそこが対象となったのか?祖母の唐突なかかわり方…。
    幻覚、錯覚と、そういう部分が長すぎたような気がします。

  • 超常心霊ホラー。大筋としては怨念の物語。個人的に大変好みです。
    幸せの絶頂で襲い掛かる「赤ずきんの呪い」。怖い。怖すぎます。ヒロインの見たビジョンも一見ギャグに思えつつ(ロケット花嫁!)、現実としてこんなもの見えたら怖いよね……きっと自分が正気か否か、が一番。
    呪いの根源である「赤ずきん」はたしかに惨くて可哀想。これは呪ってしまうかも。でも直接何かをしたわけでもないあの人たちに呪いが継承されてしまうのはあまりに理不尽だなあ……。この先の物語は、あまり想像したくありません。

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著者プロフィール

東京生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送ディレクター、編成プロデューサー、 扶桑社書籍編集長を経て1990年より専業作家。
1986年扶桑社在籍中に執筆した『Kの悲劇』でデビュー。2009年10月発売の『蛍坂』が200冊目の著作。
2011年9月ライフワークの『魔界百物語』がスタート。100本の書き下ろしミステリーに挑む。

「2012年 『幻影城の奇術師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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