- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041789902
作品紹介・あらすじ
女子大生の夕紀は、ある日突然頭の中に響く声を聞いた。それはひとりの女の子の家庭教師をしろという命令。訪れた一軒家には常軌を逸した姿の赤ずきんが待っていた!そして夕紀に襲いかかる数々の幻影。だが、それらは忌まわしい過去の惨劇の実像だった。10人が赤ずきんの呪いにかかることが予告され、次々に犠牲者が…。そして復讐の背景にある悲劇が見えたとき、最後のひとりに、驚愕の結末が待ち受けていた。
感想・レビュー・書評
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怖いはずの場面で笑いが出てしまうのはこの人のホラーの特徴のひとつなのだろうか。作中でも引き合いに出されていたB級ホラー映画に良い意味でも悪い意味でも似ている。幸せの絶頂に呪い殺されるって、荒木飛呂彦先生の短編にもあったなぁとか。バッドエンドは好きだが、脈絡がなさすぎて呆然としてしまった。何で主人公のことをそんなにも恨んでるの??恨むべき相手が違うような…
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ホラーで良くある復讐劇の話だった。終わり方は素晴らしいけど、所々、突っ込みたくなるような場面があったので残念。特に黄金の回路の場面はギャグとして秀逸…
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■ 1510.
〈読破期間〉
2015/1/24~2015/1/25 -
タイトルが気になり購入。
…しかしなんじゃこりやと言いたくなる。
主人公に対しての理不尽な恐怖はともかく姉からの情報開示までがじれったくて長い。その後の視点の先輩とかいるのだろうか。主人公の妄想ではなく現実であることを証明するためだけにしてもあの不快な二人の存在は必要だろうか。
一番よく分からないのは主人公が姉から記憶を語ると思いきやまさかのテレパシー…
は?と思うレベルで浸食されるべき日常が吹っ飛んだ。同じことを赤ずきんが出来るのはともかくありがちな双子でもない姉妹が出来る謎。
殺された人に法則性があるのは分かったが何故先輩が対象に入ってないんだろう(主人公家族が加害者だからいいのか?)と考えてみたりと考察できる余地があって面白くはあった。 -
吉村達也先生と言えば、
「ホラー小説界の赤川次郎!!」
ってくらいホラー小説を書いております
(一般小説も沢山書いてます。ちなみに、赤川次郎先生もホラー書いてますよ)
吉村先生のホラーと言えば、
面白い物は面白い(当然ですね)し、
たとえあんまり面白く無い小説だとしても、知識、教養といったお土産を読者にくれます。
大体、最後に参考文献が載ってます。
だが、ですが、今回は!!
あんま面白く無い
しかも!!!
特に、お土産も無い
Oh~That's too BAD!!
簡単にあらすじでも書きましょう、
以下あらすじ
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女子大生の夕紀は、ある日突然頭の中に響く声を聞く。それはひとりの女の子の家庭教師をしろという命令。訪れた一軒家には赤ずきんが待っていた!そして夕紀に襲いかかる幻影。だが、幻影は忌まわしい過去の惨劇の実像だった。10人が赤ずきんの呪いにかかることを予告され、次々に犠牲者が…。そして復讐の背景にある悲劇が見えたとき、最後のひとりに、驚愕の結末が待ち受けていた。
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あらすじ終了
あらすじだけ見ると、期待出来そうですけど、
全体的に納得出来ない部分が多いです。
ホラーなので今回の恐怖の象徴である赤ずきんが異能の力を持っているのはよしとしても、
何で他の人も持ってんの?と
そして、オチが衝撃的というか、不条理です
むしろ、可哀想
個人的にはあんま好きじゃないな
星5分の★★☆☆☆
以下ネタバレは下のリンク先にあります
「http://ameblo.jp/zetubositai/entry-11789847801.html」 -
最後の終わり方がすごく嫌でした。
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中盤までひたすら退屈。説明がくどい部分が好きになれず。
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女子大生の夕紀は姪のベビーシッターを受けたことから、駅ビルに寄りバイトをすでにしているにも関わらず不思議にも家庭教師のバイトを請けることにしてしまう。姪と遊んでいるとき不可思議な光景――昼間に少年が野犬に襲われるのを見たことで、夕紀は自身の精神を疑い始める。家庭教師をする相手は高校一年レベルの学習をしたがっている女の子、だがその姿は家の中でも真っ赤なずきんを被り常軌を逸していた。
赤ずきんの少女の死に関わった人たちが次々と呪い殺されていきます。どうして夕紀が、という謎は徐々に解決され最後の終わり方もなかなか良かったです。ホラー小説はあまり読まない方ですが、最後まで飽きさせない話でした。 -
2010-9-11購入
2010-9-11開始
2010-9-12読了 -
久しぶりに本読んだ。10人が赤ずきんの呪いで死んでゆくのだけど、主人公の水沢夕紀がキー。赤ちゃんの時にお姉ちゃんが一日だけ外が見れたっていう、その見れた景色が怖い。もちろん赤ずきんのみどりは可哀想だけど、結末はちょっと理不尽な気がした。