パイナツプリン (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.10
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本棚登録 : 808
感想 : 55
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041800027

感想・レビュー・書評

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  • はじめて読んだよしもとばなな最初のエッセイ。
    その後のエッセイも何冊か読んだけど、やっぱりこれが一番。

    その当時(80年代後半?)の空気やエネルギーも伝わってくる感じ。ブルーハーツやnokkoとかね。

    彼女の小説からも感じられるモノや人や音楽、食べ物への愛情。
    こんな日常なら絶対退屈しないよ、ってぐらいの一風変わった関係者たち。
    (彼女の出身校=日芸に憧れたなぁ…)
    幸せについて「卵持って帰りおばさん」のようなスタンスがいい、と宣う独特の、でも納得しちゃうあの感性。

    東京に住んでた時、意を決して、この本に書かれていたトップスにひとり乗り込み、緊張しながらカレーを味わったという思い出もあります(^^ゞ

    浅草も美味しいお店ばっかり書いてたもんなぁ…。

    夢中になって何度も読み返した本は、たとえ手元に無くとも、いきいきと蘇ってくるんだなと、このレビューを書いていて気づきました。

    また読みたいな〜。

    • アセロラさん
      〉円軌道の外さん
      コメントありがとうございます♪

      ばななさんのエッセイ、イイですよね。
      おっしゃる通り、ちょっと?変わった人達と大切に日常...
      〉円軌道の外さん
      コメントありがとうございます♪

      ばななさんのエッセイ、イイですよね。
      おっしゃる通り、ちょっと?変わった人達と大切に日常を生きている。

      このパイナツプリン、作家になった理由や、「ばなな」という名前の由来、初期の作品についての裏話なんかも語られていて、ばななさん入門編という感じもします(笑)

      そうそう、人間変でもイイんですよね(^^ゞ
      そんなところをお互い認め合い、思いやれれば素敵だと思います。

      本も音楽も、キモチをタイムスリップさせてくれますね^^
      ばななさんエッセイの再読、ぜひぜひ♪
      2013/01/21
    • まっきーさん
      こんばんは。

      フォローありがとうございます(o^∀^)

      ばななさんの本、好きですがまだこの作品は
      読んだことがないので、読んでみたくなり...
      こんばんは。

      フォローありがとうございます(o^∀^)

      ばななさんの本、好きですがまだこの作品は
      読んだことがないので、読んでみたくなりました♪

      ところでアセロラさん、ラルクファンなんですね。
      私はBUCK-TICK大好きで、ラルクもちょっと聞きますよ。
      Hydeさん、かっこいいですよね♪

      こんな私ですが、どうぞよろしくお願いします(*・▽・*)


      2013/02/06
    • アセロラさん
      〉まっき〜♪さん
      はじめまして。
      コメントとリフォローありがとうございます!
      ご挨拶もなく、すみません(汗)

      ばななさん、お好きでしたか^...
      〉まっき〜♪さん
      はじめまして。
      コメントとリフォローありがとうございます!
      ご挨拶もなく、すみません(汗)

      ばななさん、お好きでしたか^^
      キッチンや哀しい予感の裏話や、好きな漫画や音楽についてもたっぷり語られているので、楽しく読めると思いますよ♪

      はい、ラルクファンです(^^ゞ
      まっき〜♪さんも聴かれるんですね!嬉しいですo(≧∀≦)o
      BUCK-TICKもあんまり曲は知らないんですけども(汗)カッコイイですよね♪
      hydeもカッコイイです(^^ゞ

      こちらこそ、これからもよろしくお願いしますね(^-^)/
      2013/02/07
  • 28年前のエッセイでした。とっても素直に思った事が表現されていて、自分にムリせず生きていけてる感じがうらやましいと思いました。またあとから感想がついてるのも面白い。なんだかんだ、ばななさんのお話、好きですし、楽しくサクサク読めました♫2016/9/12完読

  • 平成元年に刊行された、吉本ばななさん24歳の頃のエッセイ集。
    作家デビューした頃のもので、「キッチン」「哀しい予感」「TUGUMI」の話題も出てくるし、デビュー前にアルバイトしていた浅草の話も出てきたりして、プロの作家さんのエッセイ集なのだけど可愛らしい初々しさがあった。

    好きなもののことは褒めまくるというスタンスで書かれているのが潔い。ユーミン、内田春菊、ホラー映画等。愛を感じる書きっぷり。
    個人的に「スウィートホーム」という昔のホラー映画にトラウマを抱えているので、その映画について詳しく書かれているところは興味深かった。伊丹映画だというのも知らないままトラウマを抱えていた…。吉本さん曰く面白いらしい。でももう一度観たいとは思わない。笑

    大好きな友だちがいるっていいな、と思う箇所もあった。会わない期間が長くても、会ってしまえばその時間も一気に取り戻せてしまうような相手。
    愛すべき変人が周りにたくさんいるって、つくづく素晴らしい。

  • 敬遠していたばななさんのエッセイについに挑戦。
    これを機に、ちょっとずつ読んでいきたい。

  • ばななさんが20代の、作家としてデビューされてまもないころのエッセイ。その時期の等身大の言葉がたくさんちりばめられているところがすごく好き。そして、浅草についても色々書かれていて、読むとすごく行きたくなります。

  • 2018.11.11

    吉本ばななも人間なんだなー


    銀座のtopsというお店行ってみたい
    有楽町でお酒とか飲んじゃう人になりたいなぁ

  • なかなかにエッセイが多く、エッセイという種類のものが苦手なこともあって、吉本さんのエッセイにてを出せないでいた。
    エッセイは、書き手のことばの論理というものが物語以上に出やすい書き方なのだと感じる。書いたひとの触れたもの、みたもの、感じたこと、五感がすべてだ。その間に想像による舞台設定は何ひとつない。生きることそのものがエッセイの舞台となる。極めて徒手空拳の文体だと思う。
    このひとの人間への関心、生きることへの渇望、時間感覚、そうしたものがやっぱり文体として溢れている。たくさんのひとが彼女の中で生きている。そして、そのご縁の力に心から彼女は感謝し慈しんでいる。本当に人間が好きなのだと思う。
    何度も傷つき、起き上がることすら億劫になるそんな時でも、彼女は自分の人生を、生命を乾いたしわしわの布が水を吸い上げるように、きっと潤わせしわを伸ばす。その術を見つけ続けるところに、作家としてのライフワークがあるような気がする。

  • 「キッチン」で鮮烈にデビューしてから、吉本ばななの心に映ったもの。
    恋のこと、死、友情、作家について……。
    日常から、彼女を勇気づけ、揺さぶるものも少なくなかった。触発する人々、愛する地・浅草、銀座……。
    真理を見いだそうと懸命に模索する作家の魂が行く、果てのない旅。
    その出発点ともいえる初のエッセイ集。



    こんなにハイテンションなエッセイは読んだことがありません。
    吉本ばななさんって本当に感情の揺れ幅の大きい人なんだなあ、とつくづく思いました。

    誰にでもそういう時期ってありますよね。
    感受性が強くて、ちょっとしたことで泣いてみたり、怒ってみたり、大笑いしてみたり。
    でも、それって大抵の人の場合、ティーンエイジの頃に卒業しちゃうんですけれど、吉本さんって何歳になってもこんな感じなのかなあ、ってちょっとビックリしました。
    そんなに大騒ぎしながら生きていて疲れないのかよう、と思います(笑)

  • 吉本さんの小説を読むと、この人は自分とは全く違う方向から世界を見ているんだなと思う。エッセイを読んでも同じことを思う。小説の、強い部分だけを凝縮したような。

  • 吉本ばななが好きで好きで、私生活にも影響を受けているという人が読めば面白いのかもしれないが、そうでない私には、暇潰しとしてもちょっと役不足と思うような本でした。
    吉本ばなな初のエッセイ集。小説を書かせるとあんなに面白いのに、エッセイになるとなぜ途端にこのようなことに?と首を捻らずにはいられない、と同時に、あれもこれも巧くできちゃうような完璧な人間などいないのだなぁという世の真理や、不完全な筆者への愛おしさすら感じさせる作品ですね。

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年「キッチン」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。以後、88年「ムーンライト・シャドウ」で泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で山本周五郎賞、95年『アムリタ』で紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞を受賞。海外での評価も高く、イタリアで、93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞「アンダー35」、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞の4賞を受賞。

「2021年 『「違うこと」をしないこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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