白河夜船 (角川文庫)

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レビュー : 125
  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041800072

感想・レビュー・書評

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  • 夢を見ているみたいな話だな、って思った。
    もっというと、非現実的なのか、現実的なのか、よくわからない。
    夢をみているのか、本を読んでいるのか、それすらも。

  • 表題の白川夜船を再読したくて。似た話を集めてあったなと思った。あとは「夜と夜の旅人」「ある体験」。

    開架書架 日本人作家の棚

  • 三つの「夜」のお話。
    どれも哀しさや寂しさのあるお話でしたが、最後はどこか救いがあって、涙が出そうになりました。
    ばななさんのお話は、緩やかな波のような、そよそよと風になびく原っぱのような、優しい流れを感じます。

  • 学生時代に読んでいた本の再読。
    内容を忘れてしまったようで、全く読んだ記憶がなく、読み返しても思い出せず、読み終わった後もすぐ忘れてしまいそうだなと思うような内容だった。

    短編三作とも人の死を扱っているが、自殺や事故といった衝撃的な死に方にも関わらず、周囲の人間に激しい感情の動きが見られずどこか淡々としているため、サラサラと読んでしまった。
    この作品に出てくる生きている人間も、死んでいる人間と同じような空虚さがあり、生をあまり感じられないところに味気なさを感じた。

  • 「白河夜船」「夜と夜の旅人」「ある体験」の3作からなる「夜」の三部作。
    眠りをテーマにした作品はどれもちょっと湿っていて、哀しくてでも穴倉にいるかのようにちょっと落ち着く感じ。
    「夜と夜の旅人」が特に好き。兄にそっくりなサラの息子を見たときの芝美の驚き、だけど兄の忘れ形見を見つけた喜び、それらが想像できて切ないような嬉しいような・・・
    この世のどこかに亡き兄の血を受け継ぐ者がいてくれるのが彼女の救いになりますように。

  • 再読のはずなのに、全然覚えてない…。この本が出たばかりの時だったので仕方ないか。とても優しくて、ライン引いてまた時々読みたいフレーズがたくさん。図書館の本なのでできないけど。

  • 2017年11月19日に紹介されました!

  • 本を読んでいて、切なくなるものは好きです。

  • 裏表紙に記された「夜の三部作」というのはぴったりだなあと思う。思うように体やこころが動かなくて、閉ざされた場所から抜け出せなくなってしまうこともあるけど、徐々に解きほぐされていく。たしかに人は思っているより丈夫だ。そうだといいなと思う。

    特に二作目の『夜と夜の旅人』が好きだった。毬絵は、閉ざされた一年という時間を濃いブルーだと言ったけど、雪明かりで仄かに照らされた濃いブルーの夜はもうすぐ明けていきそうだからほっとした。

  • 2015.4.13読了
    寂しさは寂しさを持つ人に惹かれるのかな。
    3つとも誰かが亡くなって、それによって心に影を落としている、それから少し回復する、その過程を書いてると思う。当人の考え方次第で変わっていく世界、

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著者プロフィール

吉本ばなな(本名:吉本 真秀子 よしもと まほこ、旧筆名:よしもと ばなな)
1964年、東京都生まれの作家。日本大学芸術学部文芸学科卒業。卒業制作の「ムーンライト・シャドウ」が日大芸術学部長賞を受賞。また「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞、デビュー作となる。
1989年『TUGUMI』で山本周五郎賞を受賞。1996年イタリアのフェンディッシメ文学賞(35歳以下部門)、1999年イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門を受賞。2000年『不倫と南米』でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。その他代表作に、映画化された『アルゼンチンババア』などがある。
海外での評価が高く、著作が多くの国で翻訳されてきた。

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