食欲の奴隷 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 37
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041801024

作品紹介・あらすじ

「食べてはいけない、太るのよ!」とつぶやきながらの真夜中の台所。たくあんの音と格闘した、漬物の嫌いな彼との食卓。領収書をもらう男の気持ちを測る、レストランでのデート。いろんなことがあるけれど、やめられない食の快楽、飽くことのない食べ物への好奇心。そう、食べている時にこそ、女の成熟度が現れる。食事にまつわる、この42の事柄が、あなたを大人の女に変える。書下しを含む、42の食卓エッセイ。あなたの食欲の奴隷度をチェック。

感想・レビュー・書評

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  • 暇つぶしに。

  • 食欲の奴隷、自分が今そんな感じなのでタイムリーな本でした。可笑しくて読みながら声を出して笑った。分かるなぁってことがいっぱい。

  • 食とその周辺についてのエッセイ。
    女、東海林さだお、的な読み物。

    余り物のカレーを食べるとき。
    いつものカレー皿を使わずに、普通のお茶碗に入れると
    なおさら美味しく感じる、という箇所。
    日本の立食パーティーが何故カッコ悪いか、については
    割り箸を使うことが間抜けな雰囲気を醸し出してしまう、の
    ような鋭い視点も満載。

    デパートの売り子の仕事がつらくて、あ、登校拒否の子供はこんな
    感じになるんだと実感するところなど、美味い読み物は
    自分の実体験を上手に出してくる。
    やっぱり酒井順子は、文章がウマい。

  • 20年前の所謂Hanako世代辺りをターゲットにしたであろう食にまつわるエッセイ。

    ミシュランみたいなお高いものではなく、庶民的な食べ物や食べ方についての話がメイン。


    今の時代じゃ共感出来るものの方が少ないかもしれないけど、確かにそれ悩むよね、なんて変にツボに入るところが時たまある辺り、今も昔も食に関する悩みは共通なのかもしれない。

  • 食を通じての人間観察、といった趣のエッセイ集。書かれた時代(バブル崩壊前後)を反映しているのか、何を今さら感の箇所が所々に。

  • 食べ物(というより、タイトル通り「食欲」と言った方がしっくりくるか)に関するエッセイ。
    「あるある!」と思えるネタがたくさんあって、面白かった。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。高校在学中から雑誌にコラムを発表。立教大学社会学部観光学科卒業後、広告会社勤務を経て執筆専業となる。2004年『負け犬の遠吠え』で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。『男尊女子』『子の無い人生』『女子と鉄道』『源氏姉妹』『枕草子REMIX』『an・anの嘘』『オリーブの罠』など、現代世相の分析から古典エッセイまで著書多数。

「2018年 『百年の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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