SELDOM-ILLEGAL (角川文庫)

  • 角川書店 (1991年12月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784041812013

感想・レビュー・書評

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  • YMOが「再生」した頃に読みました
    タイトルの説明をするくだりはまだ覚えています
    懐かしい

  • 1988-89年、37歳の時のインタビュー。『ラスト・エンペラー』公開の翌年にあたる。ロスやNYでの活動の話が中心だが、いま読み返すと、学生時代のエピソードも印象的だ。
    中学生の時に知らない女子中学生からラブレターをもらい、母親が代わって、まだ早いと断りの手紙を書いたという。30歳を過ぎて有名になってから、その時の中学生がコンタクトしてきた。彼女はフィンランド語の翻訳家になっていた。(そういえば、稲垣晴美さんのエッセイ集『フィンランド語は猫の言葉』には「坂本君」の話が出てきたような。)
    高校時代には、Sという親友とよくつるみ、一緒に学生運動もした。それから20年、Sは愛媛で政治家の卵になっていた。その応援にいかざるをえなくなるエピソードがおもしろい。(Sはその後内閣官房長官や厚労大臣にもなった。)

  • サカモトである。
    教授である。

    彼の曲が好きだ。私の知っている範囲で。
    押し付けがましくなく、こじつけ感がなく、無理矢理感がない。
    川のように自然に流れる音の連続は、なんとなくモーツァルトのメロディ-ラインにも通じているような気がする。
    人に阿ることなく、純粋に音のつながりを楽しんでいる感じなのだ。
    彼に降りてくる音楽の天使は、他の天使とは格が違う、というのが自分の中での彼のイメージ。
    あくまで、私の知っている範囲の教授のイメージである。

    そんな教授の独り言が聴けるのがこの本である。
    戦メリやラスト・エンペラー、ブラック・レインから生い立ち、精神科医との対談、バイト、スタジオ・ミュージシャン、YMO。
    とりとめも無く語られるエピソードには、それぞれに彼自身の想いが込められていて、それがflowして文字として連なっていく。徐々に連なりが拡がっていき、やがて世界を形作り始め、気がつくとサカモトという宇宙の一部を覗きこんでいる。

    いや、もちろんそんな大仰な本ではないけれど、教授の曲が好きなら楽しめる筈。
    タイトルが秀逸。

  • 坂本龍一の高校時代から芸大作曲家時代のアルバイト生活は興味深かった。YMO、戦メリなど本人が振り返る当時の状況。音楽や作品に触れる際に、こうした情報があるのとないのでは、随分と違う気がする。
    お父さんは、三島の「仮面の告白」を担当した編集者だったとは驚き。

  • タイトルからセンス溢れてます。

    内容おもしろくていっきに読破です。

    昔の本だけど古さ感じません!!

    時がたっても廃れる事のない音楽を作れる人

    だからかな★

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著者プロフィール

坂本龍一 さかもと・りゅういち
1952年東京生まれ。3歳からピアノを習い始め、10歳から作曲を学ぶ。東京藝術大学大学院修士課程修了。70年代にミュージシャンとしての活動を始め、78年にソロ・アルバム『千のナイフ』でデビュー。同年、細野晴臣、髙橋幸宏とともにYMOを結成し、シンセサイザーを駆使したポップ・ミュージックの世界を切り開いた。83年の散開後は、ソロ・ミュージシャンとしての最後のアルバム『Opus』(2024)まで無数の作品を発表している。自ら出演した大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』(1983)をはじめ、ベルナルド・ベルトルッチ監督の『ラスト・エンペラー』(1987)、『シェルタリング・スカイ』(1990)、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の『レヴェナント』(2015)など30本以上の映画音楽を手がけ、アカデミー賞を受賞するなど高く評価されている。地球の環境問題と反核・平和活動にも取り組み、「more trees」や「Stop Rokkasyo」「No Nukes」などのプロジェクトを立ち上げた。2006年に「音楽の共有地」を目指す音楽レーベル「commmons」を始め、2008年に音楽全集「コモンズ:スコラ」シリーズをスタートさせている。自伝『音楽は自由にする』(新潮社、2009)、『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』(同、2024)、『坂本図書』(坂本図書、2023)など著書多数。2023年3月28日、71歳で死去。

「2024年 『ピアノへの旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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