お昼寝宮お散歩宮 (角川文庫)

著者 : 谷山浩子
  • 角川書店 (1992年6月発売)
4.24
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  • 8レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041819012

お昼寝宮お散歩宮 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ずいぶん昔に出会って以来、ずっと手元に置いてある本です。
    夢と現実の間をさまようような、ちょっと不思議でダークな味わいのファンタジー。
    北見隆氏の挿絵も魅力的。
    就寝前のひとときに、ぴったりの一冊です。

  • 本編も勿論面白いけど、後書きと解説が1番面白かったです♪

  • 大好きなサカモトくんから借りた「つまらない本」を読んでいたネムコのもとに現れた不思議な少年。真夜中に突如現れた彼を追って、ネムコは世界のあらゆる時間が集まる時間盆地へ辿り着く。少年はお散歩宮に住む、時間王の第32皇子セティ。しかしお散歩宮は悪魔のトトポに食べられてしまった! セティ王子を救いださなければ! その為には……“お昼寝”しましょう?? だって、お昼寝には、不思議な力があるのだから――様々な夢を大冒険、果たしてネムコはお散歩宮を救いだせるのか? サカモトくんとの恋の行方は? 今年活動40周年、“メルヘンばばあ”と自ら公言した谷山浩子が88年に発表したファンタジーメルヘン!

    まさしく谷山浩子節というか、浩子さん版不思議の国のアリスと言うか、ストーリーを気にしちゃいけない、これは眠るときに見る夢そのものを各章でそれぞれ描いているようななんとも不思議な小説でした。わけがわからなすぎて(こういうのを多分ナンセンスって言うんだろう)読むのがめんどくさくなるところもあるけどw ベストアルバム「花とゆめ」の「ゆめ」盤の最後の曲がこの曲なのもなるほど納得という感じです。
    アルバムの方を先に聴いてたのですが小説の方が先なんですね。だからこれからアルバムを聴くと曲の印象が変わりそう。そっくり人形展覧会はずっと前から好きな曲なんですが今回原作読めてほんとに原作そのものを歌にした感じなんだなあw と思いました。今月聴く浩子さんはお昼寝宮お散歩宮になりそうだなあ。
    最後、ソブが夕日宮に住む王子でありいつもネムコのことを見ているよ、今度夕焼けを見たら空をよく見てください、きっと手を振りますから、というところにキュンときました。きっと振るわってネムコが泣きそうな気持ちで返事するのですが、こういう終わり方好きです。きゅん。切ない。
    二つのあとがきも浩子さんそのものという感じで非常に笑いました。昔からいい意味でかわってないんだなあ…^^

  • まさに夢の中と言わんばかりの奇妙なものたちがたくさんたくさん出てきて、想像力を刺激される。このような奇妙なものをこんなにたくさん考えつく谷山浩子の創造力に感服した。同名のCDアルバムともリンクしていて、聴きながら楽しめる。

  • 同名のアルバムとリンクしている。
    話と、いくつかの曲が先にあって、残りの歌をあとから作ってアルバムにまとめたとのこと。夢の中を次々旅していく話。そっくり人形展覧会、骨の駅など。
    独特で自由な世界が広がっていて、おもしろい。初期作品だからか、ダークさはあまりなく、さっぱり楽しめる。

    それにしてもそっくり人形展覧会は圧巻。あれは歌も話もよむべき。

    解説は新井素子。

  • 不思議な世界に迷い込んだ気持ちになる。彼女の曲と同じように、独特の魅力的な世界が本の中にも広がっていた。

  • 谷山浩子といえば、「みんなのうた」を思い出しますが、ファンタジー小説もいいんですよね。
    メルヘンと言った方が合ってるかな。
    主人公のネムコがちょっとワガママで、ちょっと気が強くて、ちょっとおっちょこちょいで。
    その「ちょっと」のさじ加減が絶妙です。
    かなり前の作品ですが、それほど時代を感じず楽しめました。

  • 好きな男の子から借りた退屈な本にアクビしてたら、夢の夢のそのまた夢の底に落ちていく女の子ネムコちゃんの話。

    谷山浩子の夢想の波にどっぷり翻弄されながら、ネムコちゃんが掴む素直なメッセージににこり。面白かったー。

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