ドールハウス (角川文庫)

  • 角川書店 (1997年7月23日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041835050

ドールハウス (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 姫野カオルコさんの処女三部作の第1巻
    両親の特殊な身勝手な考え方に縛られている理加子
    どうして?どうしてそこまで・・・と
    腑に落ちず、落ち着かない気持ちで読み進める
    普通って何だろう、
    普通って、楽ってことかな
    未熟な恋をして傷ついて
    やっと本当の気持ちに気がつく理加子に
    ホッとして読み終わった

  • うわー、なんか!なんだか!
    ただ「イタい」って片づけられない親子関係でした。
    分からないでもない。分からないでもない自分がイタい!!

    筆者のあとがきにも書かれていたけど、
    『ドールハウス』に関してはストーリー内の恋愛についてより、
    家族関係について語られることが多いそうな。

    分からないでもない。分からないでもない自分がイタい!!


    でも、あれですよ。
    話しはぶっとぶけど、コンドームの存在を無視した恋愛小説は多すぎるよね。
    またそれを語る女性も少ない。
    そりゃー、デキ婚が多いはずだよ。

  • この人の本は毎度毎度世界観がすごい。なんとも言えない感じなんだけど、視点というか何というか。普通という目線を、普通じゃない視点から描くっていうすごい技法。

    なんか自分が普通なのか普通じゃないのかわからなくなるほどに、何が普通か基準がズレてくる。

    どこの視点が普通で違うのかわからなくなる。

    どんな風に展開するのか、ラストまで結構ハラハラします。なんとも言えない、アルミホイルを噛み続けるようなイヤーな、ずーっとイヤーな感じのままオチまで続く。

    すごく嫌なんじゃなくて、なんか?ん?嫌だなぁ嫌だなぁて、ラストまで思わせ続ける、そんな別種な一冊です!!!

  • 家族という呪縛から逃れていく過程を描いた作品は何度か読んだが、この「ドールハウス」は地味ながらもリアルな感じがする。主人公が自分の常識が世間とは違うということに気づくシーンとか、友達とのコミュニケーションに自身をなくすところとか。子供の頃、親にドリフの番組を見させてもらえなかった子がクラスで話題についていけなかったりする的な、小さなことだけど子供にとってはカルチャーショックだったりする。そんな各家庭という文化差がまるで異国の文化のように感じたりしたなあ。そういう意味で恋愛というものは、すごい破壊力のあるライフイベント。主人公に遅れた反抗期がくるきっかけとなったのだから。

  • "ふつう"ではない異常な家庭で育った理加子が、普通の人生を求めて自立を志すところで物語が終わります。
    確かに普通ではない家庭ですが、昨今の日本の社会を見渡す限り、きわめて異常とは言い切れない、あり得るのではないかと思ってしまう。
    江本の様な情けない男も"ふつう"に居そうだ。

  • 姫野カオルコさんの文章って、おもしろいですよね~
    けっこうハマって、かなりのスピードで読み進んでいます。
    単独とはいえ続編というかシリーズがあるのですね!早速入手して読みたいです^^

  • 「いつか王子様が、か。今時の王子様は白馬には乗ってないんだろうな」
    「きっとタクシーに乗ってるのよ」

  • これを読んで思い出したけど、親に反抗しない子は、友人として付き合うにも実態がつかめない子だった気がする。
    その家庭における親との距離感は、一個人として外部(社会)との向き合い方とよく似るのかもしれないと、ふと思った。

  • あっという間に読み終えたもの、共感できず、入り込めなかった。
    読後感もスッキリせず、ちょっと残念。

  • 姫野カオル 読みやすかった ここまでオーバーじゃないにしても、各家族のルールや常識って、表に出ないことが山盛りだと思う。しかもある程度親しくならないと、他人の目にさらされないから、それが世間の非常識だったってことに気づかないこともあるんだと思う。
    井の中の蛙じゃないけど、渦中にいては見えないことは家族に限らず、国もしかりなのかとも思った。

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