初体験物語 (角川文庫)

  • 角川書店 (1998年11月発売)
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  • レビュー :7
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041835074

初体験物語 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  同年代である。滋賀県出身だから同じ関西人である。それだけであり、単

  • 現在、日経新聞の夕刊の「プロムナード」なるエッセイ枠に毎週執筆している姫野カオルコさん。相変わらず、軽妙、粋、過激、エッチ、誠実、深いのに感動し、学生時代「ダ・カーポ」誌の連載で読んでいた「初体験物語」、ないかなあと思ってブックオフを探したら100円で売ってた。

    僕の大好きなチューリップの、ボーカルの姫野達也氏と同じ名字。青学出身。やはり「ダ・カーポ」で桑田佳祐特集をやったときに同じ青学出身として彼女が桑田さんとの学食での思い出をわくわくドキドキさせる筆致で書いていて、最後に実は創作でした!と白状したが、抗議の電話がじゃんじゃんかかってきた、なんてエッセイも別の文庫でこの間読み返したところ。

    この本は姫野さん自身や、我々みんなが遭遇する初体験に関するエッセイ。あ=アイ・プチから、ら=ロールプレイ(劇に出た)まであいうえお順で様々な初体験を書いている。「ダ・カーポ」で全部読んでいたわけじゃないけど、印象深かったのは、き=キスで、著者は24歳のときに500円を払って「頼むからキスしてくださいまし」と頼んでキスしてもらったとあった。当時そういう体験がなかった僕は、僕に頼んでくれたら僕が500円払うから喜んでキスさせて頂いたのに、と臍をかんだものだ。同時に、こんなことを女性なのに書けるこの人はすごいな、と思った。

    エッセイでは結構骨太の大女、との表現があり、キスも頼んでお金を払ってしてもらったくらいだから、容貌に問題ありかと思ったが、今回この文庫本のカバーに写真がついていて、大きいことは大きいかも知れないが、清純美人。

    今回通しで読んで、やはりこの人はいいな、すごいなと思った。文庫本の解説で、彼女の本の装丁を担当されたこともあるグラフィックデザイナーの原研哉氏が書いているように、実は「壊れやすい昭和中期の美少女の感受性を持った姫野カオルコが繰り出す一見骨太で打たれ強い文章というのは、超高感度なセンサーが、衣擦れの音をバイクの排気音のように増幅させてしまうようなもので、過度な繊細さが生みだす表現上のレトリックであると考えた方がいい。」とある、その通りだと感じる。そこまで深くはわからなかったなりに彼女の文章に感じるところがあった学生時代の僕。そしてその時よりも深く、彼女の文章を楽しめる今の僕。変わらない自分自身に乾杯、となにやら自画自賛になっちまったけど、いいものはいいので、是非読んでみてください。

  • 剃刀のような感性と宇宙規模の知性を誇るカオルコヒメノが満を持して綴る現代の徒然草。

  • 姫野カオルコ。
    名前が不思議…と思いつつも、
    彼女の世界観にはまった初めの1冊。

  • 初体験、はじめて、の本。初めて○○をしたときに、私は○○だったのだ。とか、んなことが面白おかしく(いや、笑ってはいけないのかもしれないが)綴られております。毎度のことながら、カオルコさんの書く文章は繊細で綺麗でかつ、内容は面白おかしくて、ちょっとした空き時間を埋めるのにはもってこいの一冊ですな。

  • 作者が体験した身の回り全てのモノへの初体験。。
    ★デヴィ婦人★オロナミンCドリンク★ガーターベルトetc…

  • タイトルから察するといかがわしそうな内容だけれども、昔『ダカーポ』で連載されていたコラムをまとめた本です。
    独特の毒舌トークと独身女性の侘しさが身に染み入りました。。
    ここ数年エッセイ類はあまり読んでいなかったのだけれど、お風呂でダラダラと読むには良い感じ。

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