見仏記〈3〉海外編 (角川文庫)

  • 角川書店
3.47
  • (23)
  • (25)
  • (98)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 360
感想 : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041846049

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 36764

  • あいかわらずいとうせいこう氏の筆致は見事であるが、外国の文化や通訳・コーディネーターに遠慮して、いまいちのびのび感がないように思う。

  • いつもの二人が今回は海外へ!
    行ってみたいと思っていたところも、全く知らないお寺も。
    スケールの大きな大陸では移動が大変そうでしたが、いつも通りたのしくわいわい見物です。
    日本から遡って仏像のルーツを探るような旅はわくわく、ミステリーの謎が解けていくような面白さがありました。

  • 海外の仏像はスケールが大きい!最初にまず圧倒されそうですね(1枚だけ掲載されていたタイの巨大仏像の写真もすごかった)。
    道中の様子も、海外篇らしくて(旅感が強くて)とても面白かったです。いとうさんの文章を通して、現地の空気に少しだけ触れられたような気がしました。

  • 2017年5月18日購入。

  • 面白く読んできて3冊目。ついに2人は海外へ。
    韓国、中国、インドと仏教伝来を逆コースで行く。
    2人の視点はあくまで仏像へと注がれているわけだけど、韓国で豊臣秀吉のことで嫌みを言われたり、インドの少年に心を痛めたり、仏像愛だけでないものも感じさせてくれる。最後の友情を告白するみうらさんに感動すらする。
    でも、やっぱり独特の感覚でインドの仏像から日本の仏像のルーツを見いだしてくれる。それは教科書的なものでは全然ない。だけど、体験からくるものからなのか妙にしっくりと心に入ってくる。
    次はどこに行くのだろう。楽しみだ。

  • 1ページ目の写真がとにかく素晴らしい。読中何度も見返した。

  •  小学生のころからスクラップを作っていたというほど筋金入りの仏像好きみうらじゅん氏が、「仏友」いとうせいこう氏を巻き込んでスタートした仏像巡りの旅。国内を巡ったシリーズ前2作に続いて、ついに海外に飛び出したのがこの「海外編」。
     出発前日に戦後最大級の関東直撃型台風が接近と、いきなり前途多難を予感させるのではあるが、二人の仏友は大好きな仏像を求めて韓国へと飛び立った。韓国では梵魚寺、慶州博物館、法住寺、国立中央博物館など16スポット、タイではワット・ヤイ、ワット・シーチュム、ワット・チャンロム、ワット・ポー、国立博物館など11スポット、中国では雲崗石窟、菩薩頂、殊像寺、玄中寺、晋祠など15スポット、インドではラクシュミー・ナーラーヤン寺院、国立博物館、サールナート考古学博物館、涅槃堂、タージ・マハルなど12スポットを訪ねるのだが、急な石段あり、不安な夜行列車の旅あり、あげくの果てには揺れのひどい小型車で往復16時間の移動ありと、仏像を見るだけの旅にここまでやるか!と思うほど。軽妙な文章で読み進むうち、いつしかそんな仏像を訪ねてみたくなる。ある意味で究極のアジアガイドと呼べるかもしれない。

  • シリーズ第3巻目。今度は韓国、タイ、中国、インドと日本への仏教伝来ルートを辿って見仏コンビがアジアに進出し、今まで国内で展開していた地域性分析をそのまま各国で披露したりしています。宗教の「信者」っていうものは教えなどをありのままとして妄信的に受け入れるのに対して、彼らのような「ファン」は良い所と悪い所を吟味しながらも、やはり「好きだから」ということで対象を受け入れる。そんな意味で彼らは最高の「仏」ファンかもしれないなと確信しました。最後のみうらじゅんのおじいちゃんの話は、なぜかじーんときましたね。

  • -

全23件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1961年生まれ。出版社の編集者を経て、音楽や舞台、テレビなどでも活躍。88年『ノーライフキング』でデビュー。99年『ボタニカル・ライフ』で講談社エッセイ賞、13年『想像ラジオ』で野間文芸新人賞受賞。

「2021年 『福島モノローグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

いとうせいこうの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
みうらじゅん
宮部みゆき
村上 春樹
いとうせいこう
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする
×