見仏記 3 海外篇 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2000年8月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784041846049

作品紹介・あらすじ

幼少のころから仏像に魅せられたみうらじゅんと、仏友・いとうせいこうが国内外の仏像を訪ね歩く、仏像ブームのきっかけとなった人気シリーズ。笑いの中にじんわりと胸熱くなる感動が迫る、二人だけの旅物語。

みんなの感想まとめ

海外の仏像を巡る旅が描かれたこの作品は、著者たちの独特な視点とユーモアが光ります。韓国、タイ、中国、インドといった国々の寺院や仏教遺跡を訪れ、仏像への愛情が溢れる中で、歴史の重みや文化の多様性を体感す...

感想・レビュー・書評

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  • 「見仏記」第3弾は、なんと海外篇! カラー口絵の写真(タイのワット・シーチュム)の大仏が凄い! 
    みうらさんが考える仏教伝来ルートを遡るように、韓国、タイ、中国、インドの寺や仏教遺跡を訪れます。お二人のノリは国内と変わりませんが、過酷な環境や気候などに加えて、侵略者(秀吉軍を含む)や異教徒によって多くの仏像が破壊されていたことがお二人を打ちのめします。それでも、釈迦入滅の地・クシナガラの涅槃像に「死に目に間に合ったんだね」と感慨にふけるみうらさん…。
    そこに仏像があるから見仏に行く、お二人の旅が再開するのはまもなくです。

  • とにかく仏像だけを愛する文系ヲタクっぽい2人がひたすら仏像を見るエッセイ第3弾。
    今回は韓国、中国、タイ、インド編だったので、タイしか行っていない自分としてはイマイチかも…と思っていたけれど、リアルなグダグダ感が良かったです。一緒に旅をしているような気分になりました。

    この本を読んで、中国の寺院にはかなり行ってみたくなりました。入滅の地とか見たくなった。
    まぁ、四半世紀前のエッセイだし、今は情勢が微妙なところではありますが…。

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  • あいかわらずいとうせいこう氏の筆致は見事であるが、外国の文化や通訳・コーディネーターに遠慮して、いまいちのびのび感がないように思う。

  • いつもの二人が今回は海外へ!
    行ってみたいと思っていたところも、全く知らないお寺も。
    スケールの大きな大陸では移動が大変そうでしたが、いつも通りたのしくわいわい見物です。
    日本から遡って仏像のルーツを探るような旅はわくわく、ミステリーの謎が解けていくような面白さがありました。

  • 海外の仏像はスケールが大きい!最初にまず圧倒されそうですね(1枚だけ掲載されていたタイの巨大仏像の写真もすごかった)。
    道中の様子も、海外篇らしくて(旅感が強くて)とても面白かったです。いとうさんの文章を通して、現地の空気に少しだけ触れられたような気がしました。

  • 2017年5月18日購入。

  • 面白く読んできて3冊目。ついに2人は海外へ。
    韓国、中国、インドと仏教伝来を逆コースで行く。
    2人の視点はあくまで仏像へと注がれているわけだけど、韓国で豊臣秀吉のことで嫌みを言われたり、インドの少年に心を痛めたり、仏像愛だけでないものも感じさせてくれる。最後の友情を告白するみうらさんに感動すらする。
    でも、やっぱり独特の感覚でインドの仏像から日本の仏像のルーツを見いだしてくれる。それは教科書的なものでは全然ない。だけど、体験からくるものからなのか妙にしっくりと心に入ってくる。
    次はどこに行くのだろう。楽しみだ。

  • 1ページ目の写真がとにかく素晴らしい。読中何度も見返した。

  •  小学生のころからスクラップを作っていたというほど筋金入りの仏像好きみうらじゅん氏が、「仏友」いとうせいこう氏を巻き込んでスタートした仏像巡りの旅。国内を巡ったシリーズ前2作に続いて、ついに海外に飛び出したのがこの「海外編」。
     出発前日に戦後最大級の関東直撃型台風が接近と、いきなり前途多難を予感させるのではあるが、二人の仏友は大好きな仏像を求めて韓国へと飛び立った。韓国では梵魚寺、慶州博物館、法住寺、国立中央博物館など16スポット、タイではワット・ヤイ、ワット・シーチュム、ワット・チャンロム、ワット・ポー、国立博物館など11スポット、中国では雲崗石窟、菩薩頂、殊像寺、玄中寺、晋祠など15スポット、インドではラクシュミー・ナーラーヤン寺院、国立博物館、サールナート考古学博物館、涅槃堂、タージ・マハルなど12スポットを訪ねるのだが、急な石段あり、不安な夜行列車の旅あり、あげくの果てには揺れのひどい小型車で往復16時間の移動ありと、仏像を見るだけの旅にここまでやるか!と思うほど。軽妙な文章で読み進むうち、いつしかそんな仏像を訪ねてみたくなる。ある意味で究極のアジアガイドと呼べるかもしれない。

  • シリーズ第3巻目。今度は韓国、タイ、中国、インドと日本への仏教伝来ルートを辿って見仏コンビがアジアに進出し、今まで国内で展開していた地域性分析をそのまま各国で披露したりしています。宗教の「信者」っていうものは教えなどをありのままとして妄信的に受け入れるのに対して、彼らのような「ファン」は良い所と悪い所を吟味しながらも、やはり「好きだから」ということで対象を受け入れる。そんな意味で彼らは最高の「仏」ファンかもしれないなと確信しました。最後のみうらじゅんのおじいちゃんの話は、なぜかじーんときましたね。

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  • ・3/8 やっぱりこれを読破したくて読み始めてしまった.相変わらずみうらじゅんのコメントが面白い.河童の覗いたシリーズでも思ったが、イラストを見るのも楽しいけど、やっぱり写真で正確にも伝えて欲しかった.実際に行かないと見れないわけだから尚更である.
    ・2/15 読了.やはりルーツのインドへの旅はそれなりに面白いんだと実感しました.もちろん無茶なことはしませんが.

  • 『見仏記3 海外篇』を読む。

    相変わらずの珍道中だけど

    みうらじゅんといとうせいこう。

    今回は海外

    いつもよりも大変な旅になっている。

    やっぱ海外はいろいろ起こるね。

  • 「見仏記3」

    著者 いとうせいこう、みうらじゅん
    出版 角川文庫

    p111より引用
    “どうやら事は仏と人との距離なのだった。”

    仏像マニアの二人組みによる仏像探訪紀行。
    韓国・中国を経て、
    仏教発祥の地インドへと旅する一冊。

    上記の引用は、
    タイで地元の方が仏像に金箔を貼っている所を見ての一文。
    言われて見れば確かに、
    生まれてこの方仏像に直接触った事がありません。
    身の回りに触れるほど気軽においてある仏像を、
    見た事もないです。
    まぁ私の身の回りに無いだけなのかもしれませんが。
    表紙を開いてすぐの写真の仏像はすごい迫力なので、
    必見です。
    ーーーーー

  • 海外の仏像って、そんなに興味はなかったけれど、これ読むと、ちょっと興味がわいてきました。彼らの友情はどうでもよいですが、仏像が好きなのがよくわかる。とくにみうらさん。
    涅槃像は、見てみたい。

  • 仏像を見るためだけに、地の果てまでも出かける、いとう&みうら両氏。さすがに外国まで見仏に行くのは、並みの見仏人にはできないです…。見仏記シリーズは実は、別宅に置いてあるので、内容もちょっとうろ覚え。個人的にはタイの人気坊主雑誌がツボ…。

  • 一日か二日で一章くらい読んでる。
    深夜特急も合わせて旅に出たい

  • 紀行文

  • インドの仏のカラフルさと迫力にたじたじ(著者も)。

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著者プロフィール

1961年生まれ。編集者を経て、作家、クリエイターとして、活字・映像・音楽・テレビ・舞台など、様々な分野で活躍。1988年、小説『ノーライフキング』(河出文庫)で作家デビュー。『ボタニカル・ライフ―植物生活―』(新潮文庫)で第15回講談社エッセイ賞受賞。『想像ラジオ』(河出文庫)で第35回野間文芸新人賞を受賞。近著に『「国境なき医師団」になろう!』(講談社現代新書)など。

「2020年 『ど忘れ書道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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