- 角川書店 (1996年3月14日発売)
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感想 : 41件
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784041847039
作品紹介・あらすじ
ノストラダムスやコックリさんから、恐怖体験、映画、寺山修司まで。ロック界屈指の文学青年・自称『野狐禅』野郎オーケンが、のほほんと放つ珠玉のエッセイ集。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
多様なテーマを扱ったエッセイ集で、著者の独自の視点や思考が魅力的に展開されています。1990年代初頭に書かれた本作は、当時の文化やサブカルチャーに根ざした内容が特徴で、映画や文学、超常現象などの幅広い...
感想・レビュー・書評
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大槻ケンヂのエッセイである。以上。
まず考慮すべきは、初出は1990年代の初頭で、単行本が1993年、文庫本が1996年という、いわばバブル崩壊前後に出たものであり著者20代後半という年齢であるということだ。
時代のものとはまた別の、とにかく読みやすい文章であるし、『栗ご飯』なる、『サラダ記念日』以降のアノ頃のエッセイにありがちなサブタイトルがこっ恥ずかしいのはともかく、当時のエッセイスタイルに加えて、著者の若さというものが、文章を直接的にさせているのではないかと思う。
今のようにネットで何でもという時代でなかったからこその、有るものを消費して、古典から新しいものまで映画でも本でも取り入れる。フランスの古典映画や寺山修司、ラブクラフト、かと思えば当時の最新作『ツイン・ピークス』からなにからまで取り込んでいるスタイルは、現代の同世代には難しかろう。
一方で、UFOや超常現象などについてのツッコミ本やプロレス雑誌など、今とはまた別方向のサブカルに入っていくのは、当時の文化を知らない人にはわからないだろう。雑誌「噂の真相」ラジオ「北野誠のサイキック青年団」などのアノ頃の雰囲気がそのままで非常に面白い。
また、有る種のスノッブ的な趣味なのか、深堀りの末なのかはわからないが、辞世の句などの本にまで言及しているのは、少々驚いた。『めぞん一刻』でも何度もネタにされているアレが、東京オリンピックのマラソン選手円谷幸吉の辞世の手紙が元ネタだったのだな。有名らしいが知りませんでした。
今の人には、ブンカジンぽくてムズカシソウと思ったりするかもしれないが、今でも通じる話ばかりである。 -
随所に偏見らしき語り方が仄見えるのだが、基本的には大槻さんは多様性の人なんだと思う。
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プロレス、宇宙、宗教、井上陽水、反抗期、、ととにかく話題は幅広いです。が、面白いだけじゃなく、ちょっといい話をしてくれるのがとてもいい。特に20代後半か30歳くらいで反抗期が終わる話は、涙なしに読めません。世の中おもしろいことたくさんあるなと希望?がもてるエッセイです。笑
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かなーり古いエッセイですけれども、面白かったです! というか、後書きでオーケン氏が述べているようにまさに電車の中、あるいはお風呂の中で気軽に読める一冊ですね…! オーケン氏の、ほんわかした人柄が全編に渡って感じられる作品となっております…!
ヽ(・ω・)/ズコー
けれどもまあ、解説者の方も述べておられましたけれども、のほほんとしているようで意外と色々なことを考え、そして悩んでいることも窺い知ることができます…オーケン氏のエッセイ、久しぶりに読みましたけれどもイイ塩梅で心の清涼剤になったような気がしなくもないような、そんなハッキリとしない、曖昧模糊とした読後感を残してくれましたさようなら。 ←え?? 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー -
笑っちゃいました
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俺が大槻ケンヂを尊敬していることは周知の事実、
でもないようなので、この場をかりて宣言します。
俺はオーケンを尊敬してるぞー。悪いかコラ!ハゲ!!
そんな僕の思想の師の1人、大槻ケンヂなのですが、
本当に多くのエッセイを書いていてエッセイ集が
一体何冊出てるのかすらわからないので
僕も全部は読んでません…。
でも古本屋で見つけるととりあえず買う。んで読む。
このエッセイ集は、当たり!
もちろん他の作品と被ってる部分も多いんだが、
数多くのエッセイ集の中でもタイトル通りオーケンの
思想的な核心部分、トロの部分が集められています。
特にUFO考察とプロレスネタ、そして
「恋を知らない少女達~FANCY FREE STRAWBERRIES~」
の項は鉄板。
他人の頭の中を覗いてみたい方、どうぞ。
コッチ側にきたら、飲みましょう。 -
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「のほほんエッセイ」
時事ネタ多くてわからん話は多い。
UFO大好き著者のカオスな随想集。 -
他作にも見られる、のほほんな日々のエッセイなんだけど、かれのエッセイには外れがない。似たような感じのものが多くてごっちゃになるのだが、適度に楽しんだ記憶が。
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オーケンのエッセイ3冊目。
やっぱりエッセイは苦手なんだと思い知る。読んでいる間中ずっと、他人の価値観をひたすらに受け入れてあげなきゃならない・・・これが本当にしんどい。(会社の飲み会に似ている)
早く小説に戻りたいのだけど、まだオーケンのエッセイが3冊も残ってるので戻るに戻れない。
あ、でもオーケンは悪くない。大人買いした私が悪いんです。 -
176夜
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ゆる~くて好き。
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シャルル・ボネ症候群
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大槻ケンヂさんのエッセイです。
本人の日常について書かれたもので、この人の日常は面白いなと思いました。 -
大槻ケンヂの事を知りたいならこれを読め!
知りたく無くても暇なら読んでほしい。
面白いから。
ただA型だなって思います。
理屈理屈で積んでかためて、でもおーけんは優しいから
「ま、ボクがこう思ってるだけだから気にしないでな〜」
と笑って誤摩化すのだ。 -
思考がアウトローな人ほど魅力があるという
電波でも花畑という意味でもない、要するに好奇心が向こう側に飛んでいる人のことである。
寺山修司に太宰治、SMクラブにイカれたロックバーのママ、ロックにプロレスに漫談に、UFOに映画に、アニメに恐怖体験に井上陽水。
一見なにも関連性のないものを巧妙に思考で結びつけたところに、知的なギャグセンスの幅の広さがでてくる。
人として軸がぶれている?
いいや、多分別の意味で人生の軸をぶらせているんだと思う。
とりあえず絶望先生に通じるものもあるような無いような -
家族の話がでると微笑んでしまう。
著者プロフィール
大槻ケンヂの作品
