のほほん人間革命 (角川文庫 お 18-6)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 412
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041847060

作品紹介・あらすじ

幻覚サボテンに下着パブ、タンキングにUFO、盗聴、占い、左翼弁護士からチャネリングファック、そして、おっかけまで、「のほほん人間革命」というテーマ(?)をひっさげて、わがままな膝小僧・オーケンが好奇心のおもむくままにディープに迫る、突撃体験取材エッセイ!魑魅魍魎が跋扈する大笑いとビックリの世界へようこそ。

感想・レビュー・書評

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  • 「のほほんエッセイ」
    ドラッグ、下着、UFO、盗聴、セックス、
    どこがのほほんやねん。いまじゃ違法な話多い。

  • ビレバンに置いてそうな内容。

  • 好きですオーケン

  • 「のほほん人間革命」3

    著者 大槻ケンヂ
    出版 角川文庫

    p45より引用
    “一見まるで正反対のこの二つだが、
    実はある部分で共通した点を持っている。
    来るべき未来を暗黒の日々だと想定している点においてだ。”

     ロックミュージシャンである著者による、
    世の中の多少怪しげな事に挑戦する体験記。
     下着パブへ行ったり弁護士と対談したり、
    楽しくて面白そうな体験が目白押しです。

     上記の引用は、
    刹那主義と大人になることについて書かれた一文。
    暗黒の日々だと想定していると書かれていますが、
    明日の事もそれほどわからないのだから、
    それが普通なのでは無いでしょうか。
    刹那主義も大人になることも、
    不安や恐怖からの逃避願望だとも書かれています。
    世の中は逃げまくった結果で出来ているのかと思うと、
    随分気が楽になる考えではないでしょうか。
     ノンビリと楽しそうですが、
    読んでみるといかがわしさがプンプン匂う一冊です。
     解説をと学会会長・山本弘氏が書かれています、
    UFOの話つながりなのでしょうか。

    ーーーーー

  • のほほん、と物凄い狂気。コミカルなエッセイではあったけれど、人間ってまじ怖いなあとしみじみおもわされた。

  • オーケンの文章はついていけないwステージだけでいいや

  • 作者のアングラ・カルト好きを色濃く出した一冊。みうらじゅんと別な色で勝負したいなら、このやり方だわな。コアネタ盛り込んだ脱力エッセイ。

  • オーケン(大槻ケンヂ)自身、「この本、面白いよ」と言っちゃった作品。自身の体験・対談をまとめた本となっている。幻覚サボテン体験では体張ってる。無類のUFO好きのオーケンだが、この本ではUFOの正しい楽しみ方を教授してくれる。

    色々やってるなぁオーケン。

  • UFO対談が面白かった。学生ぽい感じ。

  • もう盛り沢山。
    ペヨーテを食べたりUFOを信じてる人を考察したり。愚息が昇天したり←この表現好き
    初オーケンですがはまって読みこんでしまいました。現実世界の何と奇異たるものよ。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。82年ロックバンド「筋肉少女帯」ボーカルとしてデビュー。その後もロックバンド「特撮」でも活動。その特異なキャラクターは音楽だけにとどまらず、映画、テレビ、小説やエッセイなど多岐にわたる分野で人気を集める。著作「くるぐる使い」「のの子の復讐ジグジグ」は2年連続で星雲賞を受賞。また『グミ・チョコレート・パイン』シリーズのほか『ロッキン・ホース・バレリーナ』『縫製人間ヌイグルマー』『いつか春の日のどっかの町へ』など著書多数。

「2022年 『夜の夢こそまこと 人間椅子小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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