- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041851036
感想・レビュー・書評
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何故か小学校の頃から好きなのが異形編。
しかし、因果応報の意味はわかってなかったと思う。
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火の鳥で一番好きなのが、異形編の時間が逆行するやつ。小学生のころこればっかり何回も何回も読み返していた。
無作為に獣たちを助けてゆく尼の姿が印象深くて、小さいころから優しい気持ちになれないときこの尼を何処かで思い出してたと思う。 -
ヤマト・異形編。
文字数が多く、読むのに時間がかかってしまいましたが、内容が深かったです。竹宮惠子さんの解説「DNA手塚治虫」も良かった。 -
定期的にやってくる再読ブーム。
今回は正順で読もうと気がついたらもう三巻め。そうか、「どの順で読むのがベストか」みたいな観点で全13巻をひと回りしてみるのも良いかも。そういや「手塚が描いた順に収録した単行本はまだ存在していない」なんてWikipedia記述も見かけたりした。とはいえそのためには記憶が鮮明に残るようペース上げねばならんなぁ…。
本巻はヤマト編、異形編とも関西を舞台にした作品。おっとこの頃には関西という言葉はなかったはずか。近畿という言葉はいつごろから定着したのだろうという素朴な疑問もふと浮かぶ。
異形編は特に舞台としてふるさと琵琶湖が出てくることもあり親しみがわく。蓬莱寺はどこにあったのだろうとか想像するだけでも楽しく、彦根を眺め大津を語っているところからは長浜あたりの北東部湖岸だったのかとも想像できるし、そもそも蓬莱山というのは比良山系にあるぞ、ということは湖西なのか…等々夢想は尽きない。あ、それとこれにつながる太陽編も待ちきれなくなったり。
ヤマト編はつい先日読んだ黎明編からも直結しており、ヤマトの王のイメージが一変してしまっているところなんかも楽しい。この夏の帰省時には石舞台古墳、訪ねてみようかなぁ…なんて気にもさせられる。 -
火の鳥シリーズで、
異形編がいちばんすき -
「とんど見崎の蓬莱寺に
住いさっしゃる 尼御前さまは 尼御前さまは
いくさ嫌うて 衆生をご加護
やけど斬りきず 万病平癒
験みたけりゃ 男もござれ 女もござれ」 -
異形編の無限ループはいまいち理解できません、が面白いです。勝ち気な女の子が好きなんでヤマト編好き(^∇^)
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もしかして、いたら?
と思うと色んな選択肢が出てくるのかもしれません。
ただ、ないから精一杯自分の力を出し切ろうともするような気もします。
何事も長所の裏には短所があるものですよね!??? -
僕が初めて読んだ手塚治虫作品は、『火の鳥 異形編』でした。当時小学校低学年だった僕にとっては、『火の鳥』は怖い作品、そして大人の漫画として印象づけられ、その後、そのスケールの大きさに圧倒されながらも読み漁ったものです。
日本人はなぜこんなに漫画が好きなのか、外国人の目には異様にうつるらしい。なぜ外国の人はこれまで漫画を読まずにいたのだろうか。答えの一つは、彼らの国に手塚治虫がいなかったからだ。
1989年2月10日、手塚治虫が亡くなった翌日の朝日新聞・天声人語のこの一節を、彼のライフワークであった『火の鳥』を読み返すたびに思い出します。