火の鳥 7 乱世編(上) (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 604
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041851074

作品紹介・あらすじ

永遠の命とはなにか。不死の〈火の鳥〉を軸に、人間の愛と生、死を、壮大なスケールで描く。天才手塚治虫が遺した不滅のライフワーク。各巻カラーイラストの表紙、巻頭に十六頁カラーを掲載。

感想・レビュー・書評

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  •  もう、何十年も前になるが、中学2年生の夏休みの読書感想文をこの乱世編で書いた。

    当時、活字だけの本など読まなかった私が、親父の本棚にあったこのマンガを手に取り、もうムリムリに読書感想文に仕上げて持っていった。

    国語の先生はなんのお咎めもなく、夏休みの宿題として受け取ってくれた。

     高校生になり、自分の金で火の鳥シリーズを購入して読むようになり、学校に持っていき授業中に隠れて読んでいた。

    ある日、隠れて読んでいたのを先生に見つかった。
    「なんだ、おまえ!マンガ読んでんのか!」
    そういって火の鳥をとりあげられた。

    取り上げた先生は、私が読んでいるマンガが火の鳥だと確認すると、
    「なんだ、火の鳥か。」
    と返してくれて、さらに
    「俺の授業聞くんだったら、この火の鳥の方が何倍もためになるから返してやるよ」
    と言った。

    そんなマンガって滅多にないと思う。

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  • 角川文庫版第七巻、乱世編の冒頭エピソード、赤兵衛・白兵衛のお話は何度も読んではいてもどこにどうつながっていたかはぼんやりしたままであった。

    鳳凰編にてみかけた我王は本編にて火の鳥では多く見られる転生という形ではなく、そのままの時系列でしかも齢400歳らしいということで現れる。Wikipediaによって本編は何度も描き変えられたという話を知るに、手塚さんにとってはこれが進化の進んだよりよい話の流れだったのだろうと想像すると同時に果たしてこれが彼にとっての理想形だったのだろうかという余計な心配もしたりする。

    誰かから教わった歴史なぞ、後世の覇者が都合の良いように書き換えたものでしかないのだ…ということは近いところでは太平洋戦争後にもあらためて証明されたばかりである。自分にとってはその大事な視点を最初にわかりやすい形で教えてくれたのが手塚さんだということは間違いがない。そういう意味でもこの乱世編の視点はいつまでたってもすきなままだ。

    よぉし、後編も気合い入れて読み解こう。

  • 乱世編[上]。平家物語。
    冒頭の猿の赤兵衛と犬の白兵衛の話がセリフは少ないもののインパクト大。

    『この世に種族がある限り その種族の生きる道は
    権力の座を争うほかないのだろうか』

  • 平氏と源氏の時代
    年老いた我王が登場するので鳳凰編の続きのような感じ
    中途半端な終わり方だなぁ・・・と思ったけど上下巻だったの忘れてた(^o^;)

    鏡の前でポーズをとる孔雀がとってもチャーミング

  • 清盛に最後の心の救い。

  • 最初の犬と猿のプロローグが本当によい。あの短さで壮大なエピソード。物凄い。

  • 義経がホントっぽい

  • 日本史に詳しかったら
    もっと楽しめそう

  • 7巻8巻 乱世編
    64点

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著者プロフィール

手塚治虫(てづか おさむ)
1928年11月3日 - 1989年2月9日
大阪府生まれ、兵庫県宝塚市出身の漫画家、アニメーター、アニメーション監督。その功績から、「漫画の神様」とも評された。1946年デビュー以後、漫画を表現とストーリーでもって魅力的な媒体に仕立てる。『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『どろろ』『ブラック・ジャック』『アドルフに告ぐ』など、世に知られる多くの代表作があり、アニメ化・実写化された作品も数知れない。

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