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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784041851197
感想・レビュー・書評
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東光堂から1950年に出た『漫画大学』と51年に出た『化石島』の合本。
手塚治虫が『新寶島』で』デビューするのは47年、19歳の時。51年に大阪医専卒を卒業するまでに出した漫画単行本はおそらく20点近く。『ロストワールド』や『メトロポリス』もそれに入る。もちろん、この『漫画大学』と『化石島』も。
あふれ出るようなアイデアとストーリー、描くのが楽しくてしかたがないような筆運び。書き下ろしだけに、1冊に仕上げる構想力と集中力の凄さ。それに初々しさもある。初期の手塚漫画がいかに魅力的だったかがよくわかる。それに48年の作品と50・51年の作品を比べてみると、絵が格段にうまくなっている。
『漫画大学』は、劇中劇がオムニバスのように入り込むという構成。展開がちょっと強引だったりするが、それも初期の手塚漫画の特徴。劇中劇は四コマ漫画だったり、西部劇だったり、ドタバタ探偵物だったり。『化石島』は、化石島を訪れた3人それぞれがそこで見る夢。劇画タッチから漫画への移行がなんともおかしい。2作品とも、おもしろおかしく試行錯誤をしながら、それを作品として完成させている。手塚治虫のバラエティブックのようでもある。
これらの魅力はその後の手塚の連載漫画には欠けているように思う。書き下ろし漫画にこそ、手塚の真骨頂があるような気がしてならない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
色んな種類の漫画が読めて面白い。
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3本の中編漫画と23本の4コマ漫画を作例として紹介しながら漫画の描きかたを綴った名作。ひとつひとつのお話の完成度が高く、それだけでも読みごたえがあります。「拳銃天使」のモンスター、マアちゃん、ケン一、ロック、ヒゲオヤジ等総出演。漫画大学の先生であるナンデモカンデモ博士も良い味出しています。
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