シャリ河の秘密基地 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.38
  • (0)
  • (3)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041851234

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 手塚さんの描く動物は本当に可愛いと思う。本作にもたくさんの動物が登場するが、どれもいろいろな表情をみせてくれて、読んでいてとても楽しい。
    途中にサイが出てくる場面があるが、初めは暴れん坊で強気だったのに
    巨大なカブトムシに空へ連れ去られたときの焦りようには何度も笑ってしまった。非常にコミカルです。

    しかし手塚氏はモブキャラの扱いが残酷でもあります(笑)
    助けて!と懇願するも虚しく、結局はるか上空から落とされたサイは、大きな音を立てて地面に頭から激突。お尻と足だけを残し地中深く埋まってしまい、その姿はまるで犬神家!
    身体の半分以上が埋まるほどの高さから落とされたのですから…そもそも頭が埋まってしまったので、呼吸もできませんよね。当然ぴくりとも動かなくなってしまいます。サイの一生はあっという間に終わりを迎えたわけですが、それを示唆するコマはたった2コマだけ!地面に激突し、頭から胸の辺りまで埋まっていくシーンと、腰まで完全に埋まり、ぐったりとした下半身が残るシーンだけです。
    力が抜けてだらんと足を垂らした姿のまま、誰にも助けてもらえず出番もこれでおしまい!そこにあるのはぐったりと埋まったままのサイのお尻だけ…残酷すぎる扱いと、何より墓標が自分の下半身とは、なんとも哀れな最後です(合掌)

  • ターザン登場のいわゆる冒険活劇モノ、と思いきや途中から月世界人ママー(ママー大量発生!)が現れて突如SFと化すドタバタストーリー。最後はママーが月に帰り、氷漬けにされていたローラのお母さんも生き返る大団円。

    「ロケットの中のたくさんの金は世界の平和のため捧げることにしました ではみなさん グッバイ」。ジョン(ケン一)優等生すぎ!

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

手塚治虫(てづか おさむ)
1928年11月3日生まれ。
1951年、大阪大学付属医学専門部を卒業(1952年医師免許取得、1961年医学博士号取得)。1946年、『マアチャンの日記帳』(少國民新聞)で漫画家デビュー。以後、『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』『ブラック・ジャック』『火の鳥』『アドルフに告ぐ』など、幼年向きから大人向きまで、あらゆるジャンルの漫画を描き続け、「漫画の神様」とも称される。生涯に描いた作品数は700以上、約15万枚と言われている。
1989年2月9日、逝去。兵庫県宝塚市に「宝塚市立手塚治虫記念館」がある。

「2020年 『火の鳥 未来編 <漫画原稿再生叢書>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

手塚治虫の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする
×