ぼくはマンガ家 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 68
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041851364

作品紹介・あらすじ

宝塚歌劇、映画、天文学、昆虫が大好きな手塚少年は、終戦の日、焼け跡で自分に誓う、「漫画映画をつくる!」と。その時すでに三千枚の長編漫画が出来上がり、自室にうずたかく積まれていた-。国民的人気漫画家として漫画メディアのパイオニアとして、死にものぐるいで働いた栄光と挫折の日々を描いた唯一の自伝であり、漫画史の貴重な記録でもある。

感想・レビュー・書評

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  • 前に途中まで読んで放り出していた本。一年ほど手塚マンガをまとめて読んで彼の呼吸が身近になった気がしたのでもう一度手に取った。今度はもりもり読み進むことができた。

    戦後のマンガ界の動静も多士済済で興味深いが、やはり戦争中の絶望と敗戦後すぐの混迷の下でマンガの神様が何を感じていたかというのが面白かった。神様というにはあまりに人間的な人である。

  • うーん。

    マンガ好き、手塚治虫ファンにとっては興味深い感じなのかな。

    自分は微妙でした。

  • 2012年12月6日読了。手塚治虫による自叙伝。ディズニーへの強い憧れ、戦後米兵に対して感じたコンプレックス、マンガ映画製作への強烈な願望など手塚氏の創作活動へのモチベーションがどこから来たのか?について、本人自身のかなり踏み込んだ内容の解説を読むことができ、大変面白い。もっとも、かなり激しやすい性格の人だったようだから、どこまでが客観的事実かは分からないが・・・。またそのモチベーションの源泉が分かったとしても、それにしたって氏の仕事量は異常に感じる、誰にでもできることではないな。子供向けの漫画・大人向けの漫画と区分けされたり、「漫画は有害」として排斥されたりする中、「質の高い作品を生み出すこと」それだけで世間を納得させてきた氏の働きには感動を覚える。

  • とりあえず読んでおく必要があるのではないかと昭和生まれの人間としては考えた次第.

  • 戦後のマンガの黎明期とその後の流れを知るうえでも興味深かった

  • 10/03/12

  • 話的に少し暗い感じですが、手塚監督の漫画への思いなど細かく書かれています。あの有名な鉄腕アトムができるまでの話だったり、他の漫画ができるまでの話が書かれているので面白いです。

  • 091014(m 091109)

  • 巨匠の自伝。いろいろな本でいろいろな角度から取り上げられているので、中身の文章はもうお馴染みとなったものも多いですが、まとめて読んでみると改めていと感慨深し。ところどころに挟まれているジョークもまた面白し。

    ライバル福井英一が急逝されたときの独白、そして山根一二三の一言「あんた、気がついていたかい?やつの家には、あんたの本が全部揃っていたんだ」は、中でも有名な部分ですね。

    続編が出なかったことが悔やまれます。

  • 手塚氏の自伝というよりかは、戦後間もない頃、つまり日本漫画の黎明期(あるいは復興期)の様子がよく分かる一冊と言った方がいいかもしれない。僕が物心ついた時には既に神格化されていた手塚氏の、生身の人間であった頃を偲べるのがなんとも感慨深い。
    ただ、文章はあまり上手ではない。というよりも、漫画のイメージと文体との乖離があるように思えてしまった。でもそこが逆に新鮮でよかった。

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著者プロフィール

1928年、大阪生まれ。漫画家。戦後漫画界の巨匠にして日本TVアニメの始祖。1989年没。代表作に『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『火の鳥』『ブラック・ジャック』他多数。全400巻の個人全集を持つ。

「2018年 『いばら姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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