まほうの電車 (角川文庫 ほ 8-5)

著者 :
  • KADOKAWA
3.21
  • (2)
  • (2)
  • (24)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 78
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041852057

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一気に読んだ。

    堀田あけみさんの

    【まほうの電車】

    名古屋に住んでいたり、

    名古屋に通っている方、

    是非読んでみてください。

    本山とか、

    四谷通りとか

    日泰寺とか、

    大塚屋とか。

    地元の人ら必ずといっていいほど知っている場所が

    随所にあらわれてきて、

    とっても爽快、親近感が湧きます。

    内容は、ひめこの、5歳年下のタツヤとの恋を

    甘酸っぱく描いたものです。

    とっても好きです。

    せつなさ ★★★★★

    恋愛 ★★★★★

    名古屋 ★★★★★

    気になったところ

    「恋愛に一般論はない。それにたとえ九十九パーセントの女性に有効な方法でも、彼女が最後の1パーセントだったら、何の役にも立たない」

    (タツヤの内心)

    ◎確かに。恋愛って、とても個人的なもので、型破りなものが多い。型とか、枠、なんてないんだなぁ。

    「偶然の出会いは、重なると運命と呼ばれるのだ。」

    (ひめこの内心)

    ◎今の自分にずしん、ときました。

    堀田さん、名大生だった!!!教育学部だったみたいです。

    その時点で、とっても親近感。四谷通りを出すのも、わかります。笑

    個人的に、とっても好きになった作家さんです。

著者プロフィール

名古屋大学大学院教育学研究科満期退学(1993年)
現職 椙山女学園大学国際コミュニケーション学部表現文化学科教授
主要著作に
『1980アイコ十六歳』 河出書房新社(1983年)
『愛をする人』 角川書店(1992年)
『発達障害だって大丈夫―自閉症の子を育てる幸せ―』 河出書房新社(2007年)
『花くらべ―尾張名古屋に咲く花は』 日経BPM(2014年) 他

「2021年 『ついスマホに頼ってしまう人のための日本語入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堀田あけみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×