恋愛びより (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041852125

作品紹介・あらすじ

門限は8時。当然、女友だちとの外泊も禁止。何人かのボーイフレンドもいたものの、親の言い付けをひたすら守ってきた女子大生の妃佐。就職活動をしようとしても、働くことを許されず、両親に結婚を押し付けられた彼女は、遅い反抗を始めるが…(『窓から髪を垂らしておくれ』より)。愛の切なさを知るたびに、少女から魅力的な女へと成長していく女性たちを描いた三篇の恋愛物語集。

感想・レビュー・書評

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  • 堀田あけみさんの

    【恋愛びより】

    読みました。

    これまた、一気に読みました*

    堀田あけみさんの本は、私をぐいぐい引き寄せます。

    とっても大好きな作家さん。

    *恒例の気になる所*

    『いや、出会いなんて、不自然なもんですよ、みんな。そうでしょう。強制的に振り分けられたクラスがたまたま一緒だったり、誰かから紹介されたり。』

    ◎ホント。出会いなんて、いつ、どこであるかわからない。ただの通りすがり終るか、出会いにするかは自分しだい。

    ***

    「将来の保障の無い恋愛など、どんな悲しい別れが来るかに怯えながら過ごす時間でしかないのに」

    ◎恋愛って、不安で、最も不確実なもの。人の気持ちはとても複雑だから。

    ***

    『なんとなく、男の人を信じるのは、やめておいた方がいいような気がして来た。結局、ほんの少し見てくれが変わるだけで、寄って来たり、離れていったりするんだ』

    ◎悲しくなっちゃった。自分とオーバーラップして。

     永遠の愛を求めて*

    ***

    3つの短編集になっていて、どれも読みやすく、おとぎばなしがキーポイントになっています。

  • ショートストーリー3編から成る短編集。
    「窓から髪を垂らしておくれ」
    「綺麗」「忘れたハッピーエンド」

    高校生のときに、ジャケ買いならぬ、タイトル買いで図書館から借りた本。
    これが堀田あけみ作品との運命の出会い!

    個人的には「綺麗」が一番自分の胸をえぐられた。今でも読み返すとえぐられる。

    幼い頃から自分は醜い、と思い込み自信が持てずにいた主人公。
    とあるきっかけから髪型を変え、服装を変え、生活を変え、性格が変わり。
    自信満々になったのに満たされない。

    本当に綺麗になるとはどういうことなのか。

    大人になり、ある程度周りに合わせることを覚え、化粧を、流行を身に着け
    無難であることになじみつつ、でも本当の私はこんなんじゃない、ともがき
    つづけている方、自分の殻を破りたい方におススメです。

  • 短編集。ラプンツェルにひっかけた話が好きでした。

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著者プロフィール

1964年生まれ。作家、心理学者(発達・教育心理学)。高校二年生のときに『1980アイコ十六歳』で当時最年少で文藝賞を受賞。作家としての活動を続けながら心理学者として研究者の道も歩む。写真家の小原玲と結婚後、三人の子を授かる。二番目の子が発達障害(自閉症)。

「2018年 『発達障害だって大丈夫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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