泣けてくるじゃない (角川文庫)

著者 :
制作 : 篠 有紀子 
  • 角川書店
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本棚登録 : 40
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041852156

作品紹介・あらすじ

二年近く恋人の広治と同棲生活を送るOL・由季。彼との関係に幸福を感じながらも、緊張感がなくなりつつある日々に、倦怠感を感じてしまうのだった。そんな中、ひょんなことから、友人の佳恵と、広治が怪しいムードに。由季は今更、広治の存在の大切さに気づいたものの、時はすでに遅し?心乱れ、悲しみに打ちひしがれる由季。しかし一方で、アメリカ帰りの昔の同級生・修と再会。学者となった修に、かすかなときめきを感じるのだった…。表題作をはじめとする、切ない恋の物語六編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 10年以上前に書かれたにもかかわらず、ここに登場する女性たちになぜか共感できる

  • 大人の恋愛物語。ずるいひとも、賢いために損をするひとも、流されるひとも。恋愛はむずかしい。

  • 家の本、再読。
    堀田さんはコバルトの頃から読んでいるが、今回読み返してみて、若いなーと思った。
    平成13年発行なので、ほぼ10年前。それだけ自分が老けたんだなーとちょっと苦笑いもした。
    堀田さん独特のちょっと心がヒリヒリするような感じ。
    好きだからこそ、上手に立ち回れず、不器用に叩き壊してしまうような危うい感じがよく描かれていると思う。

  • 短編嫌いみたいになってきているけど、短編はきらいじゃないのだけどこれは
    もっと長くちゃんと書いた方がいいと思う
    今幸せと聞かれたら幸せと答えるだろうっていうやつとかすごい短くて残念です
    わたしがおもしろいとおもっているのは、どうしようもない心の葛藤の部分を
    これは八つ当たり、これはわがまま、これはただ怒っているというように
    いさかいと情熱を人が、こころのなかでどのように処理していくかなのだけど
    そういうときに短く切られると、そういうところがでなくて
    だれがかいてもいいものだなあとおもう
    あと、いいところは、時々ぽつんとした言葉が空気を作っててよい
    だいたい初めに○○だった−−−−みたいなのがあって
    それって思わせぶりだったりするのだろうけど、
    その瞬間は、雨がふりしきっていたり、電車に取り残されたりする

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著者プロフィール

1964年生まれ。作家、心理学者(発達・教育心理学)。高校二年生のときに『1980アイコ十六歳』で当時最年少で文藝賞を受賞。作家としての活動を続けながら心理学者として研究者の道も歩む。写真家の小原玲と結婚後、三人の子を授かる。二番目の子が発達障害(自閉症)。

「2018年 『発達障害だって大丈夫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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