青月記 (角川文庫)

著者 :
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本棚登録 : 19
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041857038

感想・レビュー・書評

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  • 三編収められているけど、皆似た様な感じ。
    昔の耽美系ってこんな感じだったっけ。

  • 日舞の宗家で起こる愛憎劇、
    10年来の友人関係の崩壊と終焉、
    名門梨園の舞の名手をめぐる騒動、
    の3編が収録されております。

    えーと、
    これまで読んだものとは打って変わって、
    全然ぬるくない。
    ぬるいとか侮っててすみません!と思うくらい激しかったような。

    しかし、
    求められる側のパターンが3編ともほぼ同じで、

    そしてその苦痛とか苦悩とかが、
    栗本薫氏の「終わりのないラブソング」の受(名前忘れた)を思い起こしてしょうがなかったです…

    80~90年代あたりの耽美系フィクションは、
    どうにも救いがないというかなんというか。
    血生臭くて未来が暗そうな結末になることが多いのは時代なんでしょうかね。

    求める側は力も金も才能も溢れてる美丈夫で、相手を盲目的に激烈に一途に愛しすぎで、
    求められる側は絶世の美人で快楽に弱くてしかも相手にそんなに愛される自分に無頓着で無防備で、

    っていう図式がすごく透けて見えて、
    あとがきで作者が言うように、
    孤独な女子がそんな女子である自分の現実を忘れてしまうにはもってこいの設定だよなあとその対象である自分は思いました。

    ただ、この関係性にはいまいち萌えられないんですけどね!

    こういうのも嫌いじゃないけど、
    個人的には最近の頭に花が咲いてるノリの、未来が明るそうな話の方が読んでて気が楽というか、
    こういう救いの無さにカタルシスを得られるほど若くなくなったんだと思います…

  •  多分、この人は栗本薫のなんかで、デビューしたはずだったと思うんだけど…。いわゆる、耽美、少年愛、ものです。しかしなぁ、って思うのは私が歳くった証拠なんでしょうか??確かに言えるのは、S・スペトコーネや比留間…(いかん忘れた)とか、当事者(?)から描かれた同性愛とは、全く別の物ってこと。…当たり前か。どっかで、だれかが、「女子供のすなること」と書いてたけど、そうだねぇって実感させられる作品でした。

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