超老伝 カポエラをする人 (角川文庫)

  • 角川書店 (1993年3月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041863015

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

独特のユーモアとエキセントリックなキャラクターが織りなす物語は、78歳のカポエラ遣いの老人、菅原法斎を中心に展開されます。彼のクレイジーな日常には、居候たちとの奇妙な対決や、予測不可能な出来事が詰まっ...

感想・レビュー・書評

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  • そんな昔の本じゃないのにもう画像がないってどういうこと。超面白かった。笑える。自称ぴちがいのおじいさんがカポエラで難を乗り越えながら生きるお話。いやーほんとこんな人がいたら、救われる人がたくさんいるだろうなぁ。自分にとって大切なのは何か、ということだ。まぁ難しいこと考えず、ただただ笑える。やっぱ中島らもはいいなぁ。

  • これぞ多様性

  • おつむおつむおつむ
    らもやっぱ天才

  • 昔、「ガダラの豚」を読んで以来の中島らも。この小説も、登場人物の個性が強すぎる。そして、全てが登場人物の語りと会話で構成され、より物語の世界に浸れるのかも。

    カポエラは実在するブラジルの格闘技らしい。このカポエラの達人である老人・法斎菅原は、狂人を装っているのか、狂人なのか。この法斎のもとに、パンクの若者、刺青師の親から引き取られた少女、預けられたブラジルの大男ミゲール。

  • 読むと「おむつおむつおむつ」と言いたくなるヘンテコな本。ファンキー・エキセントリックの担い手、らもさんの小説は正直ついていけない作品も多々あるが、これは振り落とされないよう頑張った。78歳のカポエラ遣いの老人、菅原法斎。職業:クレイジー。来るもの拒まず、居候3人。クレイジーな法斎先生よりさらにクレイジーな人々との対決の日々。....「面白い」と「なんじゃそら」のせめぎ合い。薄い本なのに、読了に非常に時間がかかったが、らもさんのユーモア・才能が発揮された1冊といえよう。万人にはウケないこと請け合いだが。

  • 妻の陣痛を待ちながら再読。
    まごうことなき天才!

  • 期待外れでした。鬼才中島らもの小説で、かなり評価が高かったので楽しみにしてたんですが。。。

  • 不思議な小説です。
    話も文もめちゃくちゃなのにすんなり読めてしまう。
    読みづらいめちゃくちゃなの口語体なのに、恐ろしくテンポが良い。
    もう、反則です。

  • 【おむつおむつおむつ】

    奇しくも今まで読んだ中島らもで一番面白かった。多分また読むし、誰かに進める一冊。

  • ひさびさに本読んだけども、これは今ひとつだったな~!もっとバカな展開期待したけども、個人的には中途半端な感じ。カポエラをもっと専門的に分析するようなノリがあっても良かった気がしたのと、最後の最後も盛り上がりに欠けて残念!

  • 中島らもさんを私が知ったのは小説家としてではなく、「リリパット・アーミー」という劇団の作家さんとしてでした。私は観てはいないのですが、この「超老伝」も舞台になっているようです。というわけで読み進めていったわけですが・・・

    前半は法斎先生のピチガイ(作中にフウテンのことをこう書いてある(;^_^A)を治そうとする人々との話や、規則を盾に好き勝手なことする校長を懲らしめる話なんかが続き、ピチガイ法斎先生が逆にまともぶった人達をぶった切る的に進みます。
    しかし後半は、法斎先生がプロレス会場で暴れレスラーの兄弟に付け狙われるなど、ちょっと毛色が変わってくる。法斎先生の相手も、まともぶっている人々じゃなく、法斎先生と同じ次元で生きている人たちに変わる。

    以前、同氏の「ガダラの豚」を読んだ時も思ったのですが、話が一貫していないような気がしました。(この話のテーマは???)という感じ。
    法斎先生自身のキャラにブレはないのだけど、中島らも氏がこの作品で何を言いたかがよくわからない。
    特に後半に出てくる「見る人」との出会いなんかもよくわからない。物体を「見て」しまうことに対してすごく熱く説明してるのだけど、その後特に物語にも絡んでこないようだし・・・

    中島らも氏の作品は意味を求めて読んではいけないのだろうか・・・?
    おむつおむつおむつ・・・(作中法斎先生の口癖)

  • 癖があって最初は読みにくかったけれど、慣れれば分かりやすい。
    くだらなすぎて気が抜けてしまうほどだが、ハマってしまう。面白い。おむつおむつおむつ。

  • 面白かった。
    中島らもはいつか読まなきゃと思ってて、初めて読んだ。

    独特の文体である。解説では「話芸」だとして書いてあった。全てひとり語りであって、語り手はコロコロ変わる。一段落全て新内語だったり、あるいは電話の、ただし一方的な、対話であったり。

    お話自体は、良い意味でくだらなくて、ドタバタ映画みたいな。

  • 私は大阪の人との付き合いはあまりないのですが、文庫で読む中島らもの感性は大好きです。小説も面白いしエッセイも面白い。着想が奇抜で常識はずれのようだけど妙に納得するところもある。

  • 図書館で借りました。

     コメディ。いっちゃってますね、すさまじく。
     内容。十六年前、定年離婚の結果、心向くままに「ぴちがい」になった老人、菅原法斎。カポエラの達人で、庭で飯ごうを焚いて、ムカデとかを食い、裸に近い格好でいて、サルスベリの木に話しかけられてそのまま話し込む人。「ぴちがい」は職業になってる。
     彼に弟子入りしたのはパンクを目指している青年。曰く「先生、絶対ヤクきめてんだよ。あの目はいっちまってる。一緒にいればそのうち、血管の浮かせ方とアヘンとか教えてくれるに違いない」と。法斎は天然。いわば脳内麻薬系なんですけどね。
     そして父に肌をねらわれている女の子。「親父が私の肌を狙ってる。近親相姦とかそういうんじゃなくて、反物とか見て吟味するよーな目で。十六の誕生日に芥川竜之介の『蜘蛛の糸』を彫るとか言い出したの」というわけで、高校も退学して家出。法斎のとこに。
     吹き出さずには読めません。

     中島らもの死が惜しまれます。やっぱり面白いなあ、この人の。 

  • おもしろかったです!文章の書き方が変わっていて、そこが新鮮でした!

  • 世間一般が称する『今時の若者』に
    読んで欲しい一冊。
    こんなご老人がいてこんな若者が居て
    世界はとってもおもしろくなると思う。

  • 書き方がものすごく面白い。一冊目を無くし、二冊目は貸してそのままだけどまた手元に置いておきたい面白い本です。

  • 爽やかにオカシイ。ヘンテコとぴちがいとユーモアと人情てんこもり。大好きだ。

    とりあえず困ったり行き詰まったりした時に意味のない言葉を呟いてみる、というのはこの本で学んだものだと思う(笑

  • 読んだのはずいぶん前だけど、面白かった!
    おむつおむつ。

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著者プロフィール

1952年兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科を卒業。ミュージシャン。作家。92年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞を、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞した。2004年、転落事故による脳挫傷などのため逝去。享年52。

「2021年 『中島らも曼荼羅コレクション#1 白いメリーさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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