超老伝―カポエラをする人 (角川文庫)

著者 : 中島らも
  • 角川書店 (1993年3月発売)
3.62
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  • 本棚登録 :226
  • レビュー :33
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041863015

作品紹介

わしが菅原法斎じゃ。かれこれ十六年前に発狂してから、この道ひとすじでキメておる。趣味はカポエラじゃ。今のところまだ負けたことはない。なにせ珍しい格闘技なので誰もやっとらんのだよ。こんど、うちに住み込んでおる世界一の大男ミゲールにかわって「格闘技世界一決定戦」に出場することにしたんで、せいぜい大暴れしようと思っとる。待っとれよ、宿敵ダラ・シン。-類稀なる傑作瘋癲老人奮戦記。

超老伝―カポエラをする人 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • そんな昔の本じゃないのにもう画像がないってどういうこと。超面白かった。笑える。自称ぴちがいのおじいさんがカポエラで難を乗り越えながら生きるお話。いやーほんとこんな人がいたら、救われる人がたくさんいるだろうなぁ。自分にとって大切なのは何か、ということだ。まぁ難しいこと考えず、ただただ笑える。やっぱ中島らもはいいなぁ。

  • 妻の陣痛を待ちながら再読。
    まごうことなき天才!

  • 期待外れでした。鬼才中島らもの小説で、かなり評価が高かったので楽しみにしてたんですが。。。

  • 不思議な小説です。
    話も文もめちゃくちゃなのにすんなり読めてしまう。
    読みづらいめちゃくちゃなの口語体なのに、恐ろしくテンポが良い。
    もう、反則です。

  • 【おむつおむつおむつ】

    奇しくも今まで読んだ中島らもで一番面白かった。多分また読むし、誰かに進める一冊。

  • ひさびさに本読んだけども、これは今ひとつだったな~!もっとバカな展開期待したけども、個人的には中途半端な感じ。カポエラをもっと専門的に分析するようなノリがあっても良かった気がしたのと、最後の最後も盛り上がりに欠けて残念!

  • 中島らもさんを私が知ったのは小説家としてではなく、「リリパット・アーミー」という劇団の作家さんとしてでした。私は観てはいないのですが、この「超老伝」も舞台になっているようです。というわけで読み進めていったわけですが・・・

    前半は法斎先生のピチガイ(作中にフウテンのことをこう書いてある(;^_^A)を治そうとする人々との話や、規則を盾に好き勝手なことする校長を懲らしめる話なんかが続き、ピチガイ法斎先生が逆にまともぶった人達をぶった切る的に進みます。
    しかし後半は、法斎先生がプロレス会場で暴れレスラーの兄弟に付け狙われるなど、ちょっと毛色が変わってくる。法斎先生の相手も、まともぶっている人々じゃなく、法斎先生と同じ次元で生きている人たちに変わる。

    以前、同氏の「ガダラの豚」を読んだ時も思ったのですが、話が一貫していないような気がしました。(この話のテーマは???)という感じ。
    法斎先生自身のキャラにブレはないのだけど、中島らも氏がこの作品で何を言いたかがよくわからない。
    特に後半に出てくる「見る人」との出会いなんかもよくわからない。物体を「見て」しまうことに対してすごく熱く説明してるのだけど、その後特に物語にも絡んでこないようだし・・・

    中島らも氏の作品は意味を求めて読んではいけないのだろうか・・・?
    おむつおむつおむつ・・・(作中法斎先生の口癖)

  • 癖があって最初は読みにくかったけれど、慣れれば分かりやすい。
    くだらなすぎて気が抜けてしまうほどだが、ハマってしまう。面白い。おむつおむつおむつ。

  • 面白かった。
    中島らもはいつか読まなきゃと思ってて、初めて読んだ。

    独特の文体である。解説では「話芸」だとして書いてあった。全てひとり語りであって、語り手はコロコロ変わる。一段落全て新内語だったり、あるいは電話の、ただし一方的な、対話であったり。

    お話自体は、良い意味でくだらなくて、ドタバタ映画みたいな。

  • 私は大阪の人との付き合いはあまりないのですが、文庫で読む中島らもの感性は大好きです。小説も面白いしエッセイも面白い。着想が奇抜で常識はずれのようだけど妙に納得するところもある。

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