その辺の問題 (角川文庫)

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感想 : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041863060

感想・レビュー・書評

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  • 私が読んだのは古本屋で見つけたハードカバーなんだけど、登録無いようなのでとりあえずこちらで。
    クスリの話とえぐい下ネタでほぼ構成されてる。正直ドン引きしてしまって笑うという感じでもなかった。いしいさん……。
    尻の開発の話からシームレスに「恋愛の“垂直性”って、その抽象概念と現実との、永遠の行き来やと思うんですけどね」というのが急に来たりしてええっとなる。

    「獣姦したい動物」(ひっどい題だけど内容そのままだからさらに酷い)で前段としてペットの話があって「兎なんかは、かわいいねんけど、よう見てると、遺伝子に組み込まれたことしかせえへんやろ。食うてるか、寝てるか、さかってるかだけで」と言ってて、昔動物園のパンダを見て感じたことそのままだったのでなんか納得してしまって悔しい。
    餌が工夫されて高い所に隠してあって、それを取るとき以外はひたすら寝っ転がって笹かじってるだけという強烈な畜生感、獣の臭い、カラーリングだけで生きてるという感じが思い出される。兎飼ったことないけど、どうなんだ……?半信半疑。好きな人に怒られそう。

  • 中島らものエッセイを数冊読むと同じエピソードが何度も出てくる。たぶん酩酊状態で書いているからだろう。

    この本にも、「またか」というエピソードがいくつも出てきたが、いしいしんじの掌の中で転がされ味付けに変化がおこっている。これはおもしろい。

  • めちゃめちゃ面白かった。何度電車内で堪えたか。
    いしいしんじ、大馬鹿野郎。すき。

  • いしいしんじ。中島らも。二人ともが好きな私にとって、最高の本です!
    いしいしんじさん。やばすぎるw
    あの物語をかいてる本人とは思えないところが、魅力でもある。

  • 身の廻りにある出来事を、お二人独自の切り口で論評する、笑いの対談エッセイ。人はとかく、物事の一面を単純に捉えて、つまらん発想しか持てないものですが、多面的な切り口での論評は痛快で学べることが多い一冊です。
    「ストレスは、全身で真剣に会社を受けとめようとするから、身体にくるの。会社に勤めるっていうのは”会社ゴッコ”くらいに思ってたらいいの。」(P210)、「人間というのは”破れ目”がおもしろいのだと思う。」(P371)の指摘は、示唆に富んでいると思う。

  •  新潮文庫から、再出版されるそうです。それくらい、おもしろのだろう、と図書館にあった、こちらを読みました。
     並の人間には、想像がつかなアル中やドラッグの話は、読んでいって吹きだしてしまう所もあります。しかし、全体としては、内容が薄い感じがしました。一行飛ばしのため、見た目もスカスカで、一時間程で読めてしまいます。暇つぶしには、最適です。

  • 笑った!いしいしんじさんこんなに愉快な人だったのか!

  • 酒、ドラッグ、書くこと、読むこと、映画…。「その辺」をふたりが
    語り尽くす対談集である。

    2時間くらいあれば、読めるのではないかな。

    らもさんの著作も絶版が多い。どうらや本書も絶版らしい。最近、一部
    復刊している作品もあるのだが、本書はアムステルダムにハシシを吸いに
    行ったりしているので復刊は難しいかも。

    他にもかなりスレスレの話が満載。リサイクル古書店で拾っておいてよ
    かった。

    「変な話になるけど、人間には一人ひとり、”役割”があると思うんや。
    その役割が済まないうちは、死なないような気がする。別に、神さんが、
    なんてことじゃなく、実感として。また役割が残っているから、あれだけ
    滅茶苦茶をしても生きてるんだ、みたいに。」

    らもさん、役割を終えて死んじゃったのか…。舞台だって、本だって、
    まだまだ、らもさんの世界を見せて欲しかったのだけれど。合掌。

  • 中島らもの著書をほぼ全部読みましたが、対談の中で一番面白い本だと思います。アムステルダムの項が好きです。この本で初めていしいしんじさんを知りました。三越のライオンを獣姦し、捕まった際の警察官のコメントが笑えます。

  • おもしろすぎた。

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著者プロフィール

1952年、兵庫県尼崎市に生まれる。大阪芸術大学放送学科を卒業。ミュージシャン。作家。『今夜、すべてのバーで』で第13回(平成4年)吉川英治文学新人賞を、『ガダラの豚』で第47回(平成6年)日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞した。2004年7月26日、転落事故による脳挫傷などのため死去。享年52。

「2021年 『中島らも曼荼羅コレクション#1 白いメリーさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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