現場不在証明 (角川文庫 あ 6-162 ミステリーアンソロジー)

著者 : 赤川次郎

• KADOKAWA (1995年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[よだきんぼさんの感想 · 2015年10月13日]

手放し本。
'98.6読了。
赤川次郎はすでに読んだものだった。

[kaizenさんの感想 · 2011年8月11日]

現場にいなかったことを証明する小説群。
赤川次郎は、二つの顔。

有名人とその身代わり。
殺人事件と愛情のもつれ。

小さな事件と大きな事件の2つの事件のどちらが現場不在証明になるか。
以外な犯人の登場で、一瞬事態の理解が混乱する。

赤川次郎を一番にもってきた理由がわかったような気がした。

[まひなさんの感想 · 2011年2月2日]

赤川次郎・姉小路祐・有栖川有栖・今邑彩・黒川博行・高橋克彦・深谷忠記の7人の作家がアリバイトリックを駆使した、ミステリーアンソロジー。
もうずいぶん前の作品で、また短編ではありますが、古さを感じることなく楽しませていただきました。
初めての作家さん、久しぶりの作家さん、の作品を読めるのもアンソロジーの楽しみです。
有栖川氏の作品が既読だったのがちょっぴり残念でした。

[館長さんの感想 · 2010年6月16日]

イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5167185.html)
(収録作品)凶悪な炎(深谷忠記)/百物語の殺人(高橋克彦)/飛び降りた男(黒川博行)/黒白の反転(今邑彩)/ローカル線とシンデレラ(有栖川有栖)/ダブルライン(姉小路祐)/二つの顔(赤川次郎)/現場不在証明(九鬼澹)

[Naiさんの感想 · 2006年6月26日]

アリバイ・トリックをテーマとしたミステリーアンソロジー。赤川次郎、今邑彩、高橋克彦あたりが話として面白かった。正直なところ、時刻表を使ったトリックはあまり面白いと感じない。

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」