悪魔を追い詰めろ!―MとN探偵局 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 104
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041879405

作品紹介・あらすじ

間近紀子が通う高校で、授業中に女生徒の一人が突然錯乱し、教師を殺害してしまうという事件が起こった。昼休みに食堂で飲んだコーラに麻薬が入っていたのが原因らしいが、何故学校に麻薬などが持ち込まれたのか?紀子は知り合いの実業家・野田と組んで、事件の裏側を探り始めた…。女子高生のM・間近紀子と、やくざまがいの実業家のN・野田重人の異色コンビが初登場!シリーズ第一弾。

感想・レビュー・書評

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  • アガサクリスティのMかNかへの尊敬(オマージュ)を表した題名。

    中身は真似ではないので、
    赤川次郎の代表作と呼んでもよいと思った。

    女子高生のMと
    中年やくざのNが
    真犯人,殺人者を追いつめる。

    こんな痛快な物語が赤川作品にあったとは。

    申訳ないが、三毛猫ホームズものより数段面白いと思った。

  • シリーズ第一弾。中編2編。
    女子高生のMと、裏の顔がある実業家のNの異色コンビが事件に挑む。
    「MとN」とはアガサ・クリスティ「NかMか」へのオマージュ。

    わりとまとまりのない印象。
    面白かった。
    (図書館)

  • 【最高のエンターテイナー赤川次郎を見縊るな】

    お洒落な純文学だけが文学ではない。人を楽しませられなければどんなに難しく哲学的でも、それは読めない洋書と代わりないのだから。

    赤川次郎を酷評した事がある。『血を吸う花嫁』だったか。あの時私は赤川次郎の作品を安っぽい三流ミステリ。と書いた。

    しかし、彼は素晴らしいエンターテイナーであった。本書を持って確認できる。読みやすく、想像しやすく、分かりやすく面白い。これは中々できることではない。疲れたときに読むには最適で、さくさく最後まで読める。

    赤川次郎を侮っていたのは誰よりも僕だけど、陳謝しこれからは本棚に入れていこうと思う。

    5/172

  • “MとN探偵局”シリーズ。
    間近紀子(M)と野田重人(N)のでこぼこコンビによるもの。
    紀子は女子高生、野田はやくざまがいの実業家。
    ふとしたことから紀子のボーイフレンド、哲郎が殺人事件の容疑者にされてしまい、哲郎の上司であった野田に紀子は協力を求めるのだけれど…という出会い。
    このコンビによる2つの事件が描かれている。

    赤川さんの作品には快活な女の子がよく登場する。
    同姓として、読み手として、スカッとする感じの子が。
    読み心地の良い、赤川作品。

  • MとN探偵局シリーズ第一作。赤川さんの話には度胸のあるヒロインが多いですが、このヒロインもその一人です。アンバランスな組み合わせが良い感じでした。

  • やくざと高校生。ありえない組み合わせが、痛快コメディと推理を繰り返します。大好きです

  • どうやらあたしは年頃の娘と謎のお兄さん系のコンビが好きらしい。
    「双子探偵」の夢水さんと双子ちゃんたち、みたいな?(は)
    とにかくこれも殺人事件な話(笑)
    女子高生と実業家のにーちゃんの異色コンビが事件を解決するお話。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年、「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2021年 『夫は泥棒、妻は刑事21 泥棒たちの十番勝負』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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