怪盗の有給休暇 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041879412

作品紹介・あらすじ

久野原僚は、初老の美術収集家。-しかしそれは表向きの顔、実は彼はキャリア四十年のベテランの「宝石泥棒」なのだ。ある夜、久野原はダイヤモンド「月のしずく」を狙って、富豪の屋敷に忍び込んだ。ところが、「月のしずく」はすでに何者かによって盗まれた後だった!屋敷の使用人・江田邦也が疑われ、彼はそれを苦に自殺してしまう。後味の悪い結果になったこの出来事を忘れるため、久野原はヨーロッパに旅に出た。だが、旅先で江田邦也の恋人・美鈴と出会った彼は、更なる事件に巻き込まれていく…。角川文庫50周年特別書き下ろし作品。

感想・レビュー・書評

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  • あまり引っかかるところもなく読み終えてしまった。あの人たち怪しいとは最初からなんとなく思っていたが。

  •  初老の美術品収集家という表向きの顔と、「黒猫」の名で知られるベテランの宝石泥棒という裏の顔をもつ久野原僚という男がこの物語の主人公です。
     そんな彼がある夜、「月のしずく」というダイアモンドをねらって富豪の屋敷に忍び込み宝石を盗んだものの、その中に「月のしずく」は入っていなかったというところから物語は始まります。ダイアモンドをめぐって彼の周りでは次々と事件が起きていきます。果たして一連の事件の犯人は誰なのか?
     短くてスラスラ読める作品なので、推理小説を初めて読む人におすすめです。 [ペンネーム・からあげ]

  • 2011年9月9日読了。
    小中学校時代に読んでた赤川モノにあった、これでもかと言うほどの愛すべきキャラクター像が、感じられなくなってる。
    年取ったんかなぁ…

  • 泥棒「黒猫」と ダイヤ「月のしずく」。
    有給休暇とは,泥棒なのだから,ダイヤを盗もうとするはずなのだが,
    盗もうとしない状況を表しているのだろうか。

    登場人物の華やかさと,和子という秘書の方の万能さに驚きます。

    1枚目は久野原僚。
    2枚目は田中和子。

    一番透明感があるのは和子だろう。
    赤川次郎のあこがれがわかる。

  • 赤川次郎の小説には独特の軽さがあるなぁと思います。
    それが好きで一時期すっごいはまってましたが今は普通に好きです。笑 
    久野原さんが好きです。紳士で。
    紳士で優雅な怪盗さんという設定に惚れたんかな。笑 
    和子さんのしっかりっぷりにも感服です。でもあんなひと近くにいたら多分香堂は死にます。爆
     ちょっと突飛な展開があってちょっとあれって思ったけど、やっぱり久野原さんは素敵です。笑

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年、「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2021年 『夫は泥棒、妻は刑事21 泥棒たちの十番勝負』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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