- 角川書店 (1999年12月22日発売)
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感想 : 6件
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784041879450
作品紹介・あらすじ
経営コンサルタントとして活躍する山上の前に、かつての恋人が現れた。「相談があるの」。男と女、それぞれの過去、それぞれの愛。交錯する思いが、横領事件を殺人事件に変えてゆく。
感想・レビュー・書評
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起こる事件とその真相はなかなか複雑でよく練られているのだが、人間関係や心理の描写がうまくそこに絡んでいないような気がして、散漫な読後感。
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薄っぺらい・・・というのが、
正直な感想でしょうか。
びっくりするような伏線があるわけでもなく、
愛憎が絡むわけでもなく、
なんというか、点が点のままで、
うまく線になっていないような、
そんな印象。
つまらないわけじゃないけど、面白くもないし、
読み応えも、ない、正直。
それなりにややこしい人間感情はあるんですけどね、
自殺未遂だとか、自分の子じゃないかもしれないとか、
部下が死んじゃった、とか。
それでも薄っぺら!って思ってしまったのは、
作品のせいなのか、私のせいなのか。
む~ん。
☆☆☆ ホシ3つ -
複雑に交錯する。。。。
著者プロフィール
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