キャンパスは深夜営業 (角川文庫 あ 6-109)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 90
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041879511

感想・レビュー・書評

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  • 恋に落ちるのに、大して時間は必要ないんだな…」
    大学生の久保山良二は、キャンパスで知り合った魅力的なガールフレンド・若林知香に夢中である。
    ところが良二は、知香が夜中に限っていつも家を留守にしていることに気付く。
    不審に思った良二は、ある夜、知香を尾行してみることに。
    そこで良二は、知香の父親が伝説的な大泥棒であること、そして父親の死後、知香がその跡を継いで泥棒グループの親分をつとめていることを知ってしまった!
    (アマゾンより引用)

    まぁなかなか面白かった。けど、何となく最後にバタバタで解決に持ってってた気がしないでもないけど(´・ω・`)
    割とすんなり読めた

  • 文章が非常に簡単で読みやすい。
    しかし、情景が思い浮かばなかった。
    簡単な文章と情景を思い起こさせる文章とはまた別のものということを実感できた。
    ストーリーも微妙。

  • 大泥棒の娘が、家を継ぐのと、好きな人と一緒になるのとの2択を迫られる。
    実際には、家を継ぐ為に、好きな人を殺せといわれ、駆け落ちをする。

    駆け落ち先は、大学の中の屋根裏部屋。
    友人の2人(女と男)も協力して、
    一大愛と悪の物語が始まる。

    警官が関係してきて、誰が黒幕かがわからない。
    学部長と建物の建設という利権が動く。

    赤川次郎らしく、社会派小説にならないところが面白さ。
    大人向きの軽小説(ライトノベル)と言われる所以かもしれない。

  • 初めて読んだ赤川次郎の作品。
    家にあったから読んでみた。


    女子大生で泥棒の二代目親分が主人公。
    恋をきっかけに泥棒から足を洗う一方でゴタゴタに巻き込まれていくことに。
    キャンパスの屋根裏を生活の拠点とした学生生活を描きつつ、ある事件を解決していくという話。


    サッと読める。
    推理小説。
    大学生活やりなおしたくなる(笑)軽く読める反面物足りなさも感じてしまう。
    気分転換とかに最適な一冊だと思う。

  • 流石の赤川先生です。
    10数年ぶりに読んでも古さは感じずに、読めました。
    ドキーっとするポイントがたまらなく好きです。

  • これ同じものを2回借りて読んじゃった。
    赤川作品によく感じる、読みやすくておもしろい。でも、忘れちゃう。そんな感じ。
    キャンパスで生活する辺りの描写はすごく好きです。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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