怪談人恋坂 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 158
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041879610

作品紹介・あらすじ

その日、郁子が小学校から帰ると、お姉ちゃんが死んでいた。そして通夜の晩、死んだはずの姉から告げられたショッキングな事実。不幸な謎の死をとげた姉・裕美子と自分の出生の真相を解き明かそうとするうちに、郁子のまわりでは次々と人が死んでいき…。「人恋坂」に雨の降るとき、なにかが起こる-運命の怨念がこだまする坂道を舞台に、人間の弱さと哀しみを浮き彫りにした、現代怪談噺の最高傑作。

感想・レビュー・書評

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  • □ 14242.
    〈読破期間〉
    2014/12/12~2014/12/14

  • 姉が郁子の本当のお母さんだということは予想がついた。
    姉を襲ったのは兄?
    姉の母親は、父の不倫相手?
    登場人物が多くて、ついていけなかった。
    ーーー
    その日、郁子が小学校から帰ると、お姉ちゃんが死んでいた。そして通夜の晩、死んだはずの姉から告げられたショッキングな事実。不幸な謎の死をとげた姉・裕美子と自分の出生の真相を解き明かそうとするうちに、郁子のまわりでは次々と人が死んでいき……。
    「人恋坂」に雨の降るとき、何かが起こるーー運命の怨念がこだまする坂道を舞台に、人間の弱さと哀しみを浮き彫りにした、現代怪談噺の最高傑作!

  • もう少しミステリー要素もあるかな?と思ったが、比較的読める伏線が多かった印象。
    ただ人間模様は実に面白いと感じた。

  • なかなかのきゅんストーリーでした。赤川さん特有のやわらかい文章が存分に詰まっていて、ちょっとした空き時間でもサクサク読めました。サイコー

  • あっという間に読み終えてしまう程度には面白かったです。
    主人公郁子の出生には秘密があって、高校1年生となり真相を解き明かそうとするうちに身近な人が次々と亡くなっていく。時を同じくして9歳の時に亡くなった姉であり、母である裕美子が幽霊ながら暗躍し自身の死の秘密と郁子の父親を見つけ出そうとしていく復讐劇でもある。

    郁子の出生が核になっているようですが、大半はもつれにもつれた藤沢家とその周辺の愛憎劇でした。
    誰も彼もが腹に一物を抱え込み、怯え、憎しみ、凶行と走って行く。たどり着く先は悲劇のみで救いは微塵も用意されていなかったです。
    そこに比重が置かれていたせいか出生の秘密を探るというあらすじには首を傾げてしまう。出生はおまけのような扱いとまでは言いませんが、途中で話題にも出ずギリギリで明かされ……。うーん、因果な家族ですね。

    それはさておき赤川作品の特徴なのか、主人公は出会ってすぐに異性と恋人関係になりますよね。恋愛小説じゃないので仕方ないとは思いますが勿体ないなー。ワンパターンになってしまっていてそこはつまらないです。

  • 怪談、というほどの怖さ…が全くない。
    得体のしれないものへの恐怖、超常現象に迫られる側の心理的恐怖、等々が描かれないままに、ただ、死んだはずの人が姿形をもって語りかけてくる、人に危害を与える、という形で他の登場人物(実在)たちの間に存在している。
    けれど、強烈な恨みや自意識、執念が描かれてもいないので、ただの表面的な復讐劇。
    ロールプレイングゲームを観ているよう。
    語り手である少女の視線ですら、人間の“らしさ”を伴わない、あくまでも語り手としての傍観者である。
    ″お姉ちゃん”、が自分の人生に介入し壊した相手を恨む気持ちと、それによって得た娘への愛情との板挟み…という、それぞれの真理を掘り下げていればもう少し深みも出ただろうし、振り回され巻き込まれていく周囲の人びとを襲う恐怖への裏付けともなっていったのだろうと思う。
    赤川次郎作品を初めて読んだので他が分からないが、あっさりと表面的出来事だけを追いかけていき、人間の真理描写よりも物語形式を追いかけていくタイプの作品の方が、大衆受けはしやすいものなのかな、などとも感じた。

  • 中学生の頃から大好きな赤川次郎さんの本。先が気になって夢中で読み進めます。とにかくいろんな人が死にます。こんな家族は持ちたくないなと思った、、、。

  • ある日家に帰ると姉が死んでいた。
    その日の夜、幽霊として現れた姉から告げられた衝撃の事実。
    姉の死から七年。十六歳になった郁子の周りで次々と人が死んでいく。
    死んだ姉がずっと知りたかった、長年隠されてきた、たった一つの真実。


    本読まない友達が、この本は好きだって貸してくれた。
    まぁ赤川次郎は読みやすいからね!


    面白かったし、続きは気になるし、
    読みやすかったけど、あんまり好きじゃなかった!
    女性が暴力されて不幸になる話は悲しいね!!


    父も兄も梶原も先生も勝手過ぎるやろ!!
    っていうか兄ぃぃぃぃぃ!!!(((゜Д゜;)))
    あんま気持ち良い話じゃなかったね!
    エグかった!!ドロドロ!!

    共感とかされんかもやけど
    一番気に入らんのは則幸だけどね(`´)
    自分の父親のしたことに、あんなに嫌悪感抱いて怒ってたのに、結局同じことするし〜。
    後で落ち込んでもダメですから。
    してしまったらアナタも一緒ですから。

    裕美子ちゃんかわいそう(´`)

  • 赤川次郎作品にしては恐い部類に入ります。
    幸せ終わり(happy end)がよい人にはお勧めできません。

    9歳の少女が、16歳の姉とのかかわりが最初。
    少女が16歳になったときの、家族とのかかわりが最後。

    いつも坂にまつわる話がでてきます。
    何人の人がこの坂で亡くなるのでしょう。

    親子、姉妹兄弟、夫婦の間の軋轢を、これでもかというくらい追求します。
    最後まで生き残る人がいることだけを頼りに結末まで読み進みました。

  • 一番すきかもしれない。
    相関図は意外だったけども
    おねえちゃんの悲しい過去も
    その「坂」も
    全部が悲しすぎる。
    兄貴が悪いね!全部!

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著者プロフィール

赤川 次郎(あかがわ じろう)
1948年、福岡県生まれ。76年『幽霊列車』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。以後続々とベストセラーを刊行。
代表作「三毛猫ホームズ」シリーズ、「天使と悪魔」シリーズ、「鼠」シリーズ、『ふたり』『怪談人恋坂』『幽霊の径』『記念写真』他、著書多数。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞受賞、16年、『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。
執筆作は500作を超え、累計発行部数は3億を突破。メディア化された作品も数え切れない。

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