三毛猫ホームズの<卒業> (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 228
感想 : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041879634

作品紹介・あらすじ

純白のタキシードとウェディングドレスに身を包んだ新郎新婦が登場した途端、映画〈卒業〉のように花嫁が連れ去られて……表題作のほか、「衣装戸棚」「招待席」「幽霊船」「噂話」の四篇を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 再読。やはり好き。

  • 本屋に行っていないので、娘の書棚から1冊。
    赤川次郎を取り出して、久しぶりに読んでみた。
    子供がすきそうな、行間が広く一文が短い構成である。
    もう少し面白かったような気がするが、40歳を過ぎて夢も見なくなった親父には、奥深さが物足りないと感じてしまう。
    短編ということもあり、安易な展開で人が死んでいく。心理描写もなんとなく稚拙で、何も考えずに読むには丁度良いが、わくわくするような推理小説という感じでもない。
    昔は結構読み漁っていたような気がするが、軽薄さが妙に気になる。

  • 三毛猫ホームズシリーズ25冊目の短編集です。
    警視庁捜査一課の刑事である片山義太郎は父親が刑事をしていた事もあり、意思を継ぐ意気込みで警察官になったが、血を見れば失神をし、高所恐怖症で美人が苦手の女性恐怖症でもあった。元来刑事には向かない性格である。
    妹の晴美はなぜか父親の刑事の血を多く受け継いだようでしっかり者で事件があれば自ら進んで関わってしまう娘であった。
    そして、妹の恋人である石津刑事は兄の義太郎と事件を一緒に捜査している時に晴美と見るなり一目惚れして一途に惚れ続けている。
    もう一人(匹)は三毛猫のホームズ。
    赤川次郎さんが飼っていた猫がモデルでこのシリーズのある意味主役。彼女が事件を解決するヒントを出す事で物語が進んでいきます。

    片山義太郎の同級生だった山田祐介の結婚式に来た面々だが、結婚式の最中に「この結婚式をやめろ!」と乱入してきた青年が花嫁を連れ去ってしまった。
    その後に花嫁が発見されたが殺されていた。。そして、その近くに車中自殺をしようとした青年が。。。

    今回も楽しめました。赤川次郎さんの小説はとても読みやすく時間を忘れさせる力があるように感じます。
    義太郎、晴美、石津、ホームズなどなど個性的で魅力的な登場人物がどの話を読んでも可笑しさを与えてくれるいい作品ですね。
    続きが楽しみです。

  • 5編の短編集。すべて恋愛がらみ。人から見たらしょうもない男、と思うけど、それでも嫉妬に駆られて人を殺したりするんだなぁ。まぁ小説とはいえ、実際の事件でもありがちな理由だもの。おそるべし、男と女。まぁ同性同士もあるけど。

  • 短編5話
    お馴染みの三人と一匹。
    そこへ会社の上司、同僚、部下、夫婦、友人、恋人、旧友、元彼元彼女、親族など様々な人間関係から始まる殺人事件。
    短編ということもあり、サクサク進むが、そのため、あまり奥深さは感じない。
    気軽に読める本という感じ。

  • 短編集。

    表題作が簡潔で分かりやすかった。
    短編集なので更にさくさくーっと読めるのは良い。

  • 私の人生を変えた一冊。

    この本がなかったら、本好きにはならなかった。

  • 三毛猫ホームズシリーズは一度読破しましたが、しばらく読んでいないので、再度読むと新鮮な点と、なるほどと思う点がありました。
    卒業
    衣装戸棚
    招待状
    幽霊船
    噂話
    の5作品を収集しています。

    女男,親子などの関係の機微を、
    会話を通じて表しているということが、
    西上心太さんの解説を読んで再認識しました。

    卒業は映画の卒業を真似ようとした登場人物の意図と、
    著者の意図とが重なって見えてきます。

  • 短篇集ということで、軽い気持ちで読みきった。

    長編のモノに比べて多少トリックにやっつけ感があるが、そんなの気にならないほどテンポが良く、またキャラクターの個性がよく出ていて、どんどん読める作品だった。

    内容はかなりシリアスなものもあるのだが、片山兄妹とホームズ、そして石津の四人組の手にかかれば、どんな話でも後味が悪くなくなるのが面白い。

    読んですかっとしたい気分なときに読むのにおすすめです。

  • 長編の方を出して欲しかった。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年、「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2021年 『夫は泥棒、妻は刑事21 泥棒たちの十番勝負』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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