大変身! ママの七つの顔 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 107
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041879641

作品紹介・あらすじ

エンジニアの夫と3歳の娘と幸せな家庭を営んでいた小学校教諭、畑山恵利は、学芸会の日、犯罪組織の大ボスの命を救ったことで、殺し屋と警察から追われることになる――。手に汗握るサスペンス・ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • 小学校の教師をしている主人公は、学芸会の日
    大物の命を救ってしまい、生活が狂い始めた。

    些細な事がきっかけで…という、すごい状態。
    ここまで頑張れる主人公もすごいですが
    逃亡生活ができているのもすごい。
    刑事の方は、ここまで思い込みで追いかけていると
    普通の仕事の方に支障は? と聞きたいものが。

    敵が多すぎるわ、敵ではないけれど
    味方でなくなったような人も。
    読む分には面白かったですが、こんな濃い人生
    送りたくないです。

  • ちょっとした人助けのつもりが、逆恨みされる。
    人助けしたのに、殺人をしたと疑われる。

    それでも子供可愛さに、生き続ける母親力。
    さすがというしかない。

    何度も銃弾の下をかいくぐるのは、物語だからであって、
    現実なら2度は死んでいるだろう。

    最後に大立ち回りのあげく、離婚はするものの、新しい人生が始まる。

  • 教師が教え子の祖父を助けたことから始まる転落劇。ママはわが子のために頑張る。

  • 小さなきっかけから、坂道を転がるように滑り落ちていく主人公。すっかり悪スパイラルにはまってしまってます(´〜`ヾ)あと一歩のところですれ違い、みたいな。なんとも隔靴掻痒の感。もどかしくって、物語なのに『そこでなんで誤解を解けないんだーー!!』とか思わずつっこんでみたり(笑)

    テンポがよくってどんどん読み進めてしまいます、手に汗握りながら(笑)

    でも、全体を通してイマイチなのはなぜ?おそらく、テーマが見えにくい(私の理解力不足か?(笑))のと、色んな事がいちいち私には違和感が。例えば、主人公の夫が浮気相手に本気になるところ。

    一回ならわかるんだけど、あっちがダメだったら、今度はこっちに本気なんだ!!って言ってみたり。浮気は何度もあってもいいだろうけど(いやよくないか?(笑))、本気がそうころころ変わる男ってどうなんでしょ?

    また、その男の相手の女も、それまではそういったそぶり(描写)が一切なかったのに、急に「実はずっと彼を愛してました」とか言い出して・・・えーーー!!急に!?みたいな(笑)

    他にも色々私には納得いかない展開(笑)天網恢々疎にして漏らさず。ってなもんで、やはり悪いやつ、不道徳者は最後には天罰を食らって欲しいと思う私には、悪者が幸せになったり、真面目な人間が不幸になったりするのはどうも得心がゆきません(´〜`ヾ)

    と、ま〜文句を並べてきましたが、テンポのよさで読ませるのはさすが赤川次郎さんです。

  • 理不尽な冤罪に始終腹立たしかった。けれど、逞しく生きる女性の姿がしっかりと描かれています。杉原爽香シリーズが苦手な人は読まないほうが良いかも知れません。

  • 初めての赤川次郎作品、一般的に若い子向けかな?っと感じだったが没頭して物語の世界に入れた。一女教師が教え子の祖父を助けた時から、波乱万丈の
    人生を送るようになる。平凡な教師であり、妻であり母であった女は、力強く自分の現実を見、自分を守り窮地から自身の力で解決しようとする。「力強い女が好き」

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年、「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2021年 『夫は泥棒、妻は刑事21 泥棒たちの十番勝負』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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