黒い壁 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 160
感想 : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041879702

作品紹介・あらすじ

サラリーマン利根のところに、古い友人・野川卓也が訪ねてきた。野川は十年間ドイツに行っていたと言い、「ベルリンの壁のかけら」を渡して去った。その日から利根の周りで不思議な出来事が起こり始める。

感想・レビュー・書評

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  • ミステリというよりサスペンス、ホラー、もっと言えばSF要素もあるような作品。赤川次郎らしからぬダークさもあり、無辜の民が犠牲になる戦争への警鐘も。最後は綺麗にまとまって良かった。

  • 赤川次郎の暗めの作品の中でも好きな方です。
    いつもの日常よりちょっと広めな世界観が好きな人にはたまらないでしょうね。

  • 舞台は日本だが、夢のような過去の闇のトンネルはドイツ。
    ドイツ人も何人か登場し、ドイツ語の通訳や翻訳者も出て来る。

    赤川次郎にしてはめずらしい社会派の小説。
    恐怖小説のようでもあるし、カールの母親を殺した人を探す推理小説でもある。

    赤川次郎のべスト100に入れたい作品だ。

    会社員と同僚の彼女、近所の高校生とその母親の4人が主人公。
    母親の同僚がドイツ人。
    高校生が街で会ったドイツの少年。
    ドイツの少年を追いかけるもう一人のドイツ人。
    ドイツから帰って来た会社員の学生時代の後輩。
    この4人が脇役達。

    赤川次郎作品の中では、筋がしっかりしている。
    もうあなたは読まずにはいられない。

  • サラリーマン・利根は、大学時代の同級生・野川からドイツ土産に“ベルリンの壁のかけら”を受けとった。壁が崩壊してから十年が経過している。なぜ、今頃―。不審に思う利根の周りで、次々に不可思議な出来事が。目撃した射殺死体が消滅。親友・永井は「おれは、殺される!」と言い残し失踪。そして永井の妻は死体で見つかった。あの壁のかけらが、悲劇を巻き起こすのか?(amazonより抜粋)

  • 親戚の方の赤川次郎好きがうつって読み始めた本です。
    表紙も大好きな画家さんで、内容もなかなかでした。

  • おそらく酒井駒子表紙に引かれてジャケ買いした本。
    かなりの間忘れていたけれど、本棚整理の際に発見して読んでみた。

    統一前のドイツと現代の日本が舞台のお話。

    なかなか引き込まれる設定ですが、後半ポンポンと話が進んであっけなく終わってしまった感が残った。
    もう少し長編ならより楽しめたように思う。

  • 全ては、ある友人からもらったベルリンの壁の欠片から始まった…。みたいな、ちょっと暗い感じのするサスペンス。サスペンスなだけにちょっとグロテスクな場面もあり、血のインパクトが大きい。

  • 高校の「聞き書き」のテーマ決めたキッカケでした。しかし…表紙が酒井さんだなんて!!買っちゃいそう!!!笑

  • サラリーマン・利根は、大学時代の同級生・野川からドイツの土産にベルリンの壁のかけらを受け取った。 壁が崩壊してから十年が経過している。 なぜ、今頃、、。
    不審に思う利根の周りで、次々と不可思議な出来事が。目撃した射殺死体が消滅。 親友・永井は「オレは、殺される!」と言い残し失踪。 そして永井の妻は死体として見つかった。
    あの壁のかけらが、悲劇を巻き起こすのか?

  • 酒井さん表紙ということで。初赤川次郎作品でした。読んだ後ドイツ・ベルリンの壁に興味を持った。興味のつながる作品って素敵。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年、「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2021年 『夫は泥棒、妻は刑事21 泥棒たちの十番勝負』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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