- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041879849
作品紹介・あらすじ
康男と茂は幼いころからのライバル同士。しかし、今では茂は康男の経営する会社の社員である。二人の間には複雑な事情があるようで……。そして、三毛猫ホームズにも灰色・縞柄のライバル猫が出現!?
感想・レビュー・書評
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4.4→
三毛猫ホームズの短編集です!どの話も簡潔にまとめられた中に、驚きが幾つもあってとても面白かったです。
個人的には「三毛猫ホームズの写真館」が1番驚きの展開で、悲しいお話でしたが印象に残りました。 -
ホームズの短編集。
まあ、赤川次郎だからラノベと思って読めば読める。
突っ込みどころの多さは気にしない。 -
読書録「三毛猫ホームズの好敵手」4
著者 赤川次郎
出版 角川文庫
P63より引用
“誰だって、一日中ここに座って、まだよだれかけでもしていそ
うな学生たちと面接していたら、いやになってくる。”
目次から抜粋引用
“三毛猫ホームズの好敵手
三毛猫ホームズの有給休暇
三毛猫ホームズの写真館
三毛猫ホームズの殺人カクテル”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、短編ミステリー小説集。人気シリーズ第29弾。
子供の頃からお互いに競ってきた二人の男、大人になり社会的
な地位で勝負はついたかに思えたが…。(三毛猫ホームズの好敵
手)
上記の引用は、二話目の冒頭の一文。
会社の採用面接の場面ですが、この様な学生ばかり集まってくる
ということは、この会社がその程度のものだということなのでは
ないでしょうか。本当に優秀な人材は、恩師の紹介とかスカウト
で就職が決まってしまうように思います。
p13の頭の文を読んで思うのですが、自分の感情が相手に簡単に
読まれてしまうようでは、エリートとしてどうかと思いました。
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再読。片山刑事の何気ない優しさに癒される。
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安心して読めます♪
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三毛猫ホームズの好敵手、有給休暇、写真館、殺人カクテルの短編4作品。
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今回ちょっと描写が薄いかな〜、と感じたのでやや辛口評価になりました。内容は面白いんだけど……。「殺人カクテル」はゲーム化したらいいのに!と思いました。別荘に閉じ込められた《容疑者》達。毒を飲まされ、一時間以内に解毒剤を服用しないと死ぬ。解毒剤を手に入れる条件は《真犯人》を見つける事――。ドロドロの心理戦が楽しめそう。謎の二人組が乱入し、仕掛け人は重傷を負って意識不明。プレイヤーは片山となり、ホームズと一緒に真犯人を探す。制限時間内に真犯人を見つけないと死亡でゲームオーバー。やってみたいな〜。なんだかんで楽しめる一冊です。
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三毛猫ホームズのライバルということで、猫がいっぱい出てくるぞ、と期待していました。
「にゃー(僕はこれが怪しいと思うけど君は気づいた?)」
「にゃー(ホームズはそれくらいとっくに気づいてますから)」
「にゃー(ほらね、私が言ったとおりでしょ)」
「にゃー(いや、そのことは最初から指摘してたよ)」
というようなやり取りは無く、飼い主を心配するにゃんこと、「心配なら一緒に来る?」というクールな態度のホームズでした。
三毛猫〜カクテルは登場人物が多くて途中の大切なところで混乱しました。
が、全体的に軽く読めました。 -
ホームズの「ライバル猫」も登場する短編集♪
カクテルといえば、“バーテンダー”ですね (*´v`*)
・三毛猫ホームズの好敵手 ―義太郎、不倫疑惑で殴られる !
・三毛猫ホームズの有給休暇 ―<K商事>で姉の敵討 !
・三毛猫ホームズの写真館 ―温泉地で殺人事件 !
・三毛猫ホームズの殺人カクテル ―混乱が混乱を呼ぶ、殺人カクテル!?