三毛猫ホームズの好敵手(ライバル) (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.29
  • (4)
  • (19)
  • (58)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 275
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041879849

作品紹介・あらすじ

康男と茂は幼いころからのライバル同士。しかし、今では茂は康男の経営する会社の社員である。二人の間には複雑な事情があるようで……。そして、三毛猫ホームズにも灰色・縞柄のライバル猫が出現!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/747561

  • 4.4→
    三毛猫ホームズの短編集です!どの話も簡潔にまとめられた中に、驚きが幾つもあってとても面白かったです。
    個人的には「三毛猫ホームズの写真館」が1番驚きの展開で、悲しいお話でしたが印象に残りました。

  • ホームズの短編集。
    まあ、赤川次郎だからラノベと思って読めば読める。
    突っ込みどころの多さは気にしない。

  • 読書録「三毛猫ホームズの好敵手」4

    著者 赤川次郎
    出版 角川文庫

    P63より引用
    “誰だって、一日中ここに座って、まだよだれかけでもしていそ
    うな学生たちと面接していたら、いやになってくる。”

     目次から抜粋引用
    “三毛猫ホームズの好敵手
     三毛猫ホームズの有給休暇
     三毛猫ホームズの写真館
     三毛猫ホームズの殺人カクテル”

     警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
    族を主人公とした、短編ミステリー小説集。人気シリーズ第29弾。
     子供の頃からお互いに競ってきた二人の男、大人になり社会的
    な地位で勝負はついたかに思えたが…。(三毛猫ホームズの好敵
    手)

     上記の引用は、二話目の冒頭の一文。
    会社の採用面接の場面ですが、この様な学生ばかり集まってくる
    ということは、この会社がその程度のものだということなのでは
    ないでしょうか。本当に優秀な人材は、恩師の紹介とかスカウト
    で就職が決まってしまうように思います。
     p13の頭の文を読んで思うのですが、自分の感情が相手に簡単に
    読まれてしまうようでは、エリートとしてどうかと思いました。

    ーーーーー

  • 再読。片山刑事の何気ない優しさに癒される。

  • 安心して読めます♪

  • 三毛猫ホームズの好敵手、有給休暇、写真館、殺人カクテルの短編4作品。

  • 今回ちょっと描写が薄いかな〜、と感じたのでやや辛口評価になりました。内容は面白いんだけど……。「殺人カクテル」はゲーム化したらいいのに!と思いました。別荘に閉じ込められた《容疑者》達。毒を飲まされ、一時間以内に解毒剤を服用しないと死ぬ。解毒剤を手に入れる条件は《真犯人》を見つける事――。ドロドロの心理戦が楽しめそう。謎の二人組が乱入し、仕掛け人は重傷を負って意識不明。プレイヤーは片山となり、ホームズと一緒に真犯人を探す。制限時間内に真犯人を見つけないと死亡でゲームオーバー。やってみたいな〜。なんだかんで楽しめる一冊です。

  • 三毛猫ホームズのライバルということで、猫がいっぱい出てくるぞ、と期待していました。

    「にゃー(僕はこれが怪しいと思うけど君は気づいた?)」
    「にゃー(ホームズはそれくらいとっくに気づいてますから)」

    「にゃー(ほらね、私が言ったとおりでしょ)」
    「にゃー(いや、そのことは最初から指摘してたよ)」

    というようなやり取りは無く、飼い主を心配するにゃんこと、「心配なら一緒に来る?」というクールな態度のホームズでした。

    三毛猫〜カクテルは登場人物が多くて途中の大切なところで混乱しました。
    が、全体的に軽く読めました。

  • ホームズの「ライバル猫」も登場する短編集♪
    カクテルといえば、“バーテンダー”ですね (*´v`*)

    ・三毛猫ホームズの好敵手 ―義太郎、不倫疑惑で殴られる !
    ・三毛猫ホームズの有給休暇 ―<K商事>で姉の敵討 !
    ・三毛猫ホームズの写真館 ―温泉地で殺人事件 !
    ・三毛猫ホームズの殺人カクテル ―混乱が混乱を呼ぶ、殺人カクテル!?

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

赤川次郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×