リング (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 3204
感想 : 342
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041880012

作品紹介・あらすじ

同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した四人の少年少女。雑誌記者の浅川は姪の死に不審を抱き調査を始めた。-そしていま、浅川は一本のビデオテープを手にしている。少年たちは、これを見た一週間後に死亡している。浅川は、震える手でビデオをデッキに送り込む。期待と恐怖に顔を歪めながら。画面に光が入る。静かにビデオが始まった…。恐怖とともに、未知なる世界へと導くホラー小説の金字塔。

感想・レビュー・書評

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  • 映画は貞子シリーズ一通り見ているくらいには好きです。ホラー小説は初挑戦で、少しビビっていたのですが面白かったです。

    たまに差し込まれるイラストに無駄にドキッとするからやめてほしい…。怖いイラストではないのだが、最後に怖いのがくるんじゃないかと思い、イラストが来そうになると恐る恐るめくってしまうビビりようでした(^^;)
    映画の名場面が映画オリジナルだと知ったり、登場人物の設定がかなり違ったりと、あの名作映画と比べて見れたのも楽しかった。
    映画みたいにワッと驚かす要素はなくとも、じわじわ来る恐怖感にはゾッとします。そして、最後の展開はお見事。竜司が実は親友想いだという人柄が浮かび上がるところも好き。

    どうやら三部作で完結らしく、壮大なお話らしいのでこれは読まなきゃです。

    • ほん3さん
      Oooh きっと来る〜きっと来る〜♫
      頭の中で鳴ってます。

      イラストがあるんですね。昔読んだときはなかった気がします。
      イラストで怖さがア...
      Oooh きっと来る〜きっと来る〜♫
      頭の中で鳴ってます。

      イラストがあるんですね。昔読んだときはなかった気がします。
      イラストで怖さがアップしそうですね。
      2022/07/23
    • あささん
      しんさん、私も久しぶり映画見てみます!ちょっとびびってます!笑
      しんさん、私も久しぶり映画見てみます!ちょっとびびってます!笑
      2022/07/24
    • あささん
      ほん3さん、
      その音楽懐かしいですね〜♫

      そうなんですね!
      イラストの場面チョイスは「?」だったのですが、次はどんなイラストが来るのかとビ...
      ほん3さん、
      その音楽懐かしいですね〜♫

      そうなんですね!
      イラストの場面チョイスは「?」だったのですが、次はどんなイラストが来るのかとビクビクしてしまいました。( ̄ー ̄)
      2022/07/24
  • 大好きな映画の原作。
    原作と映画では設定が大きく異なる部分もある。どちらかと言えば原作の方が内容は重い。その反面、サラッと読めてしまうボリュームだったのが意外だった。

    貞子と志津子の悲劇の人生。残された怨念。
    呪いのビデオテープが生み出され、ダビングしたものを他の人に見せることで呪いが解けるという残酷な方法に、若かりし私は感動した記憶がある。

    なるほど、これが原作か。映画版も好き。
    だけど原作を読んでみると、映画版で、貞子がテレビから出てくるシーンとは何だったのか。ホラー映画というジャンルで、最大の恐怖を演出するには、避けられないものだったのだろう。制作チームの葛藤とテレビから出てくるアイデアを採択するという思い切りは正に英断と言える。同時に、その会議を想像して、笑ってしまった(笑)。

    原作良し。

    読了。

  • タイトルだけはよく知っていたけど、読んだことも、記憶にないのでおそらく映像を見たこともなかった。小野不由美さんの「残穢」に出てきたので読んでみた。

    ホラーなのだけど、正直なところ意外に怖くなかった。「おまじない」の真実を知った時、真っ先に小学校くらいの時流行ったチェーンメールや手紙を思い出した。学校側から注意されるくらい子供の間で流行ったけど、この本が発端なのかな。このチェーンメールなどを身近に育ったからこそ、おまじないの正体にもそんなに驚きや恐怖はなかったけど、この本で初見だったらまた違った見方だったと思う。自分にとって新鮮味はなくても面白くは読んだので、ホラーの名作と言われる所以は分かった気がした。
    ワープロ、VHS、携帯電話やメールが無くてFAXなど、時代を感じさせる言葉が沢山あった。しかし、後半の方には「ウィルス」について出てきて、まさに今読むのにぴったりで驚いた。

  • ホラーというよりミステリー。
    それも最高峰の。
    誰かが私にこう言った、ヒロイックでパセティックでロマンチック。

    98年の映画のヒットにより、
    良くも悪くも記号化されてしまった「貞子」。
    ちなみに原作には髪を振り乱してテレビから出てくる、というようなシーンはない。
    個人的には原作に忠実な95年のドラマ版をおすすめしたい。貞子も美人だし。エクソシスト化しないし。

    これは貞子という美少女の切ない半生を辿る物語である。
    しかし、「呪いのビデオ」なんちゅーめっさ迷惑なえげつないもんが生まれたのはなんでやねん?
    という事にも一応納得のいく理由があって、「呪怨」みたいな理不尽なものと一緒にされては困るわけである。
    (後に映画で対決?させられてたけどもね。注:私は勿論観ていない。)

    で、そのビデオを観てしまう浅川と高山(変人)という二人の男性。
    で、まぁ「おれら7日後に死ぬやんけ、やべぇぞおい(意訳)」ということで、その呪いを解く方法をあの手この手で探るという展開。
    そらそうや、命がかかっとるんや。
    勝ちたいんや。
    7日後に死ぬオレ。
    地獄に堕ちた野郎ども。
    で、物語は意外な結末へ。。

    原作の正規の続編としては、
    長編の「らせん」「ループ」「エス」「タイド」の順で続きがあり、
    「バースデイ」という短編集があったりするのだが、(これらもそれぞれおもしろいのだが)
    やはり「リング」単体でのおもしろさが群を抜いている。しっかり風呂敷も畳んでいる。
    続編は別に読まなくてもまったく支障はない。
    (デビルマンの後のバイオレンスジャックみたいなもんだ。違うか。)
    「ループ」の星一徹ちゃぶ台全ひっくり返し的アクロバット展開は味わってもらいたい気もするが。

    深町秋生「果てしなき渇き」
    貴志祐介「黒い家」
    横溝正史の金田一耕助シリーズ
    らへんが好きな方には是非読んでもらいたい。
    (合わなかったらすまん)

    で、鈴木光司先生、「ユビキタス」(リングシリーズの最新の続編)の執筆再開はまだですか?(オチ)

  • 今更ながら、きっとくる~~で一世を風靡した「貞子」が登場するこの作品。以前鈴木光司の短編集を読んだのをきっかけに、積読の中から引っ張り出してきました。
    死のタイムリミットが迫る中、その呪いの回避方法を探っていくというミステリ要素もあり、楽しめた。貞子がテレビから這い出して来る有名なシーンだけは知っていたけど(ちなみに映画は未見)原作にはそのシーンはなく、貞子という女性の悲しい生涯が強く印象に残りました。
    登場人物の視点がコロコロ変わるのはちょっと読みづらかったかな。

  • 貞子の心情を察すると単純にホラーとは言いたくない。
    貞子、私には愛おしく思います。
    映画とか、あれでいいの?
    なんか違う気がする。

  • ・普通にちゃんと面白かった。
    ・展開は割と鉄板だしバカミス風味も漂ってたけど…。
    ・貞子てゃ
    ・本作読むと某ゲームで生存者を「呪」の文字で殴ってくる貞子はめちゃくちゃファンキーな気がする。

  • 恐怖とは想像である。
    日常のふとした瞬間に覚える些細な違和感をトリガーに、人の想像は膨れ上がっていく。
    鈴木光司さんは、行動で語ることが上手い。登場人物の思いや感情をストレートに表現するのではなく、その人物の行動で読み手に伝える。この表現方法が、読み手が「想像」しやすくなる土壌を作り上げていると思う。
    言わずと知れたジャパニーズホラーの金字塔。必読。

  • 再読 今読んでもビデオテープ以外は古い感じがしない。結末がわかっていても引き込まれてしまう。竜司がいい味を出している。タイムリミットまでの焦り、貞子の人生、ウイルス、人生観。
    どれをとっても面白かった。

  • リング
    著作者:鈴木光司
    発行者:角川ホラー文庫
    タイムライン
    http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698

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著者プロフィール

千葉中央メディカルセンター勤務。認定理学療法士(代謝)、呼吸療法認定士、糖尿病療養指導士、住環境福祉コーディネーター2級。

「2018年 『リハビリのプロがすすめる 健康寿命を延ばす1000冊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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