ゆがんだ闇 (角川ホラー文庫)

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本棚登録 : 372
レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041880043

感想・レビュー・書評

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  • どれも非常に面白かった。読み応えバツグン

    でも禍々しいタイトルや裏の表紙のアオリから想像していたほどおぞましい内容ではなかった。中でも印象に残ったのは「子羊」かな。一つだけ設定がSFファンタジーだったというのもあるけど、完璧な調和をもった世界とその不自然さ、そして外界とのギャップがとても綺麗だった

    アイディアが面白かったのはGeneかな

  • 初読かと思ったら遠い昔に読んでた。
    なんとなく覚えてるけど、うわあこれどうなるんだっけと思いながら読むというちょっと不思議な体験。

    「生きがい」
    ショートショートの見本のような。こういうのは怖さより「うまいね」と感心する読後感。

    「ナイトダイビング」
    淡々とした作品。オチは想像通り。おもしろい、というかなんか不思議と印象に残っていた話。

    「小羊」
    ホラーというよりはライトなSF? こういう話けっこう好きです。
    私がこの立場だったら、きっと最後は逃げない気がする……。
    うーん難しいなあ。

    「白い過去」
    これたぶん読んだ当時は、すっきりしたラストだと思ってたはずなんだけど。いま読んだら千春に何一つ共感できなくて愕然とした。
    いや、あんた何ちょっと被害者面してんだ、と。
    自分で選んでそういう人生を歩んで、ちょっと昔を思い出したら旦那が憎くなって、その結末。利用できるだけして嫌になったら捨てるのか。女のいやーな部分を見せられた気がしてまったくすっきりしなかった。

    「兆」
    出ました小林泰三。相変わらずの小林節です。
    安心して読めるきもちわるさ(褒め言葉)。気持ち悪さと、ふとしたはずみににじみ出る可笑しさ。どこまでもついていきたい。

    「Gene」
    瀬名さんの小説って、あらすじがすごくおもしろそうなのに本文読んで難解な単語が出てきていつも嫌になっちゃう、っていうイメージ。
    小説のために知識を使ってるんじゃなくて、知識を披露するツールとして小説を書いているんじゃないかと思ってしまう。
    この話はおもしろかった。でも途中のその遺伝子講釈はそこまで必要か?とやっぱり首をひねらざるを得ない。
    まあ、あんまり偉そうなことは言えないのですが。

  • これは泰三目当てで買ったけど、他の短編も素敵な作品が多いので読み返し率が高いです。
    ま、作者連ではずれは無いのは判るようなものですがねん。
    これも愛読書にして長いのでね・・いまだに手放してないし。

  • 小池真理子『生きがい』
    すっごく短くて簡単に読めるけれど、結構印象の濃い作品です。
    ホラーだけど、ひとによってはただのブラックユーモアと思うかも。

    鈴木光司『ナイトダイビング』
    リングの作者さんですね。このひとの作品は初めて読みました。
    イマイチ?みたいに思ったのは私だけですね。笑 

    篠田節子『子羊』
    深いです。笑 
    ちょっとSF入ってるんかな。SFはちょっと苦手。
    でも、面白かったですよ。それなりに。いつか本当に起こりそうな話、なのかな?

    坂東眞砂子『白い過去』
    私の坂東眞砂子に対するイメージとはちょっと違う作風だったような気がします。
    つっても私もこのひとの作品を網羅しているわけではないので偉そうなことは言えませんが。
    面白かったですよ、この作品!
    淡々としてて、でも最後にちょっとうわあぁって思うような結末が待ってて。

    小林泰三『兆』
    この本でイチバン面白いと思ったのは、この話です。
    狂ってる、と思った。
    これが一番盛り上がりのあるホラーだったのかな。とにかく面白かった。

    瀬名秀明『Gene』
    難しかったです。笑 
    私には理解が及ばない、というか…。なにしろばかだから。

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  • なかなか豪華なアンソロジー。好きな作家ばかりなので、買いです。

著者プロフィール

小池真理子(こいけ まりこ)
1952年東京都生まれの作家。成蹊大学文学部卒業。89年「妻の女友達」で日本推理作家協会賞(短編部門)、96年『恋』で直木賞、98年『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、12年『無花果の森』で芸術選奨文部科学大臣賞、13年『沈黙のひと』で吉川英治文学賞を受賞。その他の著書に、『二重生活』『無伴奏』『千日のマリア』『モンローが死んだ日』などがある。
2019年1月6日から、『モンローが死んだ日』がNHK BSプレミアムでドラマ化。主演は鈴木京香、草刈正雄。

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