楽園 (角川文庫)

  • 角川書店 (2010年2月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784041880135

作品紹介・あらすじ

はるか昔のゴビ砂漠、南太平洋に浮かぶ島、アリゾナの地底湖……男女の愛の邂逅を描く、3つの壮大な物語。時空を超えたファンタジーノベル大賞優秀賞にして鈴木光司衝撃のデビュー作。

みんなの感想まとめ

壮大な愛の物語が時空を超えて描かれ、読者を魅了します。太古から現代まで、世代を超えて結ばれる男女の姿は、感動的でありながらもどこか神秘的です。ホラー作家としてのイメージを持つ鈴木光司が、恋愛小説という...

感想・レビュー・書評

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  • 高校生くらいの時、映画リングをきっかけに鈴木光司作品を読みましたが、ホラー作家のイメージでしたが、全然。
    ストーリーテラーです。光射す海や楽園、ループなど、めっちゃ良かったです。

  • 太古の時代から現代まで、数世代に引き継がれて結ばれて行く、壮大なラブファンタジー。
    どっちかてと、もう少しコンパクトな恋愛ものが好きなので、そこまでのめり込めなかった。
    鈴木光司さんの恋愛世界観なら、ループが好きです。ループの恋愛もそこそこ壮大ではありますが。

  • 初めての鈴木光司。
    ホラーのイメージしかなくて、ホラーが全くだめな私は鈴木光司を手に取ろうなんて思ったこともなかったなぁ。
    恋愛小説とオススメ頂いて『え!鈴木光司が!?』とびっくり。
    しかも普段はめったに読まないファンタジー。
    とても新鮮な出会いでした。

    一万年の時をかけるなんとも壮大な話!!!
    ファンタジーってかドキュメンタリー見てるような感じがしました。
    NHKで夜10時からやってそうなドキュメンタリー!笑

    一章の神話を読んだとき、え?これで終わりか〜と思ったけど、話が進むに連れてドキドキと。
    一章も二章も海に向けて漕ぎ出し、三章で出会う。出会うっていうか元の位置に戻る。一万年の時を超えて。

    ね!壮大でしょ!笑

    間違いなく壮大なラブストーリーでした。
    こんなビビッとくる相手に出会いたいもんだ。




    @手持ち本

  • 映画と漫画にしか興味かなかった私が初めて読み終えた小説。人と人とがめぐり逢い惹かれ合う不思議。もしかしたら、代々引き継いできた遺伝に、何か記憶が刻み込まれているのかもしれません。。。一万年の時と空間を超え、愛を探し続ける壮大なファンタジー。
    ―T.K.先生

  • ホラー作家のイメージしか無かったけど、認識を改めねば。ストーリとしてはひねりのない王道ではあったが、とても好きな展開なので不満なし。ロマン溢れる素敵な作品でした。
    あらすじ(背表紙より)
    太古のゴビ砂漠。部族の若者ボグドは、美しき少女ファヤウを自らの力で迎え入れ、夫婦となるが、他部族の襲撃により引き裂かれてしまう。ボグドは、遙か彼方に連れ去られた妻の姿を求め、一人旅立つが…!?そして、舞台は18世紀南太平洋、現代アメリカの地底湖へ。時空を超えた愛の邂逅と、戦うがゆえに手にできる“楽園”の意味を壮大に描く、日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作にしてデビュー作。

  • 友人に勧められた一冊。
    リング、らせんで有名な鈴木光司の著作ということなのでホラーを想像していた。

    作者の名前以外何の情報も無しで読んだので意外性もあり、物語をどう収束させていくのか気になり、無心にページを捲ってしまった。

    あらすじなど何も見ないで読んで欲しい。
    ★4

    ってことで以下ネタバレってほどのことは書いてませんが、読む予定がある人は今すぐブラウザ閉じて本屋に向かうか、電子書籍を買いましょう。

    3つの作品が収録。遥か太古のゴビ砂漠から始まり時空を越えてリンクするんですが、その加減が絶妙です。

    自分の人生も…。
    と思いを馳せてしまいます。
    ラブストーリー的な部分もあるし、もっと大きなテーマ性も感じる。

    絶妙なさじ加減が素晴らしい(二度目)。

    あ、最終章で出てくる作曲家がいるんですが、アントニオ・バンデラスのような人を思い描きながら読んでたんですが、何故か某佐村河内さんが頭をよぎってしまった。

  • 「作家」の枠には収まりきれない鈴木光司さんの処女作。
    処女作!?

    読了後、1万年分の邂逅に、自分自身がふわっとした。


    読み終えたの、もう4回目くらいかな。

  •  すすめられて読んでみました。物語はゴビ砂漠から始まってアメリカに渡る。しかも恐ろしく長い月日をかけて。(現代では飛行機でわずかな時間だけれども・・)人類の歴史と共にそこに宿った人の強い思いを成就させるべく物語は進んで行く。ま~「最後はここか。赤い鹿はここまで旅してきたのか。」と納得で読み終えました。

  • これにものすごく似たお話を読んだことがあるような気がする・・・と思いつつ、最後まで楽しく読めました。読み終わって本棚にしまおうと思ったら、そこには新潮文庫版の同じ本が・・・。
    いえね、買うときから「あれ?」と思ってはいたんですよ。でも奥付を確認したら初版だし、気のせいかと思って。ショックなのは最後まで読んでも再読だということに気がつかなかったことですよね。何よりも信じられないのは悲しいことに自分自身の記憶です。
    けど、出版社さんも何か一言あってもいいと思うんですよね。出版社をまたいでいるので難しいのでしょうか。まあ、自分でしっかり覚えていられれば何の問題もないんですけどね(泣)

    • ひろさん
      こんにちは。
      そうなんですよ。僕は友達に新潮文庫のを借りて読んで、これはいいなと思いアマゾンで調べたら、角川で違う装丁が出てくるじゃないです...
      こんにちは。
      そうなんですよ。僕は友達に新潮文庫のを借りて読んで、これはいいなと思いアマゾンで調べたら、角川で違う装丁が出てくるじゃないですか…最初何が違うのか戸惑いまして…特にそのへんのこと書いていませんでしたし…いったい何なんでしょう(笑)
      2011/02/22
  • はるか昔のゴビ砂漠で離れ離れになってしまった恋人達(チープな言葉でしか表現できなくて悔しい)から世代を重ねて現代で巡り会えてハッピーエンドな話。(まとめ方もチープ)
    とにかく一目惚れで、こいつが俺の運命の人!!そういうことで決まり!!理屈じゃない!!って感じの恋人関係なので、相思相愛になるまでの過程が好きな私にとっては物足りないです。世界観が大きくて壮大ではあるけど、好みでない恋愛というだけで感情移入もできず、傍観者の立場で読み切りました。

  • 壮大、、、、
    現世でやっと結ばれたけど、ながーー)い

  • なかなか面白かった。
    らせんとループに通じるものがあった。

  • 壮大な物語。
    文章の歯切れがよく、読みやすい。
    運命の赤い糸ならぬ、赤い鹿で繋がる3組の男女のお話。

  • ながーいながーい年月を得てハッピーエンドを迎えるファンタジー!!
    みんな頑張った
    思いは届いた!!素晴らしい!!

  • 鈴木光司のデビュー作、ホラーじゃなくってファンタジー、愛を語る。男女の赤い糸が3世代にわたりつながっている。そのスケールのデカさに圧倒されるのだが、どの話も尻つぼみ感は否めないかも

  • リング・らせんでお馴染みの鈴木光司氏のデビュー作。
    1話目は、グイグイ惹き付けられて、映画の世界。でも、結果どーなったの!?って所で2話目。ここにくるー!?って、ヤラレた感。
    そして、完結の第3話。
    スケールが大きく、読みごたえあるお話でした。
    個人的には2話のタイラーが好きですね(〃艸〃)

  • 一章 「神話」はモリー・ハンターの「砦」やジーン・アウルの「大地の子エイラ」のような読みごたえある古代ファンタジーです。
    私は序盤で出てきた登場人物に思い入れが出来てしまうので、後半につれてちょっとサラっと読んでしまいました。
    鈴木光司さんは「リング」「らせん」以来遠ざかっていたのでブクログでオススメされなければ読んでいなかったはず。
    他の作品も読んでみたいと思いました。

  • 一冊の中で、この壮大なストーリー展開を一気読みできてしまう贅沢、砂漠から始まり、三世代に渡る愛に満ちた話

  • 三つの時代に渡る男女の別離と邂逅の物語。
    いい話だったけど、再読したいほどではない。

    「神話」では先史時代の中央アジア砂漠の民の夫婦が、侵略によって離ればなれに。男は数百年に一度繋がる海を越えるために船出する。

    「楽園」は十八世紀の大航海時代か。ポリネシアのある未開の島の原住民の娘と、漂流したアメリカ人青年が結ばれる。

    「砂漠」は、二十世紀末のニューヨークからはじまる。遊び好きな天才作曲家と、愛の破綻で傷ついた女性編集者が巡り逢い、約束の地へ。

    転生ものと聞いて読んだのだが、あまりはっきりと運命に導かれてという描写はない。赤い鹿のイメージが鍵になっていることを覗いては。

    個人的には「神話」が一番好み。表題作は、漂流者のごたごたが長すぎて退屈だった。「砂漠」は鍾乳洞で音楽の発露に触れるあたりがいいが、すれ違ったあとに、再会に至るまでがあっさりしすぎかも。

    情景描写が緻密なのはいいが、ラブストーリーにしては心の機微がおざなりにされている気がする。ファンタジーノベル賞だから、設定が命だったのか。

  • 太古のゴビ砂漠。部族の若者ボグドは、美しき少女ファヤウを自らの力で迎え入れ、夫婦となるが、他部族の襲撃により引き裂かれてしまう。ボグドは、遙か彼方に連れ去られた妻の姿を求め、一人旅立つが…!?そして、舞台は18世紀南太平洋、現代アメリカの地底湖へ。時空を超えた愛の邂逅と、戦うがゆえに手にできる“楽園”の意味を壮大に描く、日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作にしてデビュー作。

    ・レビュー

    古代→中世→現代という時代を舞台にした三部構成だが、物語は一貫する意志で繋がる。
    特に面白いのは18世紀南太平洋を舞台にした第二部。鈴木光司の作品には個性的で特異なキャラクターが登場するが、第二部のタイラーというキャラクターは 鈴木光司作品特有の「強い男」そのもの。主人公でない所がまた面白い。
    鈴木光司の作品の原点で、いろんな鈴木光司作品の要素が含まれている。
    この作品で描かれる遺伝子で繋がる愛情は感動できる。

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著者プロフィール

千葉中央メディカルセンター勤務。認定理学療法士(代謝)、呼吸療法認定士、糖尿病療養指導士、住環境福祉コーディネーター2級。

「2018年 『リハビリのプロがすすめる 健康寿命を延ばす1000冊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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