彼岸からの言葉 (角川文庫)

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  • 角川書店
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041887011

感想・レビュー・書評

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  • 思えば宮沢章夫という人を知ったのはこの本だった。凄く笑った。

  • 宮沢章夫のエッセイで一番トんでる。出会いは古本屋。

  • 現在は絶版の、宮沢章夫幻の処女エッセイ集。全編に漂う80年代臭が香ばしい一冊。彼独特の静謐な文体は、当時全盛だった昭和軽薄体という「動」の文体への違和感と差別化から生まれた、「静」の文体で笑いをとることへの決意表明だったことがわかったりして興味深い。宮沢文体の初期を堪能できて内容も十分におもしろいが、この本ではいわゆる「ネタ」として完成されたエピソードが多く、本当に日常の瑣事から言葉を積み重ねて笑いに持っていく名人芸が見られるのは「牛への道」を待たなくてはいけないだろう。

  • 初めて読んだとき、笑いすぎてそれこそ彼岸が見えた。この面白さを広めようといろんな人に語ったが、語ってる端から自分が笑ってしまい徒労に終ったのも今じゃいい思い出。文字ならでは笑い。とにかく読むしかない。
    それにしてもだ。自分で作ったカテゴリに嵌らない本ばかりを選んでどうするよ。

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著者プロフィール

1956年静岡県生まれ。劇作家・演出家・作家・早稲田大学文学学術院教授。90年、演劇ユニット「遊園地再生事業団」を結成し、1993年戯曲『ヒネミ』(白水社)で岸田國士戯曲賞を受賞、2010年『時間のかかる読書』(河出文庫)で伊藤整文学賞(評論部門)を受賞。著書に『牛への道』『わからなくなってきました』(新潮文庫)、『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』(新潮社)、『長くなるのでまたにする。 』(幻冬舎)、『東京大学「80年代地下文化論」講義 決定版』(河出書房新社)など多数。

「2017年 『笛を吹く人がいる 素晴らしきテクの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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