重金属青年団 (角川文庫)

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  • 角川書店
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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041888018

感想・レビュー・書評

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  • うーん…。登場人物たちが個性的なのはわかるのだが、それがそれぞれ過剰というかなんというか、個性的であるための人物造形に思えてしまう。確かにロード・ノヴェルではあるが、その旅の果てに彼らが何を見つけたかというと、オッサンが開くバイクショップでみんな仲良く暮らしていこうという結末には拍子抜けしてしまった。ブンガクさんをクスリから救い出そうとするところで、これまで淡々と過ぎてきたストーリーがいっきに緊張感をはらんだもの(「ひかりごけ」)になるかと思ったが、それほどでもなく、最後にタカミが指輪を海に投げるのもお約束。なんとなく乗り切れないまま読み終わってしまった。

  •  花村萬月6冊目、こちらはデビュー作から3冊目になる。『ゲルマニウムの夜』(芥川賞受賞作)から8年前の作品、闇の深さはまだ許容範囲内(理解可能)として、このぐらいにとどめておけないところが花村萬月たる所以のなだろう。そう言いながらも、池上冬樹の解説を読んで『なで肩の狐』が無性に読みたくなる。

  • 欠けている人だからこその優しさに満ち溢れた小説です。

    欠けているからこそそれぞれが集まり補い成長していくんだろうな。

  • ヤク中で慢性自殺志願者のブンガクさん。
    浅草置屋の娘で、文学少女のくせに暴走族にも一目置かれているタカミ。
    二人を乗せたフェアレディZ改は、深夜の中央高速を疾走った…。
    H・M・C。
    レコードすらかけられない元ライブ・ハウス。
    ここには、毎夜社会不適合の若者たちが集う。
    辿り着いた二人は、彼らとともにH・M・Cを後にした。
    北へ―。
    刺激を求め、快楽を貪るために。
    音楽と単車。
    薬と暴力。
    救いのない魂の行方を描く感動の青春ロード・ノヴェル。

  • 彼らの生きかたに共感で切るかはともかく、(出来ないといってるのだが)いい小説ではあると思う。
    いや、もしかすると、共感できないのではなく、同種の人間であるのに彼らのように出来ないから嫉妬しているだけなのかもしれない。"

  • 全体としてはチープでうすっぺらいんだけど、


    花村萬月は、ぜったいこれは間違っていない、っていう文が作中に何個も出てくるんだよなぁ


    「もっと光を」はいかがかと思ったけど使い方はこれが正しい

  • とにかく優しい。

  • 初めて読んだ萬月作品。痺れました。北海道に行きたいなぁ。

  • どうにも読む気がしなくリタイア。

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著者プロフィール

1955年東京生まれ。89年、『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。その後、特異な感性で話題作を次々と発表。98年、『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞、2017年、『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。著書に『笑う山崎』『ブルース』『ワルツ』『弾正星』『ロック・オブ・モーゼス』等多数。

「2018年 『ニードルス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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