重金属青年団 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.20
  • (7)
  • (12)
  • (43)
  • (6)
  • (3)
本棚登録 : 143
感想 : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041888018

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • イカれた1100カタナ
    ジャンキーのZ
    他者からの理解や受容なしに、人は成長できない。

    …ただ、私たちはかけがえのない一人であると同時に、多数の中の一人でもある。自分の成長のために誰かを踏み台にしていいとは、絶対に思えない…。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    ヤク中で慢性自殺志願者のブンガクさん。浅草置屋の娘で、文学少女のくせに暴走族にも一目置かれているタカミ。二人を乗せたフェアレディZ改は、深夜の中央高速を疾走った…。H・M・C。レコードすらかけられない元ライブ・ハウス。ここには、毎夜社会不適合の若者たちが集う。辿り着いた二人は、彼らとともにH・M・Cを後にした。北へ―。刺激を求め、快楽を貪るために。音楽と単車。薬と暴力。救いのない魂の行方を描く感動の青春ロード・ノヴェル。

  • うーん…。登場人物たちが個性的なのはわかるのだが、それがそれぞれ過剰というかなんというか、個性的であるための人物造形に思えてしまう。確かにロード・ノヴェルではあるが、その旅の果てに彼らが何を見つけたかというと、オッサンが開くバイクショップでみんな仲良く暮らしていこうという結末には拍子抜けしてしまった。ブンガクさんをクスリから救い出そうとするところで、これまで淡々と過ぎてきたストーリーがいっきに緊張感をはらんだもの(「ひかりごけ」)になるかと思ったが、それほどでもなく、最後にタカミが指輪を海に投げるのもお約束。なんとなく乗り切れないまま読み終わってしまった。

  •  花村萬月6冊目、こちらはデビュー作から3冊目になる。『ゲルマニウムの夜』(芥川賞受賞作)から8年前の作品、闇の深さはまだ許容範囲内(理解可能)として、このぐらいにとどめておけないところが花村萬月たる所以のなだろう。そう言いながらも、池上冬樹の解説を読んで『なで肩の狐』が無性に読みたくなる。

  • 欠けている人だからこその優しさに満ち溢れた小説です。

    欠けているからこそそれぞれが集まり補い成長していくんだろうな。

  • ヤク中で慢性自殺志願者のブンガクさん。
    浅草置屋の娘で、文学少女のくせに暴走族にも一目置かれているタカミ。
    二人を乗せたフェアレディZ改は、深夜の中央高速を疾走った…。
    H・M・C。
    レコードすらかけられない元ライブ・ハウス。
    ここには、毎夜社会不適合の若者たちが集う。
    辿り着いた二人は、彼らとともにH・M・Cを後にした。
    北へ―。
    刺激を求め、快楽を貪るために。
    音楽と単車。
    薬と暴力。
    救いのない魂の行方を描く感動の青春ロード・ノヴェル。

  • 全体としてはチープでうすっぺらいんだけど、


    花村萬月は、ぜったいこれは間違っていない、っていう文が作中に何個も出てくるんだよなぁ


    「もっと光を」はいかがかと思ったけど使い方はこれが正しい

  • とにかく優しい。

  • 初めて読んだ萬月作品。痺れました。北海道に行きたいなぁ。

  • どうにも読む気がしなくリタイア。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1955年東京都生まれ。1989年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。1998年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、同年「王国記」シリーズの序にあたる「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川龍之介賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『ブルース』『笑う山崎』『二進法の犬』「百万遍」シリーズ、「私の庭」シリーズ、『浄夜』『ワルツ』『裂』『弾正星』『信長私記』『太閤私記』『花折』などがある。

「2020年 『帝国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

花村萬月の作品

ツイートする
×