重金属青年団 (角川文庫 は 16-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041888018

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  •  花村萬月6冊目、こちらはデビュー作から3冊目になる。『ゲルマニウムの夜』(芥川賞受賞作)から8年前の作品、闇の深さはまだ許容範囲内(理解可能)として、このぐらいにとどめておけないところが花村萬月たる所以のなだろう。そう言いながらも、池上冬樹の解説を読んで『なで肩の狐』が無性に読みたくなる。

著者プロフィール

1955年東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『ブルース』『笑う山崎』『二進法の犬』「武蔵」シリーズ、『浄夜』『ワルツ』『裂』『弾正星』『信長私記』『太閤私記』『対になる人』など。

「2021年 『夜半獣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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