- Amazon.co.jp ・本 (523ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041898093
感想・レビュー・書評
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臭う。臭う。臭う。
花村萬月の小説はどれもこれも臭う小説ばかりだ。
この「夜を撃つ」も飛び切りに人間臭い小説だ。
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『甘える』ことがこんな状態で表されて良いのかと思いました。藍子の心には胸を打たれました。
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常人の感情を欠損している峰岸情がたどり着く果てがあるのだろうか、この少年に関わる者たちが暗い闇に吸い込まれる様をみる。アンダーグランド小説の村上龍と比べても暴力描写では間違いなく勝っている。理屈で理解できない暴力はもの凄く薄気味悪い。
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家庭児童相談室の調べによりますと、親近相姦って結構あるようです。
そして、男児からの相談がとっても多いそうです。
興味深い。。。
でも、しょがないよね。。。って気がしちゃう僕ってどうなんだろう??
テーマが秀逸。夜を撃つ。だもん。。よむっしょww
まあ、はっきりいってこういう倒錯的な本って、好きなんですよね。
疲れたくない方には勧めませんw
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本棚を整理して出てきた本。
昔読んでたんだろうけど、何も記憶にないので再読。。。なのかな?
不良少年と二人の警察官と、その周りの女性たちの物語。
少年はどんどん壊れていくし、警察官も辞めて、こちらもどんどん壊れていく。
唯一、最後に不良少年の彼女が普通に結婚した場面のみ救われる。
陰鬱で救いようのない話なんだけど、なかなか面白かった。
花村萬月って、他も読んでみてもいいかもしれない。 -
残念ながらすべてにおいて中途半端
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非行少年がどんどん破滅していく話。救いがなくてしんどい話なんだけど、そんな中でもバイクの描写がやたらと詳しいのが花村文学。主人公を追いかける元警官の2人が乗るバイクがやたらとゴツいバイクだったのが印象的。
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救われたのか救われなかったのかわかんね