四十雀の恋もステキ (角川文庫 さ 29-8)

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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041901083

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  • 柴門さん、ある意味芸能人のような人でありながら、収入以外はものすごく普通であることに驚かされます。いや、むしろ世間一般の40代の女性よりもうんと発想が地味です。まるで「オバサン」というニックネームを付けられてしまう田舎の女子高生のような老け感があります。輝いている女性にため息をついては「自分の中の女を楽しめる人が女力の強い人なんだ」のくだりは、圧巻。女力と色気、さらにモテとはベツモノという説は納得せずにはいられません。

著者プロフィール

1957年徳島県生まれ。お茶の水女子大学卒。79年漫画家デビュー。『東京ラブストーリー』『あすなろ白書』『同窓生 人は、三度、恋をする』『恋する母たち』など、著書多数。エッセイ集として『恋愛論』『大人の恋力』『そうだ、やっぱり愛なんだ』『老いては夫を従え』など多数。2016年、25年後の物語として描かれた『東京ラブストーリー  After 25 years』で柴門ふみブーム再燃。夫は弘兼憲史氏。

「2020年 『オトナのたしなみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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